前回アップした4月25日(金)の秩父札所巡り4回目では、秩父市中心街の西側を北
東から南西へと歩いたので、市街地の南南東にそびえる日本二百名山の一つである武甲山
(ぶこうさん)(1,304m)の姿をあちこちで眺めることが出来ました。
初回から3回目までの秩父札所巡りでも、多くの札所やその周辺から武甲山は眺めてい
ましたが、もやで霞んだりした日もあり、今回はロケーションと天気に恵まれて、移動す
るにつれて少しずつ変わる姿をとらえたので、歩いた行程に従い紹介します。
最初は、国道299号の秩父橋に近い荒川左岸段丘上にある、20番札所岩之上堂のそ
ばからの武甲山。場所は秩父市中寺尾です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ac/40b0847c0ebebbef7d5f1d514a6f1f3e.jpg)
次は、岩之上堂から南西へ少し進んだ、やはり荒川の左岸段丘上の道路から。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/10/35b0c9c4a5dc745a465c83db2334ee2b.jpg)
手前の桃の花はほとんど散っていました。
こちらは、上寺尾の県道72号から左折して南側の22番童子堂を巡り、近くの巡礼道
から。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/b5/c382ffc7e9d5bde0cfdb7671a25e7091.jpg)
右手の橋は、秩父駅から西へ、ミューズパークに延びる車道の、荒川にかかる秩父公園
橋。
22番童子堂から南西へ、小鹿坂峠下にある23番音楽寺に向かって上がる巡礼道の途
中、広葉樹林の間で展望が得られたところから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/45/b10e17a34b9dfd0a3e49fb9a4f248542.jpg)
右下に咲くのはミツマタです。
23番音楽寺から24番法泉寺への巡礼古道の多くは、林間を進みますが、林が切れた
一角で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/26/f570219be1164184b944ea31892ad185.jpg)
秩父市別所の24番法泉寺を過ぎ、大久保の酒蔵資料館と秩父十三仏霊場の宝林院との
間で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/a9/ad22ae2451b0a3fc725222d2bef0f050.jpg)
紅白のアメリカハナミズキ
宝林院からこの日最後の札所、25番久昌寺へ向かう県道72号の道すじ、折区公民館
近く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/47/c6b3344c3e5da0e984a7c750fc3e0cbe.jpg)
25番久昌寺境内、かなり散っていたシダレザクラの向こうに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ed/166ff03361587580df8df11649be69a0.jpg)
25番久昌時から、この日のゴール秩父鉄道の浦山口駅への道。久那小の先の開けたと
ころで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/8c/69de5b6c067ac8d40ca15f353d89a7c1.jpg)
石灰岩の採掘跡がはっきりと見えたのは、久しぶりのことでした。
こちらも、少し先の落合集落の車道から。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/b8/f7f2b2ac2e60a0a6ce53ba7d376087ea.jpg)
この先で荒川の久那橋を渡れば、浦山口駅はすぐ近くです。
ちなみに、全山が石灰岩という武甲山の石灰岩は日本屈指の良質な大鉱床で、可採掘量
は約4億トンと推定されており、明治期からセメントの原料として採掘が進められていま
す。
昭和15年(1940)に秩父石灰工業が操業を開始後は、山の姿が変わるほど大規模
な採掘が進められて、特に北斜面は山体の崩壊がいちじるしくなっていて、明治33年
(1900)の測量では標高1,336mだったのが、山頂付近も採掘が進められたため、
三角点が移転させられ、昭和52年(1977)には標高1,295mとされました。
2002年に改めて調査したところ、三角点より西へ約25m離れた地点での標高が
1,304mだったので、国土地理院はここを最高地点と改めたとのこと。現在の2万5
線分の1地形図「秩父」では、1,295mの三角点と1,304mの最高点の両方が表
示されています。
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東から南西へと歩いたので、市街地の南南東にそびえる日本二百名山の一つである武甲山
(ぶこうさん)(1,304m)の姿をあちこちで眺めることが出来ました。
初回から3回目までの秩父札所巡りでも、多くの札所やその周辺から武甲山は眺めてい
ましたが、もやで霞んだりした日もあり、今回はロケーションと天気に恵まれて、移動す
るにつれて少しずつ変わる姿をとらえたので、歩いた行程に従い紹介します。
最初は、国道299号の秩父橋に近い荒川左岸段丘上にある、20番札所岩之上堂のそ
ばからの武甲山。場所は秩父市中寺尾です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ac/40b0847c0ebebbef7d5f1d514a6f1f3e.jpg)
次は、岩之上堂から南西へ少し進んだ、やはり荒川の左岸段丘上の道路から。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/10/35b0c9c4a5dc745a465c83db2334ee2b.jpg)
手前の桃の花はほとんど散っていました。
こちらは、上寺尾の県道72号から左折して南側の22番童子堂を巡り、近くの巡礼道
から。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/b5/c382ffc7e9d5bde0cfdb7671a25e7091.jpg)
右手の橋は、秩父駅から西へ、ミューズパークに延びる車道の、荒川にかかる秩父公園
橋。
22番童子堂から南西へ、小鹿坂峠下にある23番音楽寺に向かって上がる巡礼道の途
中、広葉樹林の間で展望が得られたところから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/45/b10e17a34b9dfd0a3e49fb9a4f248542.jpg)
右下に咲くのはミツマタです。
23番音楽寺から24番法泉寺への巡礼古道の多くは、林間を進みますが、林が切れた
一角で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/26/f570219be1164184b944ea31892ad185.jpg)
秩父市別所の24番法泉寺を過ぎ、大久保の酒蔵資料館と秩父十三仏霊場の宝林院との
間で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/a9/ad22ae2451b0a3fc725222d2bef0f050.jpg)
紅白のアメリカハナミズキ
宝林院からこの日最後の札所、25番久昌寺へ向かう県道72号の道すじ、折区公民館
近く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/47/c6b3344c3e5da0e984a7c750fc3e0cbe.jpg)
25番久昌寺境内、かなり散っていたシダレザクラの向こうに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ed/166ff03361587580df8df11649be69a0.jpg)
25番久昌時から、この日のゴール秩父鉄道の浦山口駅への道。久那小の先の開けたと
ころで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/8c/69de5b6c067ac8d40ca15f353d89a7c1.jpg)
石灰岩の採掘跡がはっきりと見えたのは、久しぶりのことでした。
こちらも、少し先の落合集落の車道から。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/b8/f7f2b2ac2e60a0a6ce53ba7d376087ea.jpg)
この先で荒川の久那橋を渡れば、浦山口駅はすぐ近くです。
ちなみに、全山が石灰岩という武甲山の石灰岩は日本屈指の良質な大鉱床で、可採掘量
は約4億トンと推定されており、明治期からセメントの原料として採掘が進められていま
す。
昭和15年(1940)に秩父石灰工業が操業を開始後は、山の姿が変わるほど大規模
な採掘が進められて、特に北斜面は山体の崩壊がいちじるしくなっていて、明治33年
(1900)の測量では標高1,336mだったのが、山頂付近も採掘が進められたため、
三角点が移転させられ、昭和52年(1977)には標高1,295mとされました。
2002年に改めて調査したところ、三角点より西へ約25m離れた地点での標高が
1,304mだったので、国土地理院はここを最高地点と改めたとのこと。現在の2万5
線分の1地形図「秩父」では、1,295mの三角点と1,304mの最高点の両方が表
示されています。
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