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先週末、UIFA JAPON (国際女性建築家会議、日本支部)
のWEB交流会に参加しました。
のWEB交流会に参加しました。
その中で、熊本県建築士会の女性2人の建築士の方と共に
熊本で起きている自然災害からの復興について
発表をさせていただきました。
話題提供は、熊本の森林木材活用から
H28年の熊本地震からの復興について
R2年7月の豪雨災害の状況までに及びます。
この会議自体には、私自身所属していません。
会員の方々が、熊本地震の際に、被災した方々への励まし
そして住宅相談に、現地に来てくださったのが
交流の始まりでした。
世界で活躍する方、
女性建築家としての大先輩を前に、
こんな私が講師で良いものかと、緊張も走りつつ
私自身も地震に遭い、当初は戸惑いながらも、
復興に関わった事例を、ご紹介させてもらいました。
どれも持ち時間では、詳しく話せませんので
事前に、それぞれの建物の特徴や、抱えていた課題を整理し、
どう乗り越えていったかの資料をお配りしていました。
(個人情報や特定できる情報は除く)
気候変動や、地震国日本で、自然災害は続くと思われます。
今後、復興に関わってくださる建築家の方々の
参考になれば幸いと思っています。
また、後半のオンライン懇親会(乾杯して飲みながら)
では、この発表が終わるまでと、取っておいた今年の
ボジュレヌーボーを開けました。(小さな小瓶ですが)
UIFAが始まったのは、
フランスの女性建築家の方の声かけだそうです。
だから、JAPAN(ジャパン)ではなく、
日本支部は、JAPON(ジャポン)と呼びます。
そこでワインは、フランスにちなんでみました、笑。
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この機会を頂いたことで
思いがけず、良かったこともございます。
依頼主さまには、設計監理契約時に
学会やセミナーなどでの、発表事例紹介が「OK」かどうか
お尋ねして書面を交わしているのですが
念のため、発表しても良いかどうか
今回も、UIFAのご紹介と共に、お尋ねしました。
皆様快く了承していただき、有難いことでした。
その際に、皆様の近況が伺えたことです。
中には、単身赴任となってしまい、自宅を離れての生活で
再建した家の良さを実感しているところ
というご返事も頂いたりして、嬉しく思いました。
皆様のご健在も確認できて良かったです。
このような機会を与えていただいたUIFAの皆様に
感謝しつつ、依頼してくださった皆様にも感謝の念と
大変な状況を、一緒に乗り越えた記憶が蘇り
私自身も、感無量でした。
人吉球磨地方の洪水の復興に関しては
まだ、これからですので、
終わった感じではございませんが、
県や自治体の補助制度や、手法が整い、
どう再建するか、地区ごとでみなさま
迷われている方も多いと、現女性委員長からの発表。
こういったことは、熊本だけにとどまらず
全国にも及ぶ課題であり、建築関係者の良きネットワークで
少しでも、望まれる形での再建や復興が叶い、
そして、何より予防策、、、
自然との共存がどうあるべきか
議論されて実行されることを願ってやみません。
私自身も、甚大な被害を目にする度、
無気力になりそうにながらも、微々たる力でも
諦めてはいけないと、発表しながらも、
改めて気が引き締まる思いでした。
交流会の様子は英字版ニュースレターで、世界へ。
英語翻訳は、お願いしました(笑)
タイトルが長いとのことで、修正中。
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この度は、このような機会をいただき、
誠に感謝いたします。
ありがとうございました!!