2012年は劇場まで48本映画を観に行きました。
年末、その48本の中からベストテンを作成し、一位には『沙漠でサーモン・フィッシング』を選びました。
ただこの作品を一位に選んだのは、毎年誰も一位に選びそうにない作品を一位に選んでいるからという理由があってのことであり(2011年の『ミッション:8ミニッツ』、2010年の『魔法使いの弟子』、2009年の『マーターズ』など)、実質的な一位は『桐島、部活やめるってよ』であるといってもいいです。
しかしながら、劇場で観ていない、つまりはDVDで見た作品も含めると『桐島、部活やめるってよ』すら2012年の一位ではありません。
2012年に鑑賞した映画の中で一番面白かったのはDVDで見た『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』でした。
決して隙のない作品というわけではありませんが、自分がホラー映画に求めるものがすべて詰まった作品でした。
レンタルだけでは飽き足らず、今年になってアマゾンでDVDを買っちゃいましたよ。
しばらく前に見た『バイオレンス・レイク』というホラー映画は実にショッキングな内容でした。
もし今、人生がハッピーで仕方がない!!少しは鬱な気分を味わいたいもんだぜ、という奇特な方がいたら鑑賞してみるといいでしょう(そんな人はいないか)。
前置きが長くなりましたが、何を言いたいかというと、『タッカーとデイル』にしろ、『バイオレンス・レイク』にしろ、劇場で全国公開された作品にまったくクオリティの劣らない、むしろより面白い劇場未公開(もしくは限定公開)の作品があるということです。
そのことをクリストファー・スミス監督の『トライアングル』という映画をDVDで見て強く思いました。
豪華客船を舞台にした、正体不明の殺人鬼が出てくる作品ですが、決してホラー映画ではありません。
強いてジャンル分けすれば、“サイコ”サスペンスになるかな。
タモリの『世にも奇妙な物語』を数段クオリティを高くした感じ。
ともかく脚本がよく練れていて感心しました。
傑作の定義というものは人それぞれ違うと思います。
自分に関して言えば、傑作とは小説や漫画であれば再読可能な作品、映画であれば再鑑賞可能な作品でしょうか。
どんなに面白くても、もう一回は読まなくて(観なくて)いいやと思える作品は傑作とはいえないと思うのです。
そういった意味では『トライアングル』は傑作でした。
見終わって、すぐにもう一度見たいと思いましたから(残念ながらその時間はなかったですが)。
ブックオフなどで¥2000以下でDVDが手に入るなら購入したいですね。
何だ、傑作と言っときながら、その程度の購入意欲かよ、と思う方もいるかもしれませんが、いえいえ、自分にしては非常に高い評価なのです。
去年劇場で観た48本の映画の中で、あえてDVDを所有したいと思う作品はなかったですから。
ほんとDVDスルー作品も侮れないと思います。
年末、その48本の中からベストテンを作成し、一位には『沙漠でサーモン・フィッシング』を選びました。
ただこの作品を一位に選んだのは、毎年誰も一位に選びそうにない作品を一位に選んでいるからという理由があってのことであり(2011年の『ミッション:8ミニッツ』、2010年の『魔法使いの弟子』、2009年の『マーターズ』など)、実質的な一位は『桐島、部活やめるってよ』であるといってもいいです。
しかしながら、劇場で観ていない、つまりはDVDで見た作品も含めると『桐島、部活やめるってよ』すら2012年の一位ではありません。
2012年に鑑賞した映画の中で一番面白かったのはDVDで見た『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』でした。
決して隙のない作品というわけではありませんが、自分がホラー映画に求めるものがすべて詰まった作品でした。
レンタルだけでは飽き足らず、今年になってアマゾンでDVDを買っちゃいましたよ。
しばらく前に見た『バイオレンス・レイク』というホラー映画は実にショッキングな内容でした。
もし今、人生がハッピーで仕方がない!!少しは鬱な気分を味わいたいもんだぜ、という奇特な方がいたら鑑賞してみるといいでしょう(そんな人はいないか)。
前置きが長くなりましたが、何を言いたいかというと、『タッカーとデイル』にしろ、『バイオレンス・レイク』にしろ、劇場で全国公開された作品にまったくクオリティの劣らない、むしろより面白い劇場未公開(もしくは限定公開)の作品があるということです。
そのことをクリストファー・スミス監督の『トライアングル』という映画をDVDで見て強く思いました。
豪華客船を舞台にした、正体不明の殺人鬼が出てくる作品ですが、決してホラー映画ではありません。
強いてジャンル分けすれば、“サイコ”サスペンスになるかな。
タモリの『世にも奇妙な物語』を数段クオリティを高くした感じ。
ともかく脚本がよく練れていて感心しました。
傑作の定義というものは人それぞれ違うと思います。
自分に関して言えば、傑作とは小説や漫画であれば再読可能な作品、映画であれば再鑑賞可能な作品でしょうか。
どんなに面白くても、もう一回は読まなくて(観なくて)いいやと思える作品は傑作とはいえないと思うのです。
そういった意味では『トライアングル』は傑作でした。
見終わって、すぐにもう一度見たいと思いましたから(残念ながらその時間はなかったですが)。
ブックオフなどで¥2000以下でDVDが手に入るなら購入したいですね。
何だ、傑作と言っときながら、その程度の購入意欲かよ、と思う方もいるかもしれませんが、いえいえ、自分にしては非常に高い評価なのです。
去年劇場で観た48本の映画の中で、あえてDVDを所有したいと思う作品はなかったですから。
ほんとDVDスルー作品も侮れないと思います。