この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

春の便り。

2009-02-26 21:13:07 | 日常

   


 春の風物詩である土筆が会社の花壇で顔を出していました。
 恥ずかしげではなかったですけどね。笑。

 ブログをするようになってから、たまにカルチャーショックを受けることがあります。

 例えば『未来少年コナン』。
 アニメなんてほとんど見ることがありません。だから『未来少年コナン』も見たことがありません。
 というのならわからないでもないのです。
 でも、
 ジブリ作品は欠かさず見ています。『ハウルの動く城』も『崖の下のポニョ』も見ました。でも『未来少年コナン』は見たことありません。
 というのはよくわかりません。
 宮崎駿関連の作品で一番面白いのは間違いなく『コナン』ですよ。
 『ポニョ』だって『ハウル』だって悪くはないのだろうけれど、『コナン』の圧倒的な面白さに比べたら、最近のジブリ作品なんて霞んでしまうと思うけどなぁ。

 同じく土筆についてもカルチャーショックを受けたことがあります。
 例えば東京や大阪といった都会に住んでる方が土筆は見たことがありません、当然食べたこともありません、というのはわかります。
 生えてないものを食べられるわけがないですからね。

 でも、都会ではない、自然に恵まれた地方に住んでいる方でも、春先にはよく土筆を見かけるけれど、実際に食したことはない、というのを耳にします。
 これは結構ショックでしたねぇ。
 自分が子供のころ、休みの日に土手や野原に行って土筆を取ることは一つのイベントでした。
 土筆を取るのはごく簡単なことなので、その気になれば子供でもビニル袋いっぱいに土筆を取ることが出来ました。
 子供ってほら、大人の真似をしたがるものですから、大人と同じことが出来れば調子に乗って頑張っちゃうんですよね。
 自分も子供のころは夢中で土筆を取ったものです。
 だから、土筆が生えている場所に住む人は土筆を食べるものだと思い込んでいました。

 しかし、それはごくごく個人的な体験だったみたいです。
 別にネットに限らず、今日会社に行って何人かに聞いてみたんですけど、土筆を取って食べるという人は皆無でした。
 超のつくド田舎に住んでる人も同様でした。

 まぁわからないでもないんですよね。
 前述の通り地面に生えてる土筆を取ることはめっちゃ簡単です。
 子供にも出来ます。
 が、しかし。
 土筆から“はかま”を取るのは超面倒くさいのです(土筆のはかまは魚のうろこみたいなものです。ついていても食べれないことはないけど、普通は取ります。)。
 根気の要る作業です。
 指先も汚れます。
 たぶん子供には出来ない(途中で飽きる)。
 ですから、(生えていても)土筆を食べる気がしないというのもわからないではないのです。

 でも、、、やっぱり土筆は美味しいのです。
 何より季節を感じさせてくれる食材を食べるのはいいです。
 春が来た!!って気分にさせてくれます。

 今まで一度も土筆取りをしたことがないという人も今年は是非お子さんと一緒に近くの田んぼ道か土手にでも散歩がてら出かけて、土筆取りに精を出してみてください。
 存外楽しいものですよ(その後のはかま取りは大変だけど。)。

 最後にいくつか土筆の調理法についてのサイトを紹介します。
 ○土筆の採り方と調理法
 ○つくし料理
 ○ヤフー知恵袋

ps.耳寄りな情報を入手しました。何でも土筆は花粉症対策にいいというのです。こちら。本当かどうかはわかりませんが、物は試しに花粉症に悩まされている方はやってみてもいいのではないでしょうか。何といっても土筆はタダですからね。はかまを取るのは大変ですけど。笑。 
コメント (8)
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