あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

第15回東京国際スリーデーマーチ第2日

2010-05-02 22:35:28 | 江戸・東京を歩く
 2010年5月2日(日)

 今日も快晴の小金井公園、東京国際スリーデーマーチ第2日は、20㎞コースの
サクラルートに参加しました。まもなく、出発式が始まろうとしています。

 出発式を終え、8時55分頃スタートしました。公園内の江戸東京博物館分館前
を通過する、サクラルートの参加者。 


 小金井公園の西南端を出てから、しばらくは多摩川上水緑道を西に向かいます。


 間もなく緑道を出ようとするあたりは、クヌギなどの豊富な広葉樹に覆われた
緑陰です。


 緑道を出て、西武国分寺線の恋ヶ窪駅付近や国分寺市役所など、狭い歩道の
続く車道を南西に進み、JR中央線の上を越えて国立駅の南を通過し、一橋大の
横を南下し、国立総合体育館のある公園が、今日のチェックポイントでした。

 ここで11時を過ぎ、早くも昼食をする人もかなりいたようです。

 JR南武線の南で、40㎞コースと合流して折返し、谷保天満宮に入ります。

 平安時代の学者で政治家でもあった、菅原道真を祭った社で、合格祈願のお札
がたくさん下がっていました。

 境内には、こんな自動車が…。明治41年(1908)、有栖川宮威仁親王が、初
めてのガソリン自動車3台など11台で、「遠乗会」と呼ぶドライブを、ここ谷保天満
宮を目的地としたときの、自動車の模型のようです。


 JR南武線谷保駅前は、アメリカハナミズキが花盛り。 


 駅前から北に向かう通りは、JR中央線国立駅まで延びる「大学通り」と呼ばれ、
両側には、国立市の保存樹になっている、サクラ、ケヤキ、イチョウ、マツなどの
古木が続いていました。


 音楽家の育成で知られる桐朋学園の東で、大学通りに分かれて東へ、せせらぎ
公園が私の昼食地。ここで昼食をする人は少ないのですが、正午過ぎなので、場
所としてはよいところなのです。


 広い武蔵台通りやJR武蔵野線を横切り、武蔵国分寺跡の北側には、境内が万葉
植物園にもなっている、緑豊富な国分寺があります。


 国分寺の東には、国分寺崖線と呼ぶ、北側台地の斜面からのきれいな湧水が流れ、
それに沿った「お鷹の道」を通過します。

 国分寺駅近くまで上がってにぎやかな通りを抜け、やがて昨日歩いた野川の上流
になる野川緑道に入りました。


 中ほどには、色鮮やかなツツジがたくさん咲いていました。


 小金井街道に出て北に上がり、JR中央線武蔵小金井駅に向かう通りには、幾
つかの新しいお地蔵さんがありますが、これはその一つ、「しあわせ地蔵」と呼ぶ、
ウオーキングスタイルのお地蔵さん。


 高架化されて新しくなった、武蔵小金井駅の横を北に進み、14時36分に、小金
井公園の中央会場にゴールしました。

 今日は、公園内にある小金井市民体育館で開催中の、「完全復元伊能図全国
巡回フロア展」を観覧しました(入館料500円、チラシ持参で100円引き)。


 体育館の広いフロア一帯に、伊能忠敬が200年前に全国を歩いて測量して造
った地図の、完全コピー図が展示されていて、上を自由に歩いて見られるように
なっていました。

 この催しは明日までこの会場で開催され、このあとも全国各地で同様な展示が
予定されています。

(天気 快晴、距離 24㎞、歩行地 小金井市、小平市、国分寺市、国立市、
 府中市、歩数 35,900)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする