ジェフリー・ディーヴァー著、『スリーピング・ドール』、読了。市立図書館蔵書。
うん、まぁ面白かった。
さすがに2007年を代表するエンターティメント小説である『ウォッチメイカー』に比べればどうしても見劣りしてしまうけれど、それでも十分合格点を与えられる面白さだと思う。
これだけのレベルのものを毎年毎年コンスタンスに発表しているディーヴァーはすごい、としかいいようがない。
どんだけ執筆スピードが速いんだよ、と思ってしまう。
「ドンデン返しの魔術師」の異名を持つディーヴァーであるから、本作においても二度、三度ツィストするのだけれど、やはり『ウォッチメイカー』のそれに比べたらずいぶんと大人し目な印象を受ける。
っていうか、『ウォッチメイカー』のドンデン返しが出来すぎだったんだよね。
でも本作でも意表を突かれたことがあって、タイトルが『スリーピング・ドール』である以上、「スリーピング・ドール」と呼ばれる少女テレサを中心に物語は展開していくのかと思ってたら全然そんなことはなくて、(重要な役割を与えられてはいたものの)彼女は端役の一人に過ぎなかった。
絶対テレサと殺人鬼ペルが直接対決するんだと思っていたんだけどな。
テレサがペルをやりこめて、自身の力で彼の呪縛から解放される、みたいな展開を期待していたんだけどさすがに無理か。笑。
そこらへんがちょっと残念。
うん、まぁ面白かった。
さすがに2007年を代表するエンターティメント小説である『ウォッチメイカー』に比べればどうしても見劣りしてしまうけれど、それでも十分合格点を与えられる面白さだと思う。
これだけのレベルのものを毎年毎年コンスタンスに発表しているディーヴァーはすごい、としかいいようがない。
どんだけ執筆スピードが速いんだよ、と思ってしまう。
「ドンデン返しの魔術師」の異名を持つディーヴァーであるから、本作においても二度、三度ツィストするのだけれど、やはり『ウォッチメイカー』のそれに比べたらずいぶんと大人し目な印象を受ける。
っていうか、『ウォッチメイカー』のドンデン返しが出来すぎだったんだよね。
でも本作でも意表を突かれたことがあって、タイトルが『スリーピング・ドール』である以上、「スリーピング・ドール」と呼ばれる少女テレサを中心に物語は展開していくのかと思ってたら全然そんなことはなくて、(重要な役割を与えられてはいたものの)彼女は端役の一人に過ぎなかった。
絶対テレサと殺人鬼ペルが直接対決するんだと思っていたんだけどな。
テレサがペルをやりこめて、自身の力で彼の呪縛から解放される、みたいな展開を期待していたんだけどさすがに無理か。笑。
そこらへんがちょっと残念。