あるきメデス

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さいたま新都心の写真展と氷川神社から県立博物館へ(埼玉)

2013-03-12 22:56:57 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2013年3月12日(火)

 暖かい日和となった今日は、カントリーウオークの仲間のKさんから、所属されている
大宮山岳会の「60周年記念写真展」の案内をいただいていたので、出かけました。

 JR埼京線の北与野駅で下りて、JR京浜東北線のさいたま新都心駅との間にある「け
やき広場」に向かいます。


 けやき広場は、さいたま新都心駅の改札口から通じる2階に設けられたデッキ上に植え
込まれたけやきを囲む広場です。


 写真展は、このけやき広場の下、1階のオープンスペースで開催されていました。


 大宮山岳会の会旗と、メンバーの一部の写真。


 会員の何人かが撮った写真が、オープンスペースを囲んで展示されていました。






 写真は国内だけでなく、海外遠征で撮った作品もありました。


 この写真展は、3月13日(水)までです。

 見終わった頃には正午を過ぎていたので、「そばのそば屋でそば定食の昼食に」(なん
だか早口言葉のよう…)。




 食事を終えてけやき広場に上がり、さいたま新都心駅前のアーチを東に抜けました。


 駅の東を走る旧中山道を北に少しで、一の鳥居をくぐり武蔵一宮の氷川神社に通じる参
道に入ります。


 参道は真っ直ぐ北へ2㎞近く伸びていて、両側には約650本の高木があり、そのうち
約65%がケヤキで、スダジイが約10%、ほかにクスノキ、エノキ、サクラなど37種
の樹木で構成され、その中の20本はさいたま市の天然記念物とのこと。


 この道は、さいたま市のシンボルロード「風の道」とも呼ばれているようです。


 ほぼ中間点にある十丁の標柱。丁石は1丁(約109m)ごとに立っていて、氷川参道
には十八丁まであるのです。


 この先も、ケヤキを主とした並木が続きます。


 この参道は、ずっと以前からケヤキ並木だったのかと思っていましたが、氷川神社でも
らったリーフレットによれば、昭和初期にはうっそうとした杉並木に覆われていたのが、
戦中、戦後の資材難から伐採されたことや、車の排気ガスや地下水脈の低下などにより、
ケヤキに変わったようです。

 さらに古い時代には、参道沿いに松の並木が描かれた絵図もあるとか。

 大宮駅から延びる通りを横断すると、二の鳥居が立っています。


 参道の脇には、このようなだんご屋さんや、手焼きの岩せんべい屋さん、とうふ店など、
古くからの店も残っていました。


 第三の鳥居をくぐり、いよいよ氷川神社境内へ。


 氷川神社には1か月前の2月11日(祝)に、カントリーウオークグループの20周年
記念例会で来て参拝したばかり。この山門前で記念撮影をしました。


 今日も拝殿に参拝してきました。


 神社の東や北側は赤松や桜ノ豊富な大宮公園ですが、東側には小規模ながら梅林もあり、
白梅、紅梅が咲き残っています。




 梅をスケッチするグループも。


 梅林の北に下る緑に囲まれた池があり、カルガモなどの姿が見られました。




 池の北東にある、県立歴史と民俗の博物館を観覧することにして、入館しました。


 館内は10の展示室に分かれていて、旧石器時代から現代までの埼玉県の歴史が順次理
解出来るようになっています。

 これは、行田市の稲荷山古墳から出土された国宝の金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)。
西暦471年のもので、昭和53(1978)年9月に発掘されたときには国内で大きな
話題になりました。




 第6室には板碑が並んでいますが、右端は日本最大の板碑で、高さ5m37㎝あり、応
安2(1369)年の銘があり、現地の長瀞町で私も10数年前に見ています。


 1時間余り観覧して館を出て、公園の西側から大宮駅に行き、駅西口にあるソニックシ
ティまで足を伸ばしました。

 ソニックシティの2階と地下1階に、埼玉県観光物産館があると、今日途中でもらった
パンフレットに紹介されていたので行ってみたのですが、県内の酒や調味料、菓子、工芸
品などの直売が主で、私の目的の県内各市町村の観光パンフレットはいくらもないので、
期待はずれでした。

 15時過ぎに大宮駅に戻り、JR埼京線で帰路につきました。

 ちなみに、今日の北与野駅からのウオーキング距離は7㎞余りでした。


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