6月22日(金)にスイスの鉄道①をアップ後、「スイスの町並み、家並み」シリーズ
を入れたために間が空きましたが、「スイスの鉄道」の続きを再開します。
今回と次回は、5月27日(日)から6月2日(土)にかけてのスイス旅行で巡った、
スイスの鉄道の駅の様子です。
この旅行では、移動手段は主にバスだったので、鉄道王国スイスの鉄道のうちで乗車し
た区間はわずかでしたが、その数少ない駅の様子です。
最初は、スイス旅行2日目の5月28日(月)午前中に訪ねた、レマン湖北岸のラヴォ
ー地区にある小駅シェイブル(Chexbres)駅。駅員のいない無人駅でした。シィエイブル
は、首都ベルンの南南西に約80㎞のところです。
駅の周囲は、世界遺産になっているブドウ畑が広がり、南側にはレマン湖と湖の南に広
がるフランス領アルプスが一望できます。駅舎の左側が南になります。
この日は国境を越えてフランスに入り、正午近くシャモニー(Shamonix)に入ります。
バスから見たシャモニー駅。
シャモニーは、ヨーロッパの最高峰、モンブラン(4,807m)の山ろくです。
シャモニーで昼食後、峠を越えてスイスに戻り、国境のそばにあるル・シャトラ-ル・
フロンティエ(Le Cätelard Frontere)駅↓から、モンブラン特急の電車に乗りました。
左手のホームに停車しているのが乗車したモンブラン特急。
電車は深い渓谷を次第に下り、マルティニー駅(Martigny)で下車します。
マルティニー駅のプラットホーム
マルティニーからバスで、マッターホルンの見える町ツェルマット(Zermatt)に向か
いますが、ツェルマットは環境保護のためにガソリン車は入れませんので、北側のテー
シュ(Täsch)駅からシャトル列車で向かうことになります。そのテーシュ駅。
テーシュ駅の改札口。ツェルマットまでは10分ほどで着きます。
真新しい感じのテーシュ駅プラットホーム。
こちらがツェルマット駅。プラットホームは右手の低い屋根の下に。
行き止まりのツェルマット駅プラットホーム。右にもう1本あります。
ちなみに、ツェルマット駅の標高は1,620mです。
3日目の5月29日(火)、上の写真のツェルマット駅の右手にあるゴルナーグラート
(Gornargrat)登山鉄道のツェルマット駅から、登山電車に乗って終点のゴルナーグラ
ート駅に向かって上がって行きます。
ゴルナーグラート駅の2つ手前、リッフェルベルク(Rifflelberg)駅。標高は2,582
mと表示されていました。
次の駅ローテンボーデン(Rotenboden)、標高2,819mです。
終点のゴルナーグラート駅、標高3,089mですが、好天だったのであまり寒さは感じ
ません。
駅の左手が展望台で、ヨーロッパ第2の高峰モンテローザ(4,634m)やマッター
ホルンなど、4000m級の高峰と雄大な氷河が一望でした。
ゴルナーグラートからツェルマットに戻って連泊後、4日目の5月30日(水)はバス
で近くのサースフェー(Saas-fee)観光の後、スイス東南部のサンモリッツ(St. moritz)
に向かいます。
途中、2つの峠越えがありますが、最初のフルカ峠(2,429m)は残雪のためまだ通
行止めでした。バスは峠の西のふもと側にある氷河特急のオーバーヴァル(Oberwald)駅
から、カートレインと呼ぶ貨車に乗り、全長15,442mのトンネルで峠の東に出ます。
オーバーヴァル駅構内の様子。
左にある黄色いバスが右の方にバックして、専用ホームから無蓋貨車に乗り入れます。
バスの向こうがトンネルの入口。
トンネルの東側のレアルプ(Realp)駅に着き、カートレインを降りる乗用車(右)と、
反対方向に向かうために待つている乗用車(左)。
5日目の5月31日(木)午前、サンモリッツからバスで南東に15㎞ほどのベルニナ・
ディアボレッツァ(Bernina Diavolezza)まで行き、ロープウェイでディアボレッツァ展
望台に上がり、ピッツベルニナ山群を眺めました。
帰路は、ベルニナ・ディアボレッツァ駅からベルニナ線の電車でサンモリッツに戻りま
す。標高2,093mにあるベルニナ・ディアボレッツア駅。左がサンモリッツの方向。
無人で小さな駅舎です。
プラットホームも無く、両方向列車とも同じ場所から乗降します。
38分でサンモリッツ駅に着きました。駅の標高は1,775m
サンモリッツ湖畔からのサンモリッツ駅の眺め。
湖とは反対側のサンモリッツ駅舎。
駅構内には、色鮮やかな車輌が何編成か停車していました。
湖畔のレストランで昼食後、サンモリッツ駅から氷河特急アルブラ線に乗り、この線の
見どころとして知られるラントヴァッサー(Landwasser)橋を渡り、次の駅でティーフェ
ンカステル(Tiefencastel)に下車しました。
駅は標高884mの山間にあり、無人です。
この駅から再びバスに乗り、アルプスの少女ハイジの故郷として知られる、マイエンフ
ェルト(Maienfeld)に向かいました。 (続く)
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を入れたために間が空きましたが、「スイスの鉄道」の続きを再開します。
今回と次回は、5月27日(日)から6月2日(土)にかけてのスイス旅行で巡った、
スイスの鉄道の駅の様子です。
この旅行では、移動手段は主にバスだったので、鉄道王国スイスの鉄道のうちで乗車し
た区間はわずかでしたが、その数少ない駅の様子です。
最初は、スイス旅行2日目の5月28日(月)午前中に訪ねた、レマン湖北岸のラヴォ
ー地区にある小駅シェイブル(Chexbres)駅。駅員のいない無人駅でした。シィエイブル
は、首都ベルンの南南西に約80㎞のところです。
駅の周囲は、世界遺産になっているブドウ畑が広がり、南側にはレマン湖と湖の南に広
がるフランス領アルプスが一望できます。駅舎の左側が南になります。
この日は国境を越えてフランスに入り、正午近くシャモニー(Shamonix)に入ります。
バスから見たシャモニー駅。
シャモニーは、ヨーロッパの最高峰、モンブラン(4,807m)の山ろくです。
シャモニーで昼食後、峠を越えてスイスに戻り、国境のそばにあるル・シャトラ-ル・
フロンティエ(Le Cätelard Frontere)駅↓から、モンブラン特急の電車に乗りました。
左手のホームに停車しているのが乗車したモンブラン特急。
電車は深い渓谷を次第に下り、マルティニー駅(Martigny)で下車します。
マルティニー駅のプラットホーム
マルティニーからバスで、マッターホルンの見える町ツェルマット(Zermatt)に向か
いますが、ツェルマットは環境保護のためにガソリン車は入れませんので、北側のテー
シュ(Täsch)駅からシャトル列車で向かうことになります。そのテーシュ駅。
テーシュ駅の改札口。ツェルマットまでは10分ほどで着きます。
真新しい感じのテーシュ駅プラットホーム。
こちらがツェルマット駅。プラットホームは右手の低い屋根の下に。
行き止まりのツェルマット駅プラットホーム。右にもう1本あります。
ちなみに、ツェルマット駅の標高は1,620mです。
3日目の5月29日(火)、上の写真のツェルマット駅の右手にあるゴルナーグラート
(Gornargrat)登山鉄道のツェルマット駅から、登山電車に乗って終点のゴルナーグラ
ート駅に向かって上がって行きます。
ゴルナーグラート駅の2つ手前、リッフェルベルク(Rifflelberg)駅。標高は2,582
mと表示されていました。
次の駅ローテンボーデン(Rotenboden)、標高2,819mです。
終点のゴルナーグラート駅、標高3,089mですが、好天だったのであまり寒さは感じ
ません。
駅の左手が展望台で、ヨーロッパ第2の高峰モンテローザ(4,634m)やマッター
ホルンなど、4000m級の高峰と雄大な氷河が一望でした。
ゴルナーグラートからツェルマットに戻って連泊後、4日目の5月30日(水)はバス
で近くのサースフェー(Saas-fee)観光の後、スイス東南部のサンモリッツ(St. moritz)
に向かいます。
途中、2つの峠越えがありますが、最初のフルカ峠(2,429m)は残雪のためまだ通
行止めでした。バスは峠の西のふもと側にある氷河特急のオーバーヴァル(Oberwald)駅
から、カートレインと呼ぶ貨車に乗り、全長15,442mのトンネルで峠の東に出ます。
オーバーヴァル駅構内の様子。
左にある黄色いバスが右の方にバックして、専用ホームから無蓋貨車に乗り入れます。
バスの向こうがトンネルの入口。
トンネルの東側のレアルプ(Realp)駅に着き、カートレインを降りる乗用車(右)と、
反対方向に向かうために待つている乗用車(左)。
5日目の5月31日(木)午前、サンモリッツからバスで南東に15㎞ほどのベルニナ・
ディアボレッツァ(Bernina Diavolezza)まで行き、ロープウェイでディアボレッツァ展
望台に上がり、ピッツベルニナ山群を眺めました。
帰路は、ベルニナ・ディアボレッツァ駅からベルニナ線の電車でサンモリッツに戻りま
す。標高2,093mにあるベルニナ・ディアボレッツア駅。左がサンモリッツの方向。
無人で小さな駅舎です。
プラットホームも無く、両方向列車とも同じ場所から乗降します。
38分でサンモリッツ駅に着きました。駅の標高は1,775m
サンモリッツ湖畔からのサンモリッツ駅の眺め。
湖とは反対側のサンモリッツ駅舎。
駅構内には、色鮮やかな車輌が何編成か停車していました。
湖畔のレストランで昼食後、サンモリッツ駅から氷河特急アルブラ線に乗り、この線の
見どころとして知られるラントヴァッサー(Landwasser)橋を渡り、次の駅でティーフェ
ンカステル(Tiefencastel)に下車しました。
駅は標高884mの山間にあり、無人です。
この駅から再びバスに乗り、アルプスの少女ハイジの故郷として知られる、マイエンフ
ェルト(Maienfeld)に向かいました。 (続く)
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