この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

手に入れたいのは山々なれど。

2009-02-05 23:06:23 | 日常
 えー、自分のオールタイム・フェイバリット・テレビアニメは『未来少年コナン』です。
 今さら説明の必要があるのでしょうか、巨匠宮崎駿の第一回(シリーズ)監督作品ですね。
 後にも先にも百点満点をつけられるアニメはこれしかないですし、この先これ以上気に入る作品に出会えるとは思えません。

 ごく稀に、ジブリアニメは好きだけど『未来少年コナン』は見たことない、って人がいるんですが、それって絶っっっ対人生損してますから、見た方がいいですよ。

 さて、一番好きなテレビアニメは『未来少年コナン』なのですが、二番目も自分の中で決まっています(三番目以降はその日の気分で変動します)。
 それは何かというと『ペリーヌ物語』
 こちらは多少の説明が必要かもしれません。
 世界名作劇場といえば、多くの人が『アルプスの少女ハイジ』を思い出すのではないでしょうか。
 確かに世界名作劇場の中で、一番クォリティが高いのは?と聞かれたら、自分も『アルプスの少女ハイジ』だと思いますが、一番好きなのは?と聞かれたら、躊躇せずに『ペリーヌ物語』だと答えますね。
 何しろ感情の大事な一部分が欠落してるんじゃないかと思える自分が、唯一泣いたテレビアニメなのですから。しかも二度も。
 世界名作劇場の中ではマイナーな作品だと思いますが、鑑賞の機会があれば是非ご覧下さい。特に第四十九話の出来栄えはほとんど奇跡的とさえいってよいと思います。

 そんなお気に入りの二作ですから、ヤフオクを始めるようになって、是非ともDVDを手に入れたいと思い、出品情報をまめにチェックしていました。

 まず『未来少年コナン』ですが、これはDVDボックスがネット通販で新品が13000円程度で手に入ります(今は若干値上がりしたみたいです)。
 なので、中古であれば8000円、出来ればもう少し安く手に入れたいところなのですが、なぜだかヤフオクでもオークション開始時の価格を15000円にしている人がいます。そんなので買い手が現われるとは思えないのだけれど。

 一方、『ペリーヌ物語』は新品が40000円以上します。中古であれば10000円ぐらいなら、入札に参加してもいいかなと思います。

 それで、ある日のこと、『未来少年コナン』のDVDボックスの新品がヤフオクで5000円で出品されたんですよ。
 これは買いだ!と思って、オークション価格の動向を見守っていました。
 すると、オークションが開始されてしばらくはほとんど動きはなかったんですけど、やがて入札合戦が始まって、締め切りの前日にはもう10000円近くの価格になり、自分は入札に参加することも出来ませんでした。

 同じように『ペリーヌ物語』の100円で出品されたんですけど、やはり締め切りの前日には14000円もの高値になってしまいました。
 
 最終的な価格が手の出ないものになったことにどうこう言っているわけではないのです。ただ、、そんなにあせって入札しなくてもいいんじゃない?と入札合戦をしている人たちにいいたい。
 これがまぁ入札締め切り一時間前、というなら話はわからないではないです。締め切り日当日でもわからなくもない。
 でも、締め切りまでまだしばらくは間があるというのに、何故誰かが最高価格をつけたら速攻でさらに高い値をつけなきゃ気が済まないのかがよくわかりません。
 それじゃせっかく出品者が良心的な価格で出品してくれたのに急騰しちゃうじゃん(まぁ出品者も少しでも高く売れたらいいというのが本音でしょうけれど)。
 ネットオークションってじっくり動向を見守るというのも重要な選択の一つだと思うけどなぁ。
 
 あと、同じことを言ってるような気がしないでもないですが、本当に欲しい商品であれば、自動入札で落札して欲しくないというのが正直な気持ちです。オークションであれば競り勝つこともあれば競り負けることもあって当然だけれど、自動入札がパパパパッと値を吊り上げて商品をかっさらっていくのは無性に腹が立ちます。

 パソコンの向こうに競合する相手がいて、その人がまだ入札に参加し続けるかどうか考えに考え、財布の中身と相談しながら、よし、もう少しだけ参加しよう、そう決断する、そんな相手に競り負けるなら、いっそ本望ですよ。ただ、その人が自分よりもその商品を欲しかったんだな、と思うだけのことであって。
 でも予算に余裕のある人が、ちょっと見てみようかな、ぐらいの気持ちで大して興味もないのに自動入札でオークションに参加してくるのはやっぱり腹立たしいです。

 まぁ自動入札をする人たちも何かしら事情があってそうしてるんでしょうけどね。
 ともかくオークションの醍醐味は機械任せにせず、自身の手でビッドをすることにある、そう思います。 
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする