せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

稲穂は垂れて

2007年09月06日 | a07監理_滋賀県 東近江市M邸新築工事

早くも田圃では稲穂の刈入れが始まっていた。
現場の方は、やや工程は遅れているものの順調というところか。外壁が張られてくると、完成の姿がほぼ目に浮かんでくる。今回はクールな外観だが、アクセントの斜め木手摺が入ったら少し柔らかい表情になるのではと思っている。内部では大工さんが断熱材を敷き詰めていた。今回採用したのは、ポリエステル繊維のアレルギーフリーの断熱材。
Photo_17 Photo_18 小さいお子さんがいらっしゃるということもあるが、施工者にとっても負担のかからない健康志向の材料だ。これまで採用してきた羊毛の断熱材よりはやや施工性が良さそうと現場を見ながら思う。外壁は通気工法を採用しているので、室内はそれほど高温でないが、断熱材を設置した後の室温の変化にも期待している。