せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

紫陽花が美しい季節になりました。母の一周忌を前に。。。

2023年06月19日 | ワークライフハッピー


紫陽花が美しい季節になりました。
母が好きで、庭先にも植えていました。

季節が巡ると、どうしても思い出しますね。

今日は、母の月命日。
早いもので、来月には、一周忌を迎えます。

法要の案内を、父に代わり作成中です。
なんだかんだ、この一年、本当に落ち着きませんでした。

母の葬儀の後から、父の不調、結果的には
3箇所の病院にお世話になり、それでも奇跡的な回復でした。

もうこれ以上の治療法はないと、医師から告げられた
面談の日、父には、お守りを渡してもらうよう頼みました。
 (父の故郷の神社から頂いてきたものです)

その後、1ヶ月。なんと、回復に向かい
次の面談の際は、父とも面会できるほどに!

治療は施さず、薬も減らしたにもかかわらずです!
嬉しさを飛び越して、奇跡に驚きました。

変わったことといえば、担当医と、担当看護師、
それとお守り(笑)

この話は、兄弟たちにはしていません。
だって、信じませんから、笑。

読者の皆様も、信じなくても良いですよ〜。

病院の待遇が良かったこと、父本人の頑張りが、99%として
のこり、1%の後押しが、やはり祈りの力でしょうか。。。

さて、母の一周忌を待たずに、今度は叔母が亡くなりました。
いとこからの早朝の電話で、おやっ?とは思いましたが
急なことでした。

大抵の訃報は早朝のイメージがあります。これまでの経験から。
立ち会った、もうひとりの叔母の話では、穏やかな顔で永眠されたそうです。

さらに、また、夫方のおじさんも。(自宅での闘病生活でした)

お二人とも、寿命を全うされた年代です。
ご冥福をお祈りいたします。

夏と冬は、どうしても訃報が増えます。特に、高齢者。
6月の初夏から、7,8月にかけて、体調を崩しやすいですね。

身体のコントロールが、気候の変化に追いついていかないのが
原因です。冬は、住宅の断熱性能も!関係しています。

家の環境を整えつつも、最後は苦しまない死を自宅で迎えられたら
良いなとしみじみ思います。

母の一周忌に話を戻して、
父は回復したとはいえ、万全ではなく
法要はささやかに、行う予定です。

ですので、親戚には3種類のハガキで。
お呼びする方。別の機会を設ける方。葬儀へのお礼のみの方。



一周忌を終えたら、今度こそ、落ち着きたいですね。
私自身も(笑)

 といっても、父の代わりに叔母の介護の代理人になっており、
この見守りやお世話は、しばらく続きます。

叔母は、しっかりしているので、今のところ一人暮らしですが
 施設入所や、介護保健利用も間も無くといった感じです。

ただ、おばの家は、脱衣室はしっかり暖房器具を備えており、
今の所、ヒートショックの心配なしです。

みなさまも、ご自身の体調管理に気をつけられるとともに、
ご高齢のご親族がおられたら、
熱中症対策をアドバイスしてあげてくださいね。

高齢者は、喉の渇きを感じにくいそうです。

 トイレの回数がすくないなと思ったら
すぐに水分補給を、促してあげてくださいね!
(定期的に飲む習慣を作ってあげるのもGood!)

プライベートなことで、本日は失礼いたしました。
それでは、どうぞ、皆様もご自愛ください。


専門家として現役で活躍する80代女性、憧れる方の記念公演に参加して

2023年06月12日 | ワークライフハッピー

記念公演の会場で購入した中村桂子さんの科学絵本

まだ多くの女性が社会で活躍する時代ではなかった時に、
理系女子も本当に少なかったであろう時代に、学び、

結婚子育てもしながら、科学者として働き、
今80代後半を迎える現役の科学者、中村桂子さん。

今年、彼女が始めた「生命誌館」の開館30周年ということで
記念イベントに参加したのが、先月。
今は、名誉館長になられています。

ブログに書けないでいたけれど
やっぱり、感動は記録しておきたいもの、
ブログに綴ろうと思います。

森と樹と暮らしをつなぐプロジェクトを始めたとき、
「生命誌」という考えを教えてくれた叔父と
一緒に参加しました。

「生命誌」の概念を提唱された、なま中村桂子さんにも
お会いできるとあり、心ウキウキと出かけました。

「生命誌」という概念は、
森と樹と暮らしをつなぐプロジェクトと大きな
共通点がありました。競争では物事は広がらないという世界です。

自然界は、調和でできているという基本的なところに
立っておられます。

どんなに素敵な女性であるかは、
ネット記事に譲るとして

私が、中村さんを尊敬する部分を書き出してみますね。
私も、こうありたいと思う女性像です。

1)専門職を持っている
2)専門的知識をわかりやすい言葉で、広く伝える努力をしている。(絵本、イラスト)
3)仕事だけではなく、家族も持っている。(家庭生活との両立)
4)芸術分野に造詣が深い。(音楽劇も!)
5)自然愛、世界愛、人間愛に溢れている。

厳しい環境や、厳しい状況も数多く、経験なさっていると思うのです。
戦前生まれですものね。

5つ挙げましたけれど、
基本はやはり、「信念を持って取り組まれている」でしょうか。
とにかく、自分の信じだ方向、自分の描く理想の世界を
実現しようとなさる行動力がすごい!

彼女が、大阪のJT研究所で「生命誌館」始めたのが、
50代と知り、勇気も湧いてくるのです。

そして、今年87歳の現在のお姿を拝見して
本当にお元気そうで、朗読劇も披露してくださいました。

歳を重ねて、しなやかで、穏やかで、知的で、元気な方を
私は他に、知りません。背筋もまっすぐ伸びていらして、
声もはっきりと、笑顔もチャーミング。

あ~見習いたい。

あいだみつをの詩に、竹に擬えて「芯があると成長する」
「芯がないと成長しない」というような意味の詩があります。

それを思い出しました。芯=信念。これがあるから
ピシッとされているのだなと。

そして、京都に住み、大阪の仕事場と、
東京の自宅の2重生活を、30年も続けて来られたというから
ますます驚きです。

私自身の、月に一度の、熊本と横浜の行き来で、
疲れてる場合ではありません!

日本なんて、狭い狭い、笑。

会場で販売していた絵本も素敵で、購入してしまいました。


絵の色合いもなんとも素敵。

目に見えない世界を、こうしてイラストに表現して
伝えようとするそのエネルギーにも、触れて、
私もますます、頑張ろうと思えてきます。

諦めてはいけないよ。と囁きも聞こえてきそうです。

生命誌の素敵なお話を聞きながら、
38億年の生命誕生の歴史に想いを馳せながら
ご本人のパワーに、感動した記念公演でした。

そして、もう一つの目玉、
大阪にある生命誌館の現館長の永田和宏氏と
京大学総長で、ゴリラ研究の第一人者の山極寿一氏の
対談も面白かったですね。

山極氏が、なぜゴリラ研究を始めたのかは、
人の家族の起源に迫りたいからだそう。

そんな動機で、ジャングルの中など、
ゴリラと生活を共にして来られたんですね。
エビデンスはないけど(サンプルが少ないという意味で)
ゴリラとの絆のお話まで伺えました。

そして、このイベントの最後に、

役に立つものだけを科学とする、予算づけする昨今の
風潮に警鐘を鳴らしつつ、

「科学研究は文化なのだ」という締めの挨拶がありました。

なるほど~。

「建築も文化だ!」と常日頃、建築家も言っていますが

時間がかかる、手間ひまもかかる職人技が、文化だとすると
科学の研究も職人技、まさにそうなのですね。

どの世界も追求していくと、文化になってくるのですね。

芸術だけが、文化でもなく、
暮らしも、言語もそうでうね。

その国の長い年月を経て育まれてきたもの。
人の営みの延長にあるもの。。。。

文化。。。

深~いお話を、楽しく、明るく拝聴できたことに感謝して!

そして、他分野で活策されている女性に出会えて、
人生の後半を考えるのに、大いに役立ちました。

ありがとうございます。


希望すれば、生命誌館より、会報誌が届きますよ。


時間管理上手は、家族の問題対処上手にも通じる!?

2023年05月15日 | ワークライフハッピー


ブログ投稿も久しぶりです。
少し、前置きが長くなります。

やっと、やっと、です。

様々なことが落ち着き、そして明るい兆しが見え、
やっと、やっと、心が、軽くなりました。

今思えば、長いトンネルだったかもしれません。

いつも、家族のことで、予定が立ちにくく、
お出かけは、ふらっと一人か、隙間時間か、
何かを捨てて、思い切って、タイムロックするか、

と、時間の管理をしつつ、楽しみつつも
誰かを誘って出かけるというのが、ままならない日々。

お出かけの際も、その前後はバタバタ。
(食事の段取りから掃除まで、笑)

出かけた際のブログのネタは山盛りあるのに、
疲れて綴れない日々。

昨今、やっと平穏が戻ってきました。

暮れに倒れた義母が、元気を取り戻し、

長期入院している父の治療効果が出始め、

もう浪人でしょうと、高校のカウンセラーの先生に
匙を投げられた我が子が、
再募集で、なんとか大学にも滑り込み、

熊本でケアしている叔母の信託の手続きも一歩進んでと、

山盛りの厄介ごとが、片付きつつあり、

やっと、やっと、私の心も晴れてきました。

常に何かのトラブルや、常に何かの問題が発生し、
次々と対処しなくてはならない事態が起きる日常。

まぁ、課題に周りよりちょっとだけ先に気がついてしまい
行動してしまう自分の性格も時々、呪いたくなります。

弟妹たちや夫の、のんびりとした対応に何度も警鐘を鳴らし、
問題が大きくなる前に対処しておいてよかった!という結果になる時、
「やっぱり」と心の中では、少々ドヤ顔になっています。

でもこれって、疲れます。その真っ最中にいるときは。

ただ、やはり長い目で見ると、
今日この時、心が落ち着いていられるのは
様々な問題に向き合い、対処してきたからこその安堵なのです。

これが、手付かずだと、先送りになるだけで、
眠れない日々になっていくのですよね。

涙が勝手に出ちゃってるって時もあります。
それが、こうして、苦しかったことがす~と抜けていく感じを
今、噛み締めています。

私が使っているグリッド手帳の創設者、佐々木常夫さんも、
なぜか親族家族の問題は、自分のところに来るって(遠方の問題も)
本に書かれていて、

すごいことに、娘さんのお相手のご両親のケアも考えて
同居する住まいを用意するという行動力には、
敵いませんが、やはり段取り上手になってくると、
そうなるのでしょうか!?

佐々木さんの本を拝読して、共感したことに、
家族の幸せの上に、自分の幸せが乗っかってくる
という考えが、根本にあるところです。

佐々木さんも、管理職をやりながら妻の介護を続けた方。
だからこその、段取り上手、料理上手。一人で暮らしたり、
亭主関白だったら、違ったお人柄になっていたかもしれませんね。

そう、ブログを綴る元気が出たのも、先週末
友人と久しぶりに心置きなく話せたからです。

物事が明るくなってきたおかげで、
久しぶりに友人を誘う心の余裕が出来たのです!

本当に、ランチを噛み締めましたよ~。



こんな写真も自分ではなかなか撮らないけれど、
さすが美大出身の友人。
さりげなくとってもアングルが上手い!

アフターコロナで、お出かけや会食の機会が増えて
皆様もそうかもしれませんね。

本題の、お出かけ先の話は、明日アップします。
再スタートは、ぼちぼち綴ります。

余力があれば、遡っても綴るかもしれません!
それぐらい、このお出かけで、自分を取り戻しました。

ありがとう。
元気をくれた友人に感謝して!
 



新春特集、運と思い込みどっちが大事!?

2023年01月16日 | ワークライフハッピー


新春にちなみ、少し建築から離れて、生き方のお話です。
前回のブログに続き、第二段として、運について考えてみます。

色々と問題に直面したり、思いがけない出来事が起こったりした際に
皆さまも、一度は、運命について考えたことがおありではないでしょうか。

よく言われるのが、「乗り越えられない試練は来ない」などなど。
様々な課題がある人は、その人の器が試されているとか、何とか。。。

運が良くないのかもしれないし、そうではないかもしれない。
では、試練にぶつかったら、どう捉えたら良いのでしょう。

もちろん、運の波はあります。生きていれば。

<運とは波と捉える>

私の考えは、こうです。

人が悩む時って、自分の本質がわかっていない時なのかなと思います。
自分の経験も含めて。

それから、潜在的な想い、希望と現実のギャップがある時
そこを埋めたいのに、どうして良いかわからないと、もがく。

まぁ、一言で言ってしまえば、それが人生なのでしょうけれど。

はっきりと目標があれば、手段を考え、上手くいかなかったら
別の方法を考える。など、割とシンプルに物事は進んでいきます。

しかし、人間関係に仕事に、趣味に、子育てに夫婦関係、、、、
全てに全力投球できるわけありません!

どう、バランスをとって、どう折り合いをつけていくか、、、
そこで、どうしたら良いか、自分の運を考えたくなる。

私は、迷った時に、相談に乗ってくださる方がいます。
運の波を教えてくださる方です。自分でも、かなり研究したので
概ねの予想がつくようにはなって来ました。

そうすると、何か起こっても、
「そう来たか!」って面白がれるんですよ~。
その時は、ドキドキ、ハラハラですけどね。

で、その専門家の方が、徳川家康の誕生日と言われている日で占うと
天下を取れる相なのだそうです。やはり、天のご加護があると。。。

<強いのは、運より思い込み>

一方で、家康には、誕生日偽造説があります。

読売新聞で「古今をちこち」という連載を、
歴史家の磯田さんが書かれています。

その中に、神に祈る時は、家康は本当の誕生日を伝えた記憶があり、
それが、卯年なのだとか。今年の干支ですね。

しかし、表向きは、寅年の寅の日の寅の刻生まれと、
特別な存在ということになっていたらしいのです。

信憑性は、かなり高いそう。
さて、もし、卯年だったら、なぜ、家康は天下が取れたのでしょうか。
これも、運が良かったとか、そう言ったことでしょうか?

これは、ひとえに、思い込みの強さではないかと。

俺は運が良い!何があっても、運が良いと思えばこそ、
立ち直れるのではないでしょうか。。。

タイミングが合い、ちょうど昨夜始まった大河ドラマが
徳川家康が主人公です。

製作陣は、このネタを、ご存知なのでしょう。
信長が、家康のことを「俺のウサギ」と呼んでます。

産んだ時の実母が「寅年の寅の日の寅の刻生まれじゃ~」
とお披露目する際に、父が「違う」と嗜めるシーンがあり、
思わず、クスッと笑えました。

映像は、生まれ日を偽っていたかもしれないことを匂わせました。

つまり、誕生日などで占う運命は、実は波でしかなく、
強いも弱いもないということ!です。←私の結論。

運命が良いから、天下を取れたのではなく、
思い込みの強さが、天下を取ったのだと思います。

それと、幼少期の試練で運の貯金をし、自分の親族の犠牲により
大きな富を得ていくようになる。
それが、実際のところ、幸せだったかどうかは
本人のみぞ知る。です。

運=波は、利用することはできるけど、
思い込みの方が、もっと強い力を発揮する。

私は、そう思いたいですね!

そして、思い込みと自信をセットにする

みなさん、思い込んでいきましょう。
ただし、根拠のない自信は、ダメですよ。

自信は、「自分の経験からくるもの」とは、
養老孟司さんが「自分の壁」でおっしゃっています。

そして、与えられた現状や役割はなんでも受け入れることっとも。

知りませんでしたが、今でこそ、
好きな虫とりを楽しむ解剖学者の養老さんですが
大学勤務の時は、教授がそこまでするんですか?って驚かれるくらい
雑用もこなしたそうです。

環境が悪化して、他大学へ移る教授もいる中、
耐えたそうです。

そうすることによって、周りを見ても、きちんと向き合ってきた人が
最後は、人生の波を、試練を上手に乗りこなしているとか。

なぜなら、また、同じ課題が出てきた時に
逃げた人は、オロオロしてしまうのだそうです。

なんだか、励まされました。


七福神の乗る宝船。福を乗せて良き波に乗れますように。

<経験を積む=徳を積む>

徳を積むという言葉もありますが、これは、経験を積むと
置き換えて考えています。

だから、これまで、家族のケアや、
仕事の雑ごとも、気にならずに、できていたのだと思います。

経験=面白い、からです。

養老さんのお話からも
良かった、向き合って間違ってなかった~と安堵しました。

さて、これまでは、与えられた役割を面白がる日々でしたが
今年は、自分でやってみたかったことを、面白がってやる
にスライドしていきますよ~。

まぁ、なんだかんだ、好きなことをやっては来たのですが、
これまで、以上に!ですね。

<おみくじの信憑性とは?>

運といえば、初詣で、おみくじを引かれた方も多いでしょうか。
これは、その昔、「辻卜」(つじうらない)から来ています。

昔のひとも悩み事は絶えませんでした。そんな時
辻に行って、人ごみの中で、その時に耳に入ってきた誰かの話に
解決のヒントを得たというものです。(神社庁の説)

これは、自分の潜在的に欲していることを、クリアな心で
耳をすませが、引き出してもらえる
といった作用があったのではないかと考えます。

今年は、私は「大吉」でした。よく言われるのが
「大吉」は今が運のピーク。これから下がる。

「凶」は、これから運が上がるです。

おみくじを引いたら、素直になろう。これが私の教訓です。

以前、友人が、3回も「凶」を引いたことがあったからです。
「凶は嫌だ」と引き直したら、また凶。

何度も引くのはよくないと言いますが
いやまだ引くと意地になった友人。最後も凶。

流石に私も、おみくじの凄さをみましたね、笑。

その年、友人に、悪いことは特に起きませんでしたよ。
かなり気をつけたのでは、ないでしょうか。

これも、思い込みって大事ってな話に、なりますね。

さて、私はというと、今年、早々に怪我をしました。
左足首の捻挫です。理由は無理な姿勢の我慢のし過ぎ!

本人は、大したことないと思っていたのですが、
夜お風呂に入ってしまい、悪化。

痛くて眠れない夜を過ごし
次の日、救急でレントゲン。

幸い、骨に異常はなく炎症が治れば良くなるとのこと。
足を上に上げて、安静にとのことでした。



怪我した日は、子どもの受験日。
あ~、私が厄を引き受けたって勝手に思いましたね。

そして、「大吉」のおかげで、休めってこと、
我慢するなってことと、教訓として受け止める事が出来ました。

もちろん、「凶」でも,
これで厄が落ちたと思い込んだ!?ことでしょう。

運は気にしつつも、運に飲み込まれることなく
ネガティブを、ポジティブに代える思い込みで、

今年も、面白がってまいりましょう!

皆様もどうぞ健やかに、
いろいろな経験を積める年になりますように!



お陰様の力で無事に年越し。運の貯金と行動のパワーでこれからも。

2023年01月09日 | ワークライフハッピー

セントラルミュージアム銀座にて、この前で晴れ着で写真撮る方も

癸卯_本年もよろしくお願い申し上げます。

皆さまの地域では、
穏やかなお正月を迎えられたでしょうか。

成人の日の今日。街中で、晴れやかな姿を見かけると、
こちらも嬉しくなりました。
(成人年齢が18歳となり、二十歳の集いと名も改められているようですね。)

そして、この連休で、お正月気分から、新年に向けての
しっかり気持ちが切り替わる頃でしょうか。

テーマを、ライフワークバランスの実践を綴りながら
そしてそれができている感謝日記として
スタートしたこのブログ。

プライベートを赤裸々に綴っております。
ご容赦ください。

暮れに少し書きました。
母亡き後の父の介護に、義母の入院と行き着く暇もなく、
時に自分自身の体調も崩しながら、
なんとかお正月を迎えることができました。

病院関係の方々に、
これほどお世話になった年もなかったと思います。
コロナやインフルエンザでお忙しい時に、、、
専門は違えど、本当に良くしてもらいました。
ありがとうございます。

救急車での緊急搬送に、緊急手術で、義母は助かりました。
正直、意識がなくなった時は、2回目のお葬式が頭によぎりました。

それでも、暮れにつづったように祈りの効き目!?でしょうか。
無事の退院、そして順調な回復ぶり。

もう、おかげさまで。というしか有りません!!

もちろん、高齢ですから、医師から聞いていたように
少しの認知症的な症状があります。

妄想もありますし、会話が噛み合わなかったり、
予定もわからなかったりと。

それでも、なんとか、日常生活が送れていることが本当に幸いです。

お正月にブログも更新するつもりが、遅くなったのも
ちょっと嫁としての役割の時間に割かれたためでした。

暮れの年越しそばは、鐘がなるときに食べるという恒例を死守し、
朝は、お雑煮の準備などで、寝不足、笑。

あ、初夢は見ていません。疲れ切って爆睡でしたね。

今は、義母の世話も少しづつ減り、日常が戻りつつあります。
交代で、家を開けることも出来るようになりました。
お出かけも、しています。

いろいろな意味で、出来事って、紙一重だなと感じます。

救急車を呼ぶのが、もう少し遅かったら、
担当医が、無事に手術を終えていなかったら、
義母に乗り越える体力が残っていなかったら、、、。

もちろん、寿命として受け入れる事も出来たかもしれません。
でも、そうなると、残された側は、困ります。寂しすぎます。

お正月は、走馬灯のように
義母に助けられたことを思い出して、ありがたみを噛み締めました。

保育園のお迎えに、休日が仕事の時の子どものあづかり。
産後も、義母の助けがなかったら、高齢出産を乗り切れなかったと思います。
それを考えたら、今が恩返しの時なのかもしれません。

時々、手料理でおもてなしをしたり、掃除や片付けを手伝ったり
何度も繰り返される話や愚痴にもに付き合ったりしてきましたが
これからは、もっと寄り添いたいと思います。

一方で、今年は、新たな決意もあります。

これまで、ずーっと、誰かの時間を優先してきました。
子どもの寝る時間や食事の時間に合わせた生活。
母や父の病気に寄り添う時間を最優先。

その合間で、仕事も、プライベートも
自分の時間をやりくりしてきました。
本当に、それが当たり前だと思っていたのです。
でも、違ったんですね~。周りの方々は意外と。

自分は自己犠牲のつもりはなかったのですが、
私が合わせすぎることで、それが当たり前に思われていた。

流石に、両方の両親を一人では支えきれないので
兄弟たちに振っています。頼んでみるものの、同じようには
やってもらえません。

当然ですが、嫌がられたり、拒否されたり、弱者よりも
自分の都合を優先したり、、、。

そうか、私って自己犠牲が過ぎたのかも!?
と気付かされると共に、ショックでした。
温度差のあまりの違いに。

それもあって、自分自身の精神状態も良くなかったですね。
後半は特に。これまでの私なら一人でやりくりしたかも知れません。

しかし、それでは、破綻してしまうし、周りも甘えてしまう。
心配して下さった方から、優先順位をつけて、周りを育てるつもりで
上手に、任せることが、課題だよって、教えてもらいました。

そうです。自己犠牲をしていることに気がつかないのが、
自己犠牲なのかも知れません。

そこで、これまでの様々な「おかげさま」に感謝しながら
今年は、絶対に自分時間で行きます!

本当にやりたいことに、手をつけられていないこの数年。

ホームページのリニューアルも、新規事業も!
全て、後回しになってしまっています。

本当は、これでは経営者としては
良くないのですけどね~、戦略的に。

しかし、目の前の命や健康には変えられない!
と自分に言い聞かせて、時間を割いてきました。

相当に家族のための時間、尽くす時間というのは
本当に、大きかったんだなぁと。

人生後半は、好きな事をやるぞ~。

子育ても、ひと段落つく予定。
無事に進学してくれたらですが。。。

これまでさまざまなラッキーも頂き、
運と縁で生きてるなぁと、つくづく思っていました。

田舎者で、たいして学歴もなく、
努力のみで実力と言えるのかどうかも分かりません。

なんでだろう?と、いつも不思議でした。
自分の生き方を振り返って、実は気がついたことがあります。

子どもの頃、自分の家の前だけではなく
人知れず団地の階段を掃除をしたり、

休日は、寝坊している家族より早起きして朝食を作ったり、
兄弟や近所の子の面倒を見たり、
さまざまに、何かしら誰かの役に立とうと、行動していました。

嫌なことも、ありましたけどね。いじめや差別。
大人になってからは、セクハラやパワハラ、などなど。

それでも、必ず助けてくれる人が現れました
私は、もしかしたら小さいときに、
運の貯金をしていたのではないかと!

誰かのために割いた時間が、返ってきているだけだと!

子どもを産んでからは、本当にきつくて、それでも充実していました。
今の、心のゆとりは、それを乗り越えたからあるものですしね。

私が時々後悔してしまうのは、闘病の母に寄り添った10年で
キャリア形成が理想通りに、出来なかったことでした。

子育てだけなら、まだ何とかなったと思います。
しかし、病気の戦いへの伴走は、そうは行きません。

大きなプロジェクトには関われなかった。
実績がものいう世界で、それを放棄した自分が、
少し許せませんでした。

命は限りあるが、キャリア形成は後からできると考えたのですが
そんなに甘くはなかったですね。思った以上に闘病は長かったですし。

でも、母との闘病生活には、
子どもの時に一人っ子だったら母を独り占めできたのに
という寂しさを埋めるためのものだったのかも知れません。

不思議な気もしたものです。

こんなふうに神様は願いを叶えてくれるのだろうかと。
そう、子ども時代の思いと行動が、数十年後の現れるのです。

そうなると、、、、
今、こんなふうに、家族に多くの時間を割いてきた隠の人生も、
きっとどこかで陽に転ずるかな?と思えてきます。

運の貯金をしたことに、してしまえ!

そうしないと、どんどん実績を伸ばした業界の方々や
母のもとを訪ねても来なかった兄弟の輝かしいキャリアや、
友人知人の活躍を、自分と比べて惨めな気持ちになってしまうから。

だから、これからは、自分の好きなことを致します!
第二の夢があるのです。

うふふ。。。
それも、子どもの時にやりたくても出来なかったことです。

まずは、今年はこれまでの整理整頓をしながら、
今度こそ、手がついたままでやれていない事業課題の整理を
方向性づけ、そして、新しい、チャレンジ、やります!

そして、じっくりと計画を練って、
子どもの予定や家族の予定を書き込む前に、

今度は、まずは、自分のやりたいこと、行動する時間を
手帳には書き込んで参ります!

もし、今、子育てや介護などを担っていて、
キャリア形成とのジレンマに陥っている方がおられたら

もう、脱出しましょう!

うさぎは、自己犠牲のシンボルですが
(仏教での話、それで月に行けたのだけど)
食べられるウサギには、ならないようにしましょうね!

このブログは、様々なことを、オープンにしながら
私自身のことを知ってもらうと同時に、誰かの生きるヒントや、
反面教師にもしてもらえれば、などなど、
そんな想いで書いています。告白に近いかも知れません。

長文、お付き合い頂き、感謝です。

最後に、いろいろな出来事が起こっても
それは、こんな経験ができるんだ~と、
客観的な視点を持つと楽になれます。

災害経験では、命の危険も感じましたが、
過ぎればそんなふうに思えました。

それは、特に人との関係でも。

こんな変わった人と知り合えるのも面白い経験だかとか。
こんなに違った考え方をする人もいるんだとか。

同じ生活をしていても、受け取り方は、全く違うものですからね。

比べず、面白がる、、、
もしかしたら、これが人間関係の極意かも知れません。

どうぞ、皆様にとって、明るい一年となりますように!