あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

山浦正昭さん、敬子さん フランス1200㎞歩く旅報告会

2012-08-07 21:12:00 | ウオーキング
 カントリーウオーカーで青少年国際野外旅行研究会の代表、「やまさん」こと山浦
正昭さんとパートナーの敬子さんが、今年5月から7月にかけて地中海から大西洋へ
のヨーロッパ横断大歩行の前半を歩いた報告会が、9月19日(水)に開催されます。

 お二人は、5月20日(日)にフランス、地中海の観光地ニースをスタートし、前
半は独自のコースを巡礼の町ル・ピュイまで約500㎞歩き、後半はル・ピュイから
スペインへの巡礼の道を約700㎞歩いて、スペイン国境のサン・ジェーン・ピエ・
ド・ポールに7月10日(火)に到達しました。

 思った以上にフランスの歩く旅はすばらしく、コースはきめ細かくマーキングされ、
安くて快適な宿が予約無しで泊まれたとのことです。

 そんなフランスの魅力的な歩く旅の体験と感動、そして最新の情報をナマでお伝え
したいと、やまさんは報告会を計画したのです。

 当日の報告者は、もちろん山浦正昭さん、敬子さんのお二人です。

 歩き旅に興味をお持ちの方、サンチャゴ巡礼への道のことを知りたい方など、この
機会に報告会に参加されてはいかがでしょうか。

 日程、会場などは以下の通りです。

 日時 9月19日(水) 14時からおよそ2時間

 会場 東京セントラルユースホステル会議室

 場所 新宿区神楽河岸1-1セントラルプラザビル18階

 交通 JR中央線飯田橋駅の新宿駅寄り改札口を出て右折し、すぐ右に入る、あ
    るいは東京メトロ・都営地下鉄 飯田橋駅 B2a出口直結

     

 申し込み不要、当日直接会場へ(無料)

 なお、お二人が現地で毎日歩き終えた後に作業してまとめた、敬子さんの絵日記
と、やまさん手書きの地図を縮小コピーして製本した、109頁の「フランス歩く
旅1200㎞」の冊子もできあがっています。



 こちらは裏表紙


 表紙だけがカラー、各頁の絵日記や地図はモノクロームで、巻末にはフランス歩
く旅の企画、準備から実施までのアドバイス的情報や、参考図書などが掲載されて
います。

 希望者には1,000円で分けてもらえますが、積極的に頒布する気持ちはないよ
うです。 




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わが家のゴーヤーカーテン

2012-08-06 11:38:08 | Weblog
 ロンドンオリンピックも中盤に入り、金メダルはまだ2個ながら、ほかのメダルは増
え続けています。後半の競技にも期待したいところです。

 さて今日、8月6日(月)午前は久しぶりに雨となり、毎日夕方にしていた庭の草花
などへの水やりをしなくても済みそうです。

 ところで、わが家の庭では昨年の節電と猛暑対策の一環として、1階の部屋への夏の
日差し対策としてゴーヤーのカーテンをしようとしたのですが、苗を植えたのが遅くて
あまり延びないまま秋を迎えてしまいました。

 そこで今年は、早めに苗の入手を図り、みどりの日の5月4日(金)に12本の苗を
買ってきて、そのうちの9本を和室の前に、3本を少し離れたエアコン室外機の前に植
え、さらに昨年少しだけわが家で採れた実を、何日か後に数個、買った苗の間に蒔きま
した。

 しばらくは成長がもどかしかったのですが、6月30日(土)には、和室の前の苗は
かなり成長してきました。


 梅雨明けとともに成長も速まり、7月25日(水)には、ほぼ窓が隠れるくらいまで
になりました。


 実も少しずつ増えてきたのですが、キュウリくらいに太っても長さがいまひとつです。
でも、放っておくと熟してしまいそうなので、ロンドンオリンピック開催日の7月28
日(土)に、23個収穫して、その夜は連れ合いが、ゴーヤーチャンプルーを作ってく
れました。  


 上の写真では大きさが分からないかもしれないので、新聞の上に広げてみます。

 これでは、売り物になるような長さでないことがおわかりでしょう。でもゴーヤーの
味に変わりありません。

 さらに7月31日に11個収穫できました。同じような大きさです。


 梅雨明け後の猛暑はゴーヤーにも厳しいのか、毎日夕方に水やりを続けたのですが、
次第に下の方が黄色くなってきました。これは8月3日(金)の伸び具合。


 
 3回目の収穫は昨日8月5日(日)、13個でした。まだ木には20個以上実がつ
いていますが、次第に高いところに実るようになり、今度収穫するときは脚立が必要
になってきました。


 和室側から眺めたゴーヤーカーテン


 ちなみに8月5日は「裏ゴーヤーの日」とか。5と8ならゴーヤーですが8と5な
ので裏ゴーヤーと名付けたよう。スーパーの野菜売り場での表示です。

 今年は何とかカーテンの役目を果たしてくれたようです。

 
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スイスの町並み、家並み⑥ ハイジのふるさとマイエンフェルト

2012-08-04 20:58:15 | スイス旅行
 2012年5月31日(木)の午後訪ねたのが、ハイジの故郷と呼ばれるマイエン
フェルト(Maienfeld )でした。



 マイエンフェルトはスイス東部、グラウビュンデン地方にあり、標高は500m前後、
とりたてて著名なものはない素朴な村ですが、女流作家ヨハンナ・シュピーリがこの地
を舞台に書いた、児童文学の名作『ハイディ(ハイジ)Heidi』で世界的に有名になりま
した。


 ブランディス城や村役場、山へと続く小道、水飲み場などの風景は、原作に忠実につ
くられた日本のアニメ『アルプスの少女ハイジ』にも登場しています。

 私達が訪れたのは、マイエンフェルトの近くにあるイェニンス(Jenins)村で、アルプス
の少女ハイジの影響により世界中から観光客が訪れていて、中でも日本人観光客が最も
多いようです。

 このタイトルになっている「町並み、家並み」は見られず、どこを向いても自然がい
っぱいといった感じの場所でした。

 最初に訪ねたのが「ハイジの泉」です。

 アルプスの少女ハイジが水を飲んでいる彫刻があり、周辺の広い芝生地にカシワのよ
うな広葉樹のびのびと枝を広げていました。


 芝生地の向こうには、奇怪な岩陵の山並みが望まれます。




 ハイジの泉からバスで10分ほどで、「ハイジの家」のところに行きました。


 「アルプスの少女ハイジ」をイメージして造られた建物のよう。


 ハイジの家の庭先


 奥は牛の水飲み場か。手前の足ふみの装置は牧草を切る道具かもしれません。





 ここは丘陵の中腹なので、周辺の山並みなどの展望が広がっています。




 下の芝生地に並ぶのは松の木の一種か。




 写真では見えませんが低地にはライン川が流れ、流れを挟んだ家並みが望まれます。




 ハイジの家のそばには牧場があり、羊を中心に、鶏や牛の姿も見られます。








 牧場のそばに立つカエデのような葉の高木。左に少し見えるのは売店の建物です。


 売店近くにただひとつあった民家。


 庭先の人形群


 ハイジの家から駐車場に向かすう道筋からの展望。












 ハイジの家を後にして、最後の宿泊地、インターラーケンに向かいました。


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北八ヶ岳 白駒池と高見石へ(長野)

2012-08-02 16:23:20 | ハイキング
2012年7月29日(日)

 JR五日市線の武蔵増戸(まさしますこ)駅に集合したメンバー9人は、2台の乗用車
に分乗して7時32分に出発した。圏央道から中央自動車道に入って釈迦堂PAで休憩し、
諏訪南ICで中央道から下りる。

 多少迂回したが「メルヘン街道」と呼ぶ国道299号に入り、蓼科の別荘地を抜けて少
しずつ高度を上げる。


 標高2,120mの麦草峠を越えて間もなくの、白駒池駐車場に10時半過ぎに着く。
標高は2,094m、売店などのある総合案内所↑の気温は21℃を示す。


 今日のリーダーKさんから挨拶があり、10時48分にスタートした。まず白駒の池へ
の入口で記念撮影をして、池へ向かう原生林に入る。


 コメツガやトウヒ、シラビソの茂る針葉樹林の下に、緑のこけがびっしりと覆い、独特
の景観を見せる。


 このあたりは「白駒(しらこま)の森」と呼び、代表するこけはカギカモジゴケといい、
木の幹に半月状に群落をつくるという。



 帰路に予定している、高見石からの分岐を過ぎると緩やかな下りとなり、樹間に白駒池
が見え、間もなく池のほとりに出た。白駒池は白駒の池とも呼び、広大な原生林の中に清
らかな水をたたえている。


 標高2,100m以上にある湖としては、日本最大の天然湖とのこと。


 湖岸を南に少し進み、2階建ての白駒荘のところに出た。湖岸に、淡いピンクのシャク
ナゲが咲き残っている。



 建物の先から、道標に従い高見石小屋に向かう。


 木道やしっとりと濡れた岩石の登山道を緩やかに上がるが、周囲は相変わらずトウヒや
シラビソが生い茂って展望は利かない。


 やや傾斜が強まり、休憩したりしながらゆっくりと上がる。周辺の木々の根元には、び
っしりとこけがついている。一か所だけ足もとにゴゼンタチバナが咲いていた。


 「高見の森」の標柱があり、この辺を代表するこけはコセイタカスギゴケで、茎は高さ
4~10㎝、葉は幅広く短く林床に大きな群落をつくると記されていた。倒木や石ころな
ども増えてやや歩きにくいので休憩を繰り返す。


 再び傾斜が強まり上から子どもの声が聞こえ、高見石小屋の前に着いた。小学生の大勢
のグループがほぼ食事を終えたところ。他のグループも何組か昼食中で、小屋の前の広場
は満員。私達もその片隅に場所を取り、緑陰の丸太や石に腰を下ろして昼食にした。


 食事を終えた頃には、小学生のグループも出発して静かになる。小屋の背後にある高見
石に上がることにした。ごろごろとした大岩が積み重なった岩の頂上に向かって、ペンキ
の◯マークに沿って上がって行く。



 岩の頂上に出ると、原生林に囲まれた白駒池が一望できる。Kさんが持参した40数年
前の山行での記念写真と同じ場所で、私達も記念撮影をした。



 山頂からは、西に今回予定していた丸山(2,329.6m)が、北西に北八ヶ岳の茶臼
山、その横にわずかながら蓼科山の左側が、南には中山峠方面に延びる重畳たる山並みが
望まれる。






 滑落しないよう注意しながら岩を下って高見石小屋前に戻った。


 予定した丸山は、山頂まで上がっても展望が得られそうにないので、往復するのは止め
て白駒池に下ることにする。帰路は、高見石小屋の左側から下る往路より傾斜の緩やかな
ルートとし、13時15分に出発した。

 「高見石周辺案内図」の横から「白駒池・麦草峠」「丸山・渋の湯」の道標に従い北に向
かう。往路で会った登山者の言っていたように、確かに傾斜は緩やかで登山道も幅広い。


 でも、昨日雨が降ったのか、ところどころに水たまりがあり、濡れぬように注意しなが
ら進むところもあった。

 倒れた木の根元が、長年経過してみせる姿。


 上り同様、トウヒやシラビソなどに覆われた林間を少しずつ下り、白駒荘と駐車場への
十字路に出た。そのまま直進して少し進むと高見石から先に下った小学生群と行き交い、
すぐ先の白駒池北岸に青苔荘(せいたいそう)がある。



 湖岸にはボート乗り場の短い突堤があり、湖面の南西に白駒荘と、背後の緩やかなピー
クにある高見石が望まれる。





 湖岸の木道に沿って白駒荘に向かって進み、往路の道に出て折り返すように往路を戻り、
14時45分に白駒池駐車場に着いた。

 総合案内所で土産物を求めたりパンフレットをもらったりする。気温は24℃に上がっ
ていた。

 帰路も往路と同じ道を戻ることにする。麦草峠の手前にある無料駐車場のトイレを借り、
15時13分に帰途につく。メルヘン街道を下って県道などを通過して、諏訪南ICから
中央自動車道に入る。

 往路同様に釈迦堂PAでトイレタイムを取ったが、渋滞情報で小仏トンネル付近から30
㎞の渋滞で3時間以上かかる見込みとのことで、勝沼ICで下りて国道20号に入る。

 しばらくは順調だったが大月市内に入り渋滞となり、国道もかなり時間がかかりそう。
私の乗ったKさんの車は、Nさんの車と分かれて小菅村に通じる国道139号を進むこと
にした。

 大月の岩殿山の横から入って行くと、行き違いがやっとの狭いところもある。住宅が途
絶えて山間に入るとヘヤピンカーブが続き、少しずつ高度を上げて深城ダムの横を通過し、
さらに上がって標高1,250mの松尾峠でようやく小菅村に入る。

 薄暗くなった峠を下り、奥多摩湖の深山橋を渡って国道411号青梅街道に合した。
JR青梅線青梅駅には20時25分頃着き、皆さんに分かれ青梅線で帰路についた。

(天気 晴、距離 4.5㎞、地図(1/2.5万) 蓼科、歩行地 長野県佐久穂町、小海町、
 歩数 8,400、累積標高差 約430m)



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