この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

今さらながら山口達也の件について語る。

2018-05-08 21:36:23 | 戯言
 女子高生への強制わいせつ事件を起こした山口達也が所属していたジャニーズ事務所から契約を解除されたそうです。
 正直この処分にはう~~~んと首をひねらざるを得ないですね。

 確かに彼のやったことはろくでもないことです。それについては同意します。
 しかし決して許されないことではない、自分はそう思います。

 何を言ってるんだ?彼のやったことは到底許されないことだ!
 そう思う人もいるでしょう。
 そういう人たちに自分は問いたい。
 あなたは山口達也が何をすれば彼を許してあげられるのですか?彼がどうなればあなたは満足するのですか?

 もし今仮に彼が首をくくるなり、ビルから飛び降りるなりして自らの命を絶ったとしたら、それで満足するのですか?それともそれすら世間話のネタにするのでしょうか?

 さすがにそうではないでしょう。
 誰も彼の死までは望んでいないはず。
 であれば、彼の更生の道を閉ざすべきではない。

 彼の件に限らず、どのような罪であっても、加害者が自らの罪を認め、反省、謝罪し、それを被害者が受け入れたのであれば、その罪は許されるべきだ、と自分は考えます。

 彼が与えられる罰は、三年間の芸能界での活動停止、その間の社会奉仕、それぐらいが適当ではないでしょうか。
 以後様子を見て芸能界に復帰するのが妥当でしょう。
 
 忘れてならないのは彼は二人の息子を持つ父親であるということです。
 今、彼の更生の道を閉ざすということは、彼から生きる希望を奪うことであると言い換えてもよいと思いますが、それは同時に二人の息子からも生きる希望を奪うことです。
 そのような権利は誰も有さないと思うのですが、違うでしょうか?
 それとも父親が強制わいせつ事件を起こすような奴は生きる希望など持たなくていいというのでしょうか?

 この件に関してはまだ言いたいことがあるのですが、ピントがずれるので止めておきます。
 ともかく言いたいのは、山口達也は確かに罪を犯したが、それは決して命をもって購わなければならないことではないということです。
 間違ったことは言ってないつもりですが、どうでしょうか。
コメント
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