この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

予想がまったく当たらなかった『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』。

2017-12-16 21:39:12 | 新作映画
 ライアン・ジョンソン監督、デイジー・リドリー主演、『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』、12/16、Tジョイ久留米にて鑑賞。2017年52本目。


 先日の記事で自分は本作の展開についてこう予想しました。
 レイはダース・ベイダーの娘であり、カイロ・レンこそが最後のジェダイであると。
 ここだけの話、この予想にはかなり自信がありました。
 レイがカイロ・レンをしのぐフォースの使い手である以上、レイの父親も同様に名の知れたフォースの使い手に違いない、ハン・ソロがレイの父親ではなく、ルークもまたそうでないとしたら、レイの父親の条件を充たす男性キャラクターはダース・ベイダーしかいない!そう思ったのです。

 しかしこの予想は外れに外れ、大外れでした。
 レイの父親は何と!名もなき人でした。
 ほげ???となりましたよ(ほげ=目が点になること)。
 レイの父親は誰かと考えた際、その可能性は一番最初に外しましたから。
 そりゃ読めないよ…。

 本作はほげ?となるシーンが多かったですね。
 本作の一番のほげシーンは宇宙船が爆破され、レイアが宇宙に放出されたシーンでしょうか。
 レイアを演じたキャリー・フィッシャーが去年亡くなり、エピソード9には出演しないことがアナウンスされていたので、そうか、レイアはここで亡くなるのだな、と思った矢先、まさかのヘルメット無しの宇宙遊泳からの生還ですよ。
 ほげ?とならずにいられませんよ。

 他にもクライマックスのカイロ・レンとルークの直接対決でルークがまさかのホログラムだったところとかね…。
 直前にウォーカーからの凄まじい火力攻撃をどこ吹く風と受け切ったルークが、鳥肌が立つほどカッコいい!と思ったのでその分落胆も大きかったです。
 っていうか、直前の、ルークはどこから砦に入ってきたのか?というレイたちのやり取りは何だったんですかね。
 ホログラムならどこから入ってきたもへったくれもないだろうに…。

 あと、フィンたちがカジノ惑星に向かうくだりもほげ???でしたね。
 ファースト・オーダーの戦闘艦の追跡システムを無効にするには戦闘艦に乗り込むしかない、そのためにはそれを可能にするスキルを持つ者をカジノ惑星から連れてくるしかない、目的の男とは接触できなかったが代わりの男を見つけて戦闘艦に乗り込めた!しかしその男がファースト・オーダーと通じていた!!
 ・・・・・。
 この展開ってアリなんですかね?
 自分がディレクターだったら、こんな脚本を書いてくる脚本家はソッコーで首にしますが。

 何だかんだ文句ばかり言いましたが、それなりに手に汗握るシーンもないことはなかったですよ。
 レイとカイロ・レンが共闘して護衛兵を打ち倒すシーンとかね、、、そこしか見所がないような気もしますが。笑。
 
 果たして再来年の5月に公開されるエピソード9はどうなんですかね?
 たぶん観に行くとは思いますが、ほげ???となるシーンが少しでも少ないといいなぁと思わずにはいられません。


  お気に入り度★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
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