この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

クリミナル。

2008-08-13 23:14:00 | 旧作映画
 グレゴリー・ジェイコブズ監督、『クリミナル』、DVDにて鑑賞。

 本作を見てみる気になったのは、先日『ダーク・ナイト』を鑑賞した時ヒロイン役のマギー・ギレンホールがあまりにキルスティン・ダンストにそっくりだ(と思)ったので、他の作品でのギレンホールはどーなのだろうと確めてみたかったからです。
 というような、ほとんど不純といっていい鑑賞動機で見たのですが、『クリミナル』、思いがけず面白かったです。
 コン・ゲーム(騙しあい)が題材の作品なので詳しくは語りませんが、コン・ゲーム映画の御手本みたいな作品でしたね。
 借りてみるまでその存在すら知らなかったので、よく書けた脚本だなぁと感心していたら、それも道理、オリジナルは『NINE QUEENS 華麗なる詐欺師たち』というアルゼンチン映画でした。
 リメイクでこれだけ楽しめたのですから、オリジナルはもっと自分の好みなんじゃないかと思います。
 でもオリジナルを見るのは至難の業でしょうね。ハリウッドでリメイクされたとはいえ、無名の監督のアルゼンチン映画を置いているレンタルショップはなかなかないでしょうから。少なくとも地元のツタヤには在庫はありませんでした(面白そうだという理由だけでDVDを購入するほど自分は裕福ではないので)。

 あと作品自体は非常に面白かったんですけど、『クリミナル』っていうタイトルはどーにかならんかなぁって思いました。犯罪ものとしてはあまりにありがちなタイトルなので、検索してもなかなかヒットしないっつーの。といってもまぁ原題通りなんですけどね。

 あ、そういえばヒロイン役のマギー・ギレンホールですが、この映画を見てもあまりキルスティン・ダンストに似ているとは思いませんでした。よりブサイクでした。笑。
 いや、ブサイクというのはちょっといいすぎたかな、でも終始仏頂面で、でもそれがこの作品には合っていました。
 それにしても本作といい、『ダーク・ナイト』といい、マギー・ギレンホールってどうしてあんなに胸元を強調した服ばかり着るんでしょうね?少しでもブサイク顔から男たちの視線をそらすため、っていうのは自分の邪推に違いありません。笑。
コメント
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