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紅葉には、まだ少し早い近隣公園の木々たち。
それでも、冷たい風に冬の訪れを感じる夕暮れ時。
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神社のクスノキには、可愛らしいリスの姿が!
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冬支度でしょうか。何か懸命に口をもごもごと動かす様子。
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仕事の合間を縫って、学校での先生との面談や
塾での面談と、日中のお出かけで出会った近隣の風景に
癒されています。
年末の前に、輪をかけて、予定が重なります。
優先順位を決めないと!
仕事の打合せ、子どもの進学のこと、子どもの通院予約に
自分の健康診断やガン検診の検査結果を聞きに行かないと!笑。
秋の美しさも、見落としてしまうほどの慌ただしさ。
今年は紅葉狩りには行けそうにない、です。
空の雲の形に、季節を感じましょうか。
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それにしても、複雑すぎます。
選択肢も多すぎます。
受験の神奈川方式とやら。。。
私の故郷に比べて。
本日は、子どもの進路の話です。
子どもが、中学も熊本で過ごすか、いろいろと検討した際に
「途中の転校だと、成績がつけられなくて、
帰国子女扱いになるらしい」とか
熊本の学校の先生の「神奈川だけは特別で、
転校生の内申をつけるのに計算が複雑で難儀した」
という話を事前に聞いていたので、
進学を機に横浜に戻った我が子ですが、、、
自然の中での子育てをもっとしたかったなぁ
というのは、親の気持ち。
いざ、受験となると、いやはや、
自分の時と大違いで面食らっています。
スポーツ推薦などで、さっさと私立に決まるような
才能豊かな子でもなく。
私自身は、元気に近くの高校に通ってくれたら。。。と
受験先にこだわっていないので、
夏休みの学校見学とか、説明会とか、
子どもと地元出身であるパートナーに任せておりました。
ところが、現実が見えてきますと、
そこには、大きな開きが。。。とほほ。
トンビは鷹を生まないよ〜。
子どもの行きたいところというよりもむしろ
パートナーの推薦で回っており、
とてもとても、成績が届きません。
ということは、まだ出かけていない学校も
チェックしないとならないってことです。
今月が、説明会開催最後の学校もあり。
もうすでに説明会は定員オーバーで締め切りのところも。
まずは、公立3校、私立3校を選ばないとなりません。
そして、成績次第で、1校づつに絞るのだそうです。
学校の先生からは、
『今後の成績が上がったら、ココ。下がったらココ。
同じだったら、ココ。という風に、
親子で話し合っておいてくださいね。
必ず、学校には行って、雰囲気とか相性とかも見るように。』
と、アドバイスを、もらっています。
まぁ、3年間通うのだから、確かに調べないとね〜。
学校の成績(内申)と当日の受験のテストの配分も各学校で違い、
合格ラインの計算も複雑。
神奈川の公立の進学校は、
授業では習わない問題がでる特色検査があり、
全校で個人面接があり、グループ討論がある学校も。
あらあら、大変なこと。まるで、就職試験みたい。
私の時は、だいたいお前の成績はこのくらいだから、
公立はココ。私立はココって、中学の先生が教えてくれたのよ!
だから、すぐに受験先は、1校づつ決まりました。
親には、家から近い所って決められていたし。
迷いとかなかったなぁ。
っていうか選択の余地は、ほぼなかった。
選択肢が多いってことは、なんだかエネルギーも使うわね。
東京の学校まで入れると、私からすると天文学的に多い。
(←ってわけはないのですが、気分の問題)
とにかく、これから12月初めにかけては、
土日は、学校説明会と模擬テストのハシゴです。
午前、午後で、大移動になることもり、
バスや電車を間違えると間に合わない。
なんだか、仕事の段取りのようですが、
日曜日には、タイムスケジュールを作りました。
当日焦らないように。
週末は、第一弾で、とある高校へ行ってきました。
保護者として、初めての説明会デビュー。
(遅すぎでしょう、2年生から行くものらしいです)
体育館は満席。並んでゾロゾロと施設見学や授業風景を拝見。
(撮影不可なので、写真はありません)
新作の制服発表があり、会場にはどよめきが。。。
ここだけの受験合格ラインの話やポイントもあり
足を運ぶメリットも。
個人的には、「場を感じる」ことはとても大事だと思っているので
まぁ、出かけていくのは良いことなのですけれどね。
何せ、学校の数が多いのが。。。
まぁ、ここまできたら、残り少ないですが
行けるところは行ってみましょう!
後悔しないためにも。
驚いたのは、在校生より、
一緒に来ている受験生のお行儀の良さ。
私語がほとんど、なかったなぁ。
合格するまではおとなしくしておこうということなのか、
ここを受験する子どもたちは、みなお行儀が良いのか。。。
などなど、別の意味で、場を感じました。
場の力って、空間だけが生むものではないですからね。
ハード面は、まずは、耐震はOKというのは当たり前の話で、
天井の剥がれなども気にはなりましたが、
施設は古くても綺麗に使われていたら、いいのです。
見学日とあり、さすがにお掃除は行き届いているよう。
ココ普段どんな使い方してるのかなぁ。
薄暗いところとか、危なそうなところとか、ないか目を光らせます。
そういうところで、呼び出しとか、いじめとかありますからね(経験談)
負の空間は、少ない方が断然に良いです。
敷地の高低差の影響か、段差が多く階段が複雑に多い
という場所もあり、車椅子対応にはなっていないなど
ついつい、目がいってしまいました。(職業病ですね)
学校情報は、お友達の兄弟が通っているとか
あそこは、保護者に評判が良いとか、施設が充実しているとか
少しは耳に入ってきますが、やっぱり百聞は一見にしかずでした。
電車やバスの乗り換えの便利さなど通学路も大事ですものね。
遅咲き母を許せよ〜。
今回、高校説明会のスケジュールを整理してみて、
人生の選択肢は果たして多い方が良いのか?
という今日のテーマに行き着きました。
志望校が決まれば、
そこに向けて全力で取り組むということが一番良さそうですが。
県立あり、市立あり、私立ありと、
2学期制と3学期制もあり、選択肢が多い。
特段、日本の公立高校、それほど学ぶことは大きな差はないと
思っている私としては、一体、何を基準に選ぶのだろうか。。。
距離、施設、偏差値、制服、進学先。。。
全部なのでしょうか。
う〜む。我が子は、決められるのかなぁ。
多様な生き方は、大事だけれど、迷うばかりの選択肢は
多くない方が良いかも。
家づくりの際に、お客様に、後悔だけはして欲しくないので
これだけのアイデアと、良い仕上げがあるけれど
ご予算に応じて、選択していきましょう!
と言うのと、同じで、
成績に応じて、理想と現実のギャップを埋めていきましょう
ってことに、なりそうな予感。。。
私としては、タイミングと実力とに合う場所へ
スムースな流れで受け入れてもらえるように。。。
情報や評判に振り回されず、
心の声、自分の気持ちに素直で、場の力も感じ取って
もらえたら良いなと思いますね。
選択肢、、、多いのは良いけれど、惑わされる情報はいらない
でしょうか。
かえって、この時期に保護者として追い込まれて、
短期間で検討できる親としては有難いことです。
『選択肢、自分が見えれば、絞られる。』
『本当に、必要なのは、情報よりも、自分自身の心の声。』
そんなことを考えさせられる、子どもの進路選びです。