2004年10月23日(土)夕方、私は毎年参加して
いる中山道ウオークのメンバーの皆さんと、埼玉県
桶川市から蕨市までを歩き、明日は東京・日本橋に
ゴールというので、川口市のレストランでの完歩前夜
祭に参加していました。
午後5時56分、賑わっていた会場がぐらぐらとゆれ、
みんなビックリ。そのあとも2度の余震を感じ、どこか
分からないが、大地震が起きたということを実感しま
した。
震源地は新潟県中越地方。その中でも甚大な被害
を受けて村に通じる道路が寸断され、全村民が翌春
合併予定の長岡市へ自衛隊のヘリコプターで避難し
た、当時の山古志村のことは、TVや新聞などで何度
となく報道されたので、覚えておられる方も多いかと
思います。
その山古志村を舞台にした映画『マリと子犬の物語』
が上映中と、カントリーウオークの仲間、I さんに聞き、
昨日、所沢市内の映画館で鑑賞してきました。
美しい棚田と錦鯉と闘牛の村・山古志に住む、母
親に死別した幼い兄妹は、お母さん犬「マリ」と3匹
の子犬を飼っていたのですが、あの新潟中越地震
が発生しました。
自宅が倒壊し、がれきの下に閉じこめられた祖父
と妹は、マリの機転により救助の自衛隊員により助
けられ、ヘリコプターで長岡市に避難しました。
しかし人命優先で、マリと子犬は連れて行くことが
できず、とり残されたのです。
マリはただ1匹でわが子を守り、心配していた兄妹
は何日か後、雷雨に遭いながらも自宅までたどりつき、
それを追った父親とともに翌日、再会することができ
たという、感動的な物語です。
この映画の公式Webは下記をご覧下さい。上映館
の一覧もあります。
http://mari-movie.jp/index.html
なお、父親役で主演の船越英一郎さんのことが、
東京本社発行の朝日新聞07年12月18日夕刊に
掲載されています。
この映画のもとになる実話は、『山古志村のマリと
三匹の子犬』という絵本(文藝春秋社刊)で、小中学
生の間で話題になり、12.5万部を超える(07年6月
現在)ベストセラーになっているとのことです。
この映画を紹介してくれた I さんは、ご夫妻でエキ
ストラ出演されたとか。闘牛場の観客とか、ヘリで
避難する村民、長岡市内の仮設住宅などに、たくさ
んの人びとがいましたが、確認出来ませんでした。
ところで私は、地震発生の4年前、2000年9月
4日~5日に山古志村を訪ね、カントリーウオークを
してきました。
そのときのレポートも紹介したいと思い、写真を
探したのですが見つけられず、大きく引き伸ばした
3枚だけあったので、とりあえずその写真だけご覧
いただくことにしましょう。
これは初日、9月4日に種苧原(たねすはら)集落
から民宿のある虫亀に向かう途中の棚田。
向こうに見える雲のかかる山並みは、越後三山の
駒ヶ岳か中の岳と思われます。
この日止まったのは、虫亀の民宿三太夫でした。
民宿を切り盛りされている長島久子さんには、夕食
後までいろいろ話を伺い、山古志周辺の四季を撮った
「古志の里中條均紀(なかじょうまさのり)写真集」を
見せてもらいました。
また、ご自身もワークショップに参加されてまめた、
村民が16年かけて手掘りした延長877mの中山トン
ネルの報告書をいただきました。
この中山トンネル掘削の苦労を描いた映画も、その
後つくられ、2、3年前、東京・中野の映画館で鑑賞
しました。
翌朝もらった名刺は、夫の長島忠美さんのもの。
あの新潟中越地震の際、全村避難に踏み切った村長
さん(現在は衆議院議員)で、その年、初当選したばか
りでした。
ちなみに、長島忠美さんへのインタビュー記事が、
東京本社発行の朝日新聞07年12月20日夕刊「か
ぞくの肖像」覧に掲載されています。
長島久子さんのお勧めで、翌朝朝食前に訪ねた棚田
の写真が、下の2枚。山古志の棚田を撮りに来るカメ
ラマンの、多くが訪ねるところとのことでした。
この美しい棚田も、あの地震で姿を変えてしまった
かもしれません。
民宿で見せてもらった写真集を撮った写真家・中条
均紀さんは、中越地震の復興応援のため、翌2005
年2月に、「山古志村ふたたび」という写真集を、小学
館から刊行されました。
蛇足ながら、私も地震直後、わずかですが長島さん
あて、非常食の足しになるようなものをお送りしました。
その後、山古志は、どののように復興されたのでしょ
うか。もう1度、心休まる棚田を訪ねたいものです。
いる中山道ウオークのメンバーの皆さんと、埼玉県
桶川市から蕨市までを歩き、明日は東京・日本橋に
ゴールというので、川口市のレストランでの完歩前夜
祭に参加していました。
午後5時56分、賑わっていた会場がぐらぐらとゆれ、
みんなビックリ。そのあとも2度の余震を感じ、どこか
分からないが、大地震が起きたということを実感しま
した。
震源地は新潟県中越地方。その中でも甚大な被害
を受けて村に通じる道路が寸断され、全村民が翌春
合併予定の長岡市へ自衛隊のヘリコプターで避難し
た、当時の山古志村のことは、TVや新聞などで何度
となく報道されたので、覚えておられる方も多いかと
思います。
その山古志村を舞台にした映画『マリと子犬の物語』
が上映中と、カントリーウオークの仲間、I さんに聞き、
昨日、所沢市内の映画館で鑑賞してきました。
美しい棚田と錦鯉と闘牛の村・山古志に住む、母
親に死別した幼い兄妹は、お母さん犬「マリ」と3匹
の子犬を飼っていたのですが、あの新潟中越地震
が発生しました。
自宅が倒壊し、がれきの下に閉じこめられた祖父
と妹は、マリの機転により救助の自衛隊員により助
けられ、ヘリコプターで長岡市に避難しました。
しかし人命優先で、マリと子犬は連れて行くことが
できず、とり残されたのです。
マリはただ1匹でわが子を守り、心配していた兄妹
は何日か後、雷雨に遭いながらも自宅までたどりつき、
それを追った父親とともに翌日、再会することができ
たという、感動的な物語です。
この映画の公式Webは下記をご覧下さい。上映館
の一覧もあります。
http://mari-movie.jp/index.html
なお、父親役で主演の船越英一郎さんのことが、
東京本社発行の朝日新聞07年12月18日夕刊に
掲載されています。
この映画のもとになる実話は、『山古志村のマリと
三匹の子犬』という絵本(文藝春秋社刊)で、小中学
生の間で話題になり、12.5万部を超える(07年6月
現在)ベストセラーになっているとのことです。
この映画を紹介してくれた I さんは、ご夫妻でエキ
ストラ出演されたとか。闘牛場の観客とか、ヘリで
避難する村民、長岡市内の仮設住宅などに、たくさ
んの人びとがいましたが、確認出来ませんでした。
ところで私は、地震発生の4年前、2000年9月
4日~5日に山古志村を訪ね、カントリーウオークを
してきました。
そのときのレポートも紹介したいと思い、写真を
探したのですが見つけられず、大きく引き伸ばした
3枚だけあったので、とりあえずその写真だけご覧
いただくことにしましょう。
これは初日、9月4日に種苧原(たねすはら)集落
から民宿のある虫亀に向かう途中の棚田。
向こうに見える雲のかかる山並みは、越後三山の
駒ヶ岳か中の岳と思われます。
この日止まったのは、虫亀の民宿三太夫でした。
民宿を切り盛りされている長島久子さんには、夕食
後までいろいろ話を伺い、山古志周辺の四季を撮った
「古志の里中條均紀(なかじょうまさのり)写真集」を
見せてもらいました。
また、ご自身もワークショップに参加されてまめた、
村民が16年かけて手掘りした延長877mの中山トン
ネルの報告書をいただきました。
この中山トンネル掘削の苦労を描いた映画も、その
後つくられ、2、3年前、東京・中野の映画館で鑑賞
しました。
翌朝もらった名刺は、夫の長島忠美さんのもの。
あの新潟中越地震の際、全村避難に踏み切った村長
さん(現在は衆議院議員)で、その年、初当選したばか
りでした。
ちなみに、長島忠美さんへのインタビュー記事が、
東京本社発行の朝日新聞07年12月20日夕刊「か
ぞくの肖像」覧に掲載されています。
長島久子さんのお勧めで、翌朝朝食前に訪ねた棚田
の写真が、下の2枚。山古志の棚田を撮りに来るカメ
ラマンの、多くが訪ねるところとのことでした。
この美しい棚田も、あの地震で姿を変えてしまった
かもしれません。
民宿で見せてもらった写真集を撮った写真家・中条
均紀さんは、中越地震の復興応援のため、翌2005
年2月に、「山古志村ふたたび」という写真集を、小学
館から刊行されました。
蛇足ながら、私も地震直後、わずかですが長島さん
あて、非常食の足しになるようなものをお送りしました。
その後、山古志は、どののように復興されたのでしょ
うか。もう1度、心休まる棚田を訪ねたいものです。
このたび、ブログで作る愛媛のクチコミ情報サイト『ひめぶろぐ』がスタートしました♪
http://www.himeblog.net
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