この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

青の時代。

2013-03-24 22:18:00 | 詩・イラスト
 いろいろ事情があって、物置と化している隣りの和室を片づけてるんですが、昔描いた油絵が出てきました。


   


 これは過去に一度このブログで公開していると思う、『アフリカの少女』。
 今となっては本当にモデルが少女だったのかどうか確かめようがないのですが、自分が男性をモデルにして絵を描くことはほとんどなかったので、たぶん女性なんでしょう。笑。

 自分でいうのもなんだけど、朽木のように痩せ細った手足やケロイド状にただれた右ひざのところなんかはよく描けてると思います(自画自賛♪)。
 あとよく見るとわかる、額にとまっているハエがチャームポイントです。

 
   


 こちらは初公開にして初後悔になるであろう『窓辺にたたずむ裸婦』。
 この女性、やけに顔色が悪いですね、などと言わないよーに!!笑。
 自分の中の“青の時代”に描いた作品なのです。

 思うに油絵を描く人って一度は“青の時代”を通過するのではないでしょうか。
 これは別にピカソの“青の時代”の作品に強く影響を受けるという意味ではなく、画材入れの中の油絵の具が(他の色が揃えられなくて)主に青系統でまとまってしまう時期のことですが。笑。
 貧乏学生だと、どういった絵を描きたいか?ではなくて、手持ちの絵の具でどういった絵が描けるか?という観点で次に描く作品のモチーフを決めることもままあるのですよ。
 だから卒業する先輩からオレンジの絵の具を大量にもらったら“オレンジの時代”を通過することもありえるってわけですね。

 最初に書きましたが、物置の整理をしていて要らないキャンバスが何枚か出てきたので、欲しいという奇特な方がいれば差し上げます。下地塗り用のベース絵具もつけます。
 時間を合わせてもらえたら、福岡市周辺の方であれば自分が持って行ってもいいです。
 今のままだと廃棄処理をしなくちゃならないのでそれも面倒なんですよね。
 興味があるという方はコメントなりメールなりで連絡をください。  
コメント (4)
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