2014年5月25日(日)
土日のカントリーウオークグループの1泊例会には要件が重なり参加出来なかったが、
日曜日だけ空いたので、山浦敬子さんのアートウオークセラピーに参加した。
集合は京浜急行久里浜線の終点、三崎口駅。10時2分発荒崎行きバスで終点の荒崎バ
ス停まで行き、10時30分に出発する
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/b2/84c2eb140d6c8fcc345319f7dcec99b3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/fe/861041022e30f4d70c995fba23ca7c92.jpg)
バス停のある交差点から南への細道へ。民家の傍らに寒天の原料、テングサが干してあ
り、近くのお宅ではユスラウメが色づく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/42/2237ab2a5bf0039110da11c95d5624a2.jpg)
すぐ先に「三浦札所三十一番観世音菩薩」の石柱が立っていた。少しだけの斜面中腹に、
豊富な広葉樹を背にしたお堂があった。お堂の天井には横須賀市文化財の板墨画の龍の図
があるようだが外からは見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/b4/4d2f47d50e1f7afb2304eb49aeffd4c6.jpg)
社殿背後に回ると、錫杖(しゃくじよう)を持ったお地蔵さんが立っている。錫杖まで
一つの石で彫られている珍しい地蔵菩薩だという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/60/6a65152d82dd6008068782b05f2d2c14.jpg)
隣の民家のご主人が、観音堂は開けて入れると教えてくれた。中に入り、本尊正観音菩
薩の祭られた厨子に参拝する。
三浦三十三観音は1週間前の5月18日まで本開帳されていたが、終わっていたので厨
子の扉は閉ざされていた。
この観音堂は「荒井観音堂」といわれ、鈴木家個人の所有とのこと。鈴木家の先祖は源
義経の家臣の鈴木重家の子、家長で、ここ長井領の領主だったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/75/bc91f92a3c77b51aff1d069a55008900.jpg)
天井に描かれた龍の絵は、江戸時代の文人画家、谷文晁の作といわれ、横須賀市指定文
化財。横の格天井にも何か描かれているが、色あせていて判別しにくい。
道路際には、「海士(あま)の屋は 小海老にまじる いとどかな」と刻まれた芭蕉句
碑が立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ef/b48e592ed958826db2dfc56cec1f441d.jpg)
緩やかな斜面を上がり、神社に行こうとしたが見当たらない。生け垣の間からかやぶき
屋根の民家が見えた。広い芝生の庭でご主人らしい方が草取りをしていたので声をかけ、
芝生に入って見せていただく。屋根は近年葺(ふ)き替えたばかりとのことだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/a2/ad6c0753464d7e9df2ce0e7ab29a8a83.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f2/0f41a7a26284de73b7884b45dfb81df1.jpg)
ウグイスの鳴く林の横を下り、東側の海岸沿いに出た。岸壁には漁船やレジャーボート
などが係留されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/10/17842e5aa8ff6d4bef6638a6fee6835a.jpg)
そばのうっそうたる森に祭られた住吉神社へ。社殿は小さめの簡素な造り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/d9/2db4499615bcd442c066b5a964ed6eed.jpg)
湾沿いの道に桑の木が2本あり、桑の実が色づく。黒いのを摘み取り口に入れると甘か
った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/50/76f6f4f3e0f1bab464332f131f3a8671.jpg)
出発した荒崎バス停に戻り、今度は東に向かう。
木の根や曲がった枝などを飾り付けた民家の前を通過し、小さいピークを上がり下りし
て観明寺に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/30/50c7c9f92410ebe3b190c0b1d851c7fa.jpg)
山門には、蓮如上人御真筆という額が掲げられている。本堂の前には、フェニックスの
古木が太い支柱に支えられて立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/88/907f535d92a364069f37b4a3b22d9521.jpg)
寺の入口の路上には、「長井町荒井の道切り」と呼ぶしめ縄が下がっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/76/80c67b8fb945956d1baf13d1bb2309f7.jpg)
毎年5月15日と11月15日の住吉神社の祭礼の前に作られ、ここなどムラの三か所
に張って、疫病などがムラに入ってくるのを防ぐのだという。
Y字路に戻って南東へ向かう林間の道路上にも、二つ目の「道切り」があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/5b/eed811aff68af952d340f8953e177108.jpg)
次のY字路には、観音像の庚申塔や青面金剛塔など、古い石塔や石碑が並んでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/f5/b023b006332650073f791da6c2f29e07.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/c9/532d38a0cbe23de5e1d7f4330640a57d.jpg)
台地上に出て花畑の横を通過し、広々とした畑の中を老人ホームに向かって進む。手前
を少し下がると狭い湾になっていて、海からの風が気持ちよい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/64/834cdac8b781bd8f179306dea0f41036.jpg)
湾を見下ろす絶好の場所にコンクリート造りのりっぱな廃屋があった。正午近いので場
所を借りて、建物の下から海を眺めながら昼食とする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/6e/5dd3d7cc462dfc8e3258aae82adfe62f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/98/6756554b3e621c6a6227dcdb1dc60f99.jpg)
老人福祉施設「サニーヒル横須賀」のそばを左折し、畑の間を北に向かう。無農薬栽培
なのだろうか、草の伸びるに任せたキャベツ畑が何枚か見られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/cf/87a4746da6ce26560e356e5ccf8c6067.jpg)
畑が終わって突き当たり、少しの住宅地を東にすぐ、「天地生成」と大きく刻まれた
「栗谷浜埋立土地改良記念碑」が立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/eb/9ed96b3c8bfb414befc25e516ecd6394.jpg)
この辺りは以前、小さい舟泊まりのある湾が入り組んだ複雑な地形だったが、横須賀市
の生活廃棄物を埋め立てて環境浄化と地域開発を行うために、昭和54年(1979)か
ら土地改良事業を実施し、現在のような広い畑に変わったことなどが記されていた。
すぐ先の南側一帯は、「ソレイユの丘」とも呼ぶ広大なエリアの「長井海の手公園」で、
入場は無料。中には、子どもの遊び場やお花畑、水場、牧場などがあるようで、駐車場に
は来園者の車が並び、園内は家族連れなどで賑わう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/d3/3c478207959d5e347836134670817d8f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/33/d4745f5770f381ec586d61621f122514.jpg)
それら施設の方には回らず、入園ゲートを入って左へ、エン麦(ばく)畑の横を通って
東北の出口から出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/73/6071909225c12469423551f2c184b9df.jpg)
公園の東に並ぶ5本のアンテナ塔の敷地の東側、カボチャ畑などの間を回って唐池の集
落へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/e5/37fb33674d81df6a7a35d54459e57fe8.jpg)
神社マークのところに小さい社殿が祭られていたが、神社の名は分からない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/4b/cf1d10e4e196056fcf4a1107ec9ec7bf.jpg)
集落の東端付近から道路の南側一帯は「YMCA三浦ふれあいの村」。県立の施設を横
浜YMCAが管理し、学校や団体を対象に、キャンプや海水浴、磯の観察、野外炊事など、
自然を相手のプログラムが用意されているようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/80/179193e073e70e3fcce57185bf4238d3.jpg)
ふれあい村の東北端、T字路際に「和田城址」の説明板が立っていた。この辺りは和田
小太郎義盛の居館趾で、三浦半島有数の穀倉地帯としてこの地から多くの兵士が出陣し、
食料を戦陣に送ったことなどが記されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/63/a10954972207be02e3ff84f84cfbccfa.jpg)
T字路を入り、ふれあい村の南東端付近でスケッチタイムに。記念撮影後、前面に広が
るカボチャ畑などを短時間でスケッチした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/ff/fc0de1d07faafa66b79bbdc6d45ade0e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/bd/61ddd616c58a226fdfea12382fe72208.jpg)
ふれあい村の南側からスイカやカボチャ畑の間を進み、折り返して矢作(やはぎ)の広
大な畑作地帯を北東に向かう。畑の向こうに陸上競技場のスタンドのような、ふれあい村
の大きな建物が一望できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/5f/19afa01efa600d653c2df542c6771396.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/0f/163434bcb18322794f01418d9c6a14da.jpg)
花の咲くジャガイモ畑やネギ畑もあり、吹く風はさわやか。標高27mながら広々とし
た展望を楽しみ、北側の森ノ後集落に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/84/a600854044a7c0a941edf156a1b3b389.jpg)
国道に向かう台地の下り際に天王様を祭る小さい社殿があり、傍らに「和田義盛舊里碑」
が立ち、鎌倉武士和田義盛の栄枯盛衰の歴史が記されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/5a/a5e9a3c60429cf8c4ab968688aadf581.jpg)
国道134号の和田交差点に出て、そばの和田バス停に14時9分に着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/e5/bacc7141e8f4a38d2055174b155fba54.jpg)
14時21分のバスは行楽客で大混雑、ようやくステップを上がる。でも三崎口駅は近
い。14時29分に着き、8分後の京浜急行泉岳寺行き快速急行で帰途についた。
(参加 4人、天気 曇一時晴、距離 6㎞、地図(1/2.5万) 秋谷、歩行地
横須賀市、三浦市、歩数 11,800)
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土日のカントリーウオークグループの1泊例会には要件が重なり参加出来なかったが、
日曜日だけ空いたので、山浦敬子さんのアートウオークセラピーに参加した。
集合は京浜急行久里浜線の終点、三崎口駅。10時2分発荒崎行きバスで終点の荒崎バ
ス停まで行き、10時30分に出発する
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/b2/84c2eb140d6c8fcc345319f7dcec99b3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/fe/861041022e30f4d70c995fba23ca7c92.jpg)
バス停のある交差点から南への細道へ。民家の傍らに寒天の原料、テングサが干してあ
り、近くのお宅ではユスラウメが色づく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/42/2237ab2a5bf0039110da11c95d5624a2.jpg)
すぐ先に「三浦札所三十一番観世音菩薩」の石柱が立っていた。少しだけの斜面中腹に、
豊富な広葉樹を背にしたお堂があった。お堂の天井には横須賀市文化財の板墨画の龍の図
があるようだが外からは見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/b4/4d2f47d50e1f7afb2304eb49aeffd4c6.jpg)
社殿背後に回ると、錫杖(しゃくじよう)を持ったお地蔵さんが立っている。錫杖まで
一つの石で彫られている珍しい地蔵菩薩だという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/60/6a65152d82dd6008068782b05f2d2c14.jpg)
隣の民家のご主人が、観音堂は開けて入れると教えてくれた。中に入り、本尊正観音菩
薩の祭られた厨子に参拝する。
三浦三十三観音は1週間前の5月18日まで本開帳されていたが、終わっていたので厨
子の扉は閉ざされていた。
この観音堂は「荒井観音堂」といわれ、鈴木家個人の所有とのこと。鈴木家の先祖は源
義経の家臣の鈴木重家の子、家長で、ここ長井領の領主だったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/75/bc91f92a3c77b51aff1d069a55008900.jpg)
天井に描かれた龍の絵は、江戸時代の文人画家、谷文晁の作といわれ、横須賀市指定文
化財。横の格天井にも何か描かれているが、色あせていて判別しにくい。
道路際には、「海士(あま)の屋は 小海老にまじる いとどかな」と刻まれた芭蕉句
碑が立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ef/b48e592ed958826db2dfc56cec1f441d.jpg)
緩やかな斜面を上がり、神社に行こうとしたが見当たらない。生け垣の間からかやぶき
屋根の民家が見えた。広い芝生の庭でご主人らしい方が草取りをしていたので声をかけ、
芝生に入って見せていただく。屋根は近年葺(ふ)き替えたばかりとのことだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/a2/ad6c0753464d7e9df2ce0e7ab29a8a83.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f2/0f41a7a26284de73b7884b45dfb81df1.jpg)
ウグイスの鳴く林の横を下り、東側の海岸沿いに出た。岸壁には漁船やレジャーボート
などが係留されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/10/17842e5aa8ff6d4bef6638a6fee6835a.jpg)
そばのうっそうたる森に祭られた住吉神社へ。社殿は小さめの簡素な造り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/d9/2db4499615bcd442c066b5a964ed6eed.jpg)
湾沿いの道に桑の木が2本あり、桑の実が色づく。黒いのを摘み取り口に入れると甘か
った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/50/76f6f4f3e0f1bab464332f131f3a8671.jpg)
出発した荒崎バス停に戻り、今度は東に向かう。
木の根や曲がった枝などを飾り付けた民家の前を通過し、小さいピークを上がり下りし
て観明寺に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/30/50c7c9f92410ebe3b190c0b1d851c7fa.jpg)
山門には、蓮如上人御真筆という額が掲げられている。本堂の前には、フェニックスの
古木が太い支柱に支えられて立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/88/907f535d92a364069f37b4a3b22d9521.jpg)
寺の入口の路上には、「長井町荒井の道切り」と呼ぶしめ縄が下がっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/76/80c67b8fb945956d1baf13d1bb2309f7.jpg)
毎年5月15日と11月15日の住吉神社の祭礼の前に作られ、ここなどムラの三か所
に張って、疫病などがムラに入ってくるのを防ぐのだという。
Y字路に戻って南東へ向かう林間の道路上にも、二つ目の「道切り」があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/5b/eed811aff68af952d340f8953e177108.jpg)
次のY字路には、観音像の庚申塔や青面金剛塔など、古い石塔や石碑が並んでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/f5/b023b006332650073f791da6c2f29e07.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/c9/532d38a0cbe23de5e1d7f4330640a57d.jpg)
台地上に出て花畑の横を通過し、広々とした畑の中を老人ホームに向かって進む。手前
を少し下がると狭い湾になっていて、海からの風が気持ちよい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/64/834cdac8b781bd8f179306dea0f41036.jpg)
湾を見下ろす絶好の場所にコンクリート造りのりっぱな廃屋があった。正午近いので場
所を借りて、建物の下から海を眺めながら昼食とする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/6e/5dd3d7cc462dfc8e3258aae82adfe62f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/98/6756554b3e621c6a6227dcdb1dc60f99.jpg)
老人福祉施設「サニーヒル横須賀」のそばを左折し、畑の間を北に向かう。無農薬栽培
なのだろうか、草の伸びるに任せたキャベツ畑が何枚か見られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/cf/87a4746da6ce26560e356e5ccf8c6067.jpg)
畑が終わって突き当たり、少しの住宅地を東にすぐ、「天地生成」と大きく刻まれた
「栗谷浜埋立土地改良記念碑」が立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/eb/9ed96b3c8bfb414befc25e516ecd6394.jpg)
この辺りは以前、小さい舟泊まりのある湾が入り組んだ複雑な地形だったが、横須賀市
の生活廃棄物を埋め立てて環境浄化と地域開発を行うために、昭和54年(1979)か
ら土地改良事業を実施し、現在のような広い畑に変わったことなどが記されていた。
すぐ先の南側一帯は、「ソレイユの丘」とも呼ぶ広大なエリアの「長井海の手公園」で、
入場は無料。中には、子どもの遊び場やお花畑、水場、牧場などがあるようで、駐車場に
は来園者の車が並び、園内は家族連れなどで賑わう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/d3/3c478207959d5e347836134670817d8f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/33/d4745f5770f381ec586d61621f122514.jpg)
それら施設の方には回らず、入園ゲートを入って左へ、エン麦(ばく)畑の横を通って
東北の出口から出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/73/6071909225c12469423551f2c184b9df.jpg)
公園の東に並ぶ5本のアンテナ塔の敷地の東側、カボチャ畑などの間を回って唐池の集
落へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/e5/37fb33674d81df6a7a35d54459e57fe8.jpg)
神社マークのところに小さい社殿が祭られていたが、神社の名は分からない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/4b/cf1d10e4e196056fcf4a1107ec9ec7bf.jpg)
集落の東端付近から道路の南側一帯は「YMCA三浦ふれあいの村」。県立の施設を横
浜YMCAが管理し、学校や団体を対象に、キャンプや海水浴、磯の観察、野外炊事など、
自然を相手のプログラムが用意されているようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/80/179193e073e70e3fcce57185bf4238d3.jpg)
ふれあい村の東北端、T字路際に「和田城址」の説明板が立っていた。この辺りは和田
小太郎義盛の居館趾で、三浦半島有数の穀倉地帯としてこの地から多くの兵士が出陣し、
食料を戦陣に送ったことなどが記されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/63/a10954972207be02e3ff84f84cfbccfa.jpg)
T字路を入り、ふれあい村の南東端付近でスケッチタイムに。記念撮影後、前面に広が
るカボチャ畑などを短時間でスケッチした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/ff/fc0de1d07faafa66b79bbdc6d45ade0e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/bd/61ddd616c58a226fdfea12382fe72208.jpg)
ふれあい村の南側からスイカやカボチャ畑の間を進み、折り返して矢作(やはぎ)の広
大な畑作地帯を北東に向かう。畑の向こうに陸上競技場のスタンドのような、ふれあい村
の大きな建物が一望できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/5f/19afa01efa600d653c2df542c6771396.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/0f/163434bcb18322794f01418d9c6a14da.jpg)
花の咲くジャガイモ畑やネギ畑もあり、吹く風はさわやか。標高27mながら広々とし
た展望を楽しみ、北側の森ノ後集落に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/84/a600854044a7c0a941edf156a1b3b389.jpg)
国道に向かう台地の下り際に天王様を祭る小さい社殿があり、傍らに「和田義盛舊里碑」
が立ち、鎌倉武士和田義盛の栄枯盛衰の歴史が記されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/5a/a5e9a3c60429cf8c4ab968688aadf581.jpg)
国道134号の和田交差点に出て、そばの和田バス停に14時9分に着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/e5/bacc7141e8f4a38d2055174b155fba54.jpg)
14時21分のバスは行楽客で大混雑、ようやくステップを上がる。でも三崎口駅は近
い。14時29分に着き、8分後の京浜急行泉岳寺行き快速急行で帰途についた。
(参加 4人、天気 曇一時晴、距離 6㎞、地図(1/2.5万) 秋谷、歩行地
横須賀市、三浦市、歩数 11,800)
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