引越後の後片付けで、なかなか時間がとれず、ブログへのアップも遅れがちになってしまいました。
数日前には荷物を持ち上げようとして、軽いぎっくり腰にもなったのですが、病院に行くほどでもなく
回復に向かっており、ホッとしています。
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2011年6月12日(日)
カントリーウオークグループの第184回例会に参加する。集合地は埼玉高速鉄道の新井宿(あらい
じゆく)駅。10時13分にスタートした。
==川口グリーンセンターから北へ==
まずは全員で赤山の建長寺へ。関東軍代伊奈忠治(ただはる)により元和4年(1618)、伊奈家の
菩提寺として再興された寺。山門脇に川口市保存樹木のヒマラヤスギが立ち、正面に堂々たる本堂が
ある。境内左手に、小さめながら10数基の板碑が集められていた。
新井宿の集落を西に向かう。県道105号を挟んで4つの寺社が集り、道路際の神社は2つとも氷川
神社。西側の宝蔵寺は、サクラなど豊富な緑に囲まれていた。
アジサイの咲き競う宝蔵寺北側の細道を国道122号の西に抜け、給水塔の横を回って川口グリーン
センターの北側に出た。ここで、見沼代用水(みぬまだいようすい)を回る遠距離グループと、直接北に
向かうグループに分かれる。
遠距離グループは、グリーンセンター↑入口前を通過し、根岸橋から見沼代用水東縁(ひがしべり)沿
いの道に入る。その先で代用水はV字状に回っているので、ゴルフ練習場のある台集落の南側台地下
を直進する緑陰の道をショートカットし、台橋のところで見沼代用水沿いに戻る。
すぐ先の台地側、緑に囲まれてツツジの咲き残る妙蔵寺には、日蓮上人の立像が立っていた。
代用水東縁に沿って、緑のヘルシーロードを北へ。代用水の流量は豊富で、流れに沿ってアジサイや
栗の花が咲き、色づいたビワの実がたくさん実っている。コンフリーも花盛りだった。
東京外環道の下を抜け、マンション群の先からは、右側に広葉樹に覆われた斜面林が、代用水沿い
には桜並木が続き、豊富な緑陰の小道は気持ちよい。
代用水から木曽呂の台地に上がり、薬王寺に入って小休止する。本堂は寺らしくないコンクリート造り
だが、境内は緑がいっぱいだった。
北側の住宅地を進むと、桑の実がたくさん色づいている。
県道103号を信号で横断し、木曽呂の富士塚と見沼通船堀の間を抜ける。通船堀には草が生い茂り、流
れは見えなかった。
クヌギやシラカシが多いという金崎斜面林に沿って進み、JR武蔵野線の線路下を抜ける。昼食地の川
口自然公園に12時53分に着き、池のほとりにある東屋で昼食にした。
池の北側、アシなどの茂る湿地には遊歩道が巡らされ、西側の広い芝生広場とともに家族連れや子ど
もたちのよい憩いの場になっている。流れに沿ったアジサイも、かなり開花していた。
==芝川調整池から浦和くらしの民家園を経て大崎公園へ==
14時過ぎ、午後のコースに向かう。代用水沿いを大鳥居の立つ東沼神社の先まで進み、見沼ふれあい
農園の横を経て、芝川第一調整池のほとりに出る。
ここで再び、調整池を南から迂回するグループと、東側を回るグループに分かれた。
迂回グループは、広大な芦原の真ん中に見える水辺などを眺めながら南に回ると、桑の木が何本もあり、
色づいた実がたくさんついていた。
新しい揚水場の建物の横を通過し、芝川左岸沿いを北へ。近くに「本多静六博士の森」があり、何種もの
若木が植えられていた。
本多静六は、埼玉県出身で明治の森や日比谷公園などを造った日本初の林学博士。この森は、博士の
考えを取り入れ、自然の力を生かした森造りを目指しているという。
芝川の洪水の際に、流れを調整池に流入させる溢水堤(いつすいてい)を通過し、国道463号の南側に
ある浦和くらしの博物館民家園に入った。ここで東を回った皆さんと合流する。
休憩をかねて、園内に移築された古民家や商家、国登録文化財の旧浦和農協三室支所倉庫などを見て
回る。かつてこの辺りに、ホタルがたくさん飛んでいたことを記した、新しい「蛍の碑」もあった。
クリーンセンターの東まで国道を進み、北側にあるさいたま市園芸植物園に入る。
民家の庭の見本園などを眺め、シモツケソウやアジサイの咲き並ぶ園路を北に抜け、大崎公園へ。ここも
緑が多く、池の周辺や芝生広場などに、多くの人が訪れていた。
この公園も北に抜け、たくさん実のついたブルーベリー畑の横を過ぎ、浦和大の東で国道463号バイパス
や県道105号を横切る。さいたま市とは思えぬ、カントリーウオーク向きの緑陰の土の道を進む。
東北自動車道浦和ICの北側で地下道をくぐって東に出て、浦和レッズ戦の日には混雑するという、埼玉高
速鉄道の終点、浦和美園駅に16時42分にゴールした。
(参加 17人、天気 曇、距離 15.5㎞、地図(1/2.5万) 浦和、歩行地 川口市、さいたま市緑区、
歩数 28,200)
引っ越して4日後のことで、前日の関東百駅に出かけたこともあり、疲れがかなり蓄積していて、帰宅したら
四国遍路などでも経験したことのない、強い疲労感に襲われた。無理は禁物のようだ…。
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数日前には荷物を持ち上げようとして、軽いぎっくり腰にもなったのですが、病院に行くほどでもなく
回復に向かっており、ホッとしています。
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2011年6月12日(日)
カントリーウオークグループの第184回例会に参加する。集合地は埼玉高速鉄道の新井宿(あらい
じゆく)駅。10時13分にスタートした。
==川口グリーンセンターから北へ==
まずは全員で赤山の建長寺へ。関東軍代伊奈忠治(ただはる)により元和4年(1618)、伊奈家の
菩提寺として再興された寺。山門脇に川口市保存樹木のヒマラヤスギが立ち、正面に堂々たる本堂が
ある。境内左手に、小さめながら10数基の板碑が集められていた。
新井宿の集落を西に向かう。県道105号を挟んで4つの寺社が集り、道路際の神社は2つとも氷川
神社。西側の宝蔵寺は、サクラなど豊富な緑に囲まれていた。
アジサイの咲き競う宝蔵寺北側の細道を国道122号の西に抜け、給水塔の横を回って川口グリーン
センターの北側に出た。ここで、見沼代用水(みぬまだいようすい)を回る遠距離グループと、直接北に
向かうグループに分かれる。
遠距離グループは、グリーンセンター↑入口前を通過し、根岸橋から見沼代用水東縁(ひがしべり)沿
いの道に入る。その先で代用水はV字状に回っているので、ゴルフ練習場のある台集落の南側台地下
を直進する緑陰の道をショートカットし、台橋のところで見沼代用水沿いに戻る。
すぐ先の台地側、緑に囲まれてツツジの咲き残る妙蔵寺には、日蓮上人の立像が立っていた。
代用水東縁に沿って、緑のヘルシーロードを北へ。代用水の流量は豊富で、流れに沿ってアジサイや
栗の花が咲き、色づいたビワの実がたくさん実っている。コンフリーも花盛りだった。
東京外環道の下を抜け、マンション群の先からは、右側に広葉樹に覆われた斜面林が、代用水沿い
には桜並木が続き、豊富な緑陰の小道は気持ちよい。
代用水から木曽呂の台地に上がり、薬王寺に入って小休止する。本堂は寺らしくないコンクリート造り
だが、境内は緑がいっぱいだった。
北側の住宅地を進むと、桑の実がたくさん色づいている。
県道103号を信号で横断し、木曽呂の富士塚と見沼通船堀の間を抜ける。通船堀には草が生い茂り、流
れは見えなかった。
クヌギやシラカシが多いという金崎斜面林に沿って進み、JR武蔵野線の線路下を抜ける。昼食地の川
口自然公園に12時53分に着き、池のほとりにある東屋で昼食にした。
池の北側、アシなどの茂る湿地には遊歩道が巡らされ、西側の広い芝生広場とともに家族連れや子ど
もたちのよい憩いの場になっている。流れに沿ったアジサイも、かなり開花していた。
==芝川調整池から浦和くらしの民家園を経て大崎公園へ==
14時過ぎ、午後のコースに向かう。代用水沿いを大鳥居の立つ東沼神社の先まで進み、見沼ふれあい
農園の横を経て、芝川第一調整池のほとりに出る。
ここで再び、調整池を南から迂回するグループと、東側を回るグループに分かれた。
迂回グループは、広大な芦原の真ん中に見える水辺などを眺めながら南に回ると、桑の木が何本もあり、
色づいた実がたくさんついていた。
新しい揚水場の建物の横を通過し、芝川左岸沿いを北へ。近くに「本多静六博士の森」があり、何種もの
若木が植えられていた。
本多静六は、埼玉県出身で明治の森や日比谷公園などを造った日本初の林学博士。この森は、博士の
考えを取り入れ、自然の力を生かした森造りを目指しているという。
芝川の洪水の際に、流れを調整池に流入させる溢水堤(いつすいてい)を通過し、国道463号の南側に
ある浦和くらしの博物館民家園に入った。ここで東を回った皆さんと合流する。
休憩をかねて、園内に移築された古民家や商家、国登録文化財の旧浦和農協三室支所倉庫などを見て
回る。かつてこの辺りに、ホタルがたくさん飛んでいたことを記した、新しい「蛍の碑」もあった。
クリーンセンターの東まで国道を進み、北側にあるさいたま市園芸植物園に入る。
民家の庭の見本園などを眺め、シモツケソウやアジサイの咲き並ぶ園路を北に抜け、大崎公園へ。ここも
緑が多く、池の周辺や芝生広場などに、多くの人が訪れていた。
この公園も北に抜け、たくさん実のついたブルーベリー畑の横を過ぎ、浦和大の東で国道463号バイパス
や県道105号を横切る。さいたま市とは思えぬ、カントリーウオーク向きの緑陰の土の道を進む。
東北自動車道浦和ICの北側で地下道をくぐって東に出て、浦和レッズ戦の日には混雑するという、埼玉高
速鉄道の終点、浦和美園駅に16時42分にゴールした。
(参加 17人、天気 曇、距離 15.5㎞、地図(1/2.5万) 浦和、歩行地 川口市、さいたま市緑区、
歩数 28,200)
引っ越して4日後のことで、前日の関東百駅に出かけたこともあり、疲れがかなり蓄積していて、帰宅したら
四国遍路などでも経験したことのない、強い疲労感に襲われた。無理は禁物のようだ…。
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