風呂に入ろうとした時のことでした。
ふと脇腹を見ると、拳大の、青黒いあざが出来ていたのです。
びっくりしましたよ。
これだけ大きなあざが出来るということはよほど強い衝撃を受けたに違いないんですが、その記憶がまったくなかったのです。
触っても全然痛くない。あれ?これはあざではないのか?そうすると内出血?そっちの方が嫌なんだけど、と思いながらあざをこするとあら不思議♪少しずつあざが薄くなっていくじゃないですか。
ごしごしこするとほとんど見えなくなるぐらいあざは薄くなってしまいました。
何だったんだろう、今のあざみたいだったものは、不思議に思いながらもその時点ではそれの正体はまったく不明でした。
進展があったのは夕食後でした。洗濯をしていたお袋が「これ、どうしたの?」とその日着ていたインナーのシャツを見せてきたのです。
それを見て自分は目が点になりました。
白いインナーのシャツの右脇のところがが墨をこぼしたかのように黒く汚れていたのです。
そして、あぁ、そういうことなのか、と合点がいきました。
作業用のジャンパーの右ポケットをまさぐるとそこには黒のマジックインキがありました。
そうか、マジックインキのふたが外れてそれでインクがにじみ出したんだな、青黒いあざもその汚れなんだろう、そう思いました。
これで話が終わればただの失敗談なのですが、話はそこで終わらないのです。
脇腹にあざのような汚れが付き、インナーのシャツも同じように汚れていたのであれば、インナーシャツとジャンパーの間に着ていたベストとカッターシャツも同じようにインクで汚れているはずですよね。
しかしベストとカッターシャツにはまったく汚れがついていないのです。
というかそもそもジャンパーのポケットの中に入れていたマジックインキのふたが外れたからといって、そのインクで肌が黒く汚れることがあるかというとそんなことはありえないですよね。
肌に達するまでにインクが衣服に吸収されるでしょうから。
結局あの青黒いあざのようなものが何だったのか、未だに全然わかりません。
もしかしたら身体の中から噴き出した何かだったんですかね?
そうでないことを祈るばかりです。
ふと脇腹を見ると、拳大の、青黒いあざが出来ていたのです。
びっくりしましたよ。
これだけ大きなあざが出来るということはよほど強い衝撃を受けたに違いないんですが、その記憶がまったくなかったのです。
触っても全然痛くない。あれ?これはあざではないのか?そうすると内出血?そっちの方が嫌なんだけど、と思いながらあざをこするとあら不思議♪少しずつあざが薄くなっていくじゃないですか。
ごしごしこするとほとんど見えなくなるぐらいあざは薄くなってしまいました。
何だったんだろう、今のあざみたいだったものは、不思議に思いながらもその時点ではそれの正体はまったく不明でした。
進展があったのは夕食後でした。洗濯をしていたお袋が「これ、どうしたの?」とその日着ていたインナーのシャツを見せてきたのです。
それを見て自分は目が点になりました。
白いインナーのシャツの右脇のところがが墨をこぼしたかのように黒く汚れていたのです。
そして、あぁ、そういうことなのか、と合点がいきました。
作業用のジャンパーの右ポケットをまさぐるとそこには黒のマジックインキがありました。
そうか、マジックインキのふたが外れてそれでインクがにじみ出したんだな、青黒いあざもその汚れなんだろう、そう思いました。
これで話が終わればただの失敗談なのですが、話はそこで終わらないのです。
脇腹にあざのような汚れが付き、インナーのシャツも同じように汚れていたのであれば、インナーシャツとジャンパーの間に着ていたベストとカッターシャツも同じようにインクで汚れているはずですよね。
しかしベストとカッターシャツにはまったく汚れがついていないのです。
というかそもそもジャンパーのポケットの中に入れていたマジックインキのふたが外れたからといって、そのインクで肌が黒く汚れることがあるかというとそんなことはありえないですよね。
肌に達するまでにインクが衣服に吸収されるでしょうから。
結局あの青黒いあざのようなものが何だったのか、未だに全然わかりません。
もしかしたら身体の中から噴き出した何かだったんですかね?
そうでないことを祈るばかりです。