この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』の展開を勝手に予想してみる。

2017-12-12 20:46:14 | 新作映画
 スター・ウォーズシリーズ最新作『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』の公開がいよいよ3日後に迫ってきました。
 本作がどのようなストーリーになるのか、ファンの間で喧々諤々の論争が起こっているようです。
 勝手ながらその論争に参戦させてもらいます。

 予告編を見てまず気づくのは、前作で父親であるハン・ソロを弑したカイロ・レンがマスクを着用せず素顔を晒している、ということです。
 またマスクを壁に叩きつけたり、何かに葛藤している(ように見て取れる)シーンもあります。
 カイロ・レンが父親を殺したことで真っ逆さまに暗黒面に落ちたのであれば、これらのことは不可解なことです。
 素直に受け止めれば、今作においてカイロ・レンは暗黒面には落ちなかった、そう考えるべきでしょう。
 今作の敵役であるはずのカイロ・レンが暗黒面に落ちなかったのであれば、誰が暗黒面に落ちたのか?
 答えは一つしかありません。
 そう、前作のヒロインであるレイです。

 そもそも前作には一つの謎がありました。
 それはレイの父親は誰なのか?ということです。
 前作にはレイの父親に相応しい年齢のキャラクターは二人しか登場しません。
 一人はハン・ソロであり、ハン・ソロはカイロ・レンの父親なのですから、まず除外されます。

 ではもう一人の候補であるルーク・スカイウォーカーなのかというと、これもしっくりきません。
 ルークしか父親候補がいないところにルークが父親なのであれば、捻りも驚きもありません。
 二人しか父親候補がいないのに、二人とも父親ではないというのであれば、レイの父親は無名の人物なのか?
 これもまた考えられません。
 前作でカイロ・レンを凌駕するフォースの使い手であることが明らかになったレイの父親が無名の人物であるということなど絶対にありえません。当然レイの父親も相当なフォースの使い手であったはずです。

 前作には登場していない男性キャラクターで、相当なフォースの使い手であり、なおかつレイの父親として極めて意外な人物、これらの条件を充たす人物は一人しかいません。
 そう、ダース・ベイダーです。

 ちょっと待て、それだと計算が合わないだろう、と言う人もいるかもしれません。
 前作『スター・ウォーズ フォースの覚醒』がエピソード7であり、エピソード6『スター・ウォーズ ジェダイの帰還』の30年後の物語です。
 この30年というのは同時にダース・ベイダーが亡くなってからの年月でもあります。
 それに対し、レイは明らかにその年齢に達していません。見たところ、24、5歳といったところでしょうか。
 5年のタイムラグがある以上、レイがダース・ベイダーの娘である可能性はない。

 と誰もが考えるでしょう。
 でも5年ぐらいのタイムラグはどうとでもなるんですよ。特に『スター・ウォーズ』はSFなのですからね。 精子が冷凍保存されていたとか、クローン技術を応用したとか、いくらでも言い訳は立つのです。

 ルークから自らの出生の秘密を聞かされたレイは動揺し、絶望し、一気に暗黒面に落ち、シスになってしまう。
 一方レイアの文字通りの命を懸けた説得により正義の心を取り戻したカイロ・レンは最後のジェダイとなる。
 次回のエピソード9ではシスとなったレイとジェダイとなったカイロ・レンとの戦いが主軸になるのではと睨んでいるのですが、どうでしょう?

 『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』は12月15日公開です。
コメント (2)
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