この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

お前の八宝菜は食えない。

2018-05-16 22:24:32 | 戯言
 八宝菜をめぐる口論で殺人未遂事件があったそうです(こちら)。

 この事件の記事でちょっと驚いたのは、本当に八宝菜を巡って口論が起きたと思っている人が少なからずいるということです。
 以下ミクシィニュースのコメントより抜粋。

>八宝菜が原因としても…作ってくれたモノを手をつきられないほど酷かったのか…
>おいおい、女性の作った物にケチつけるなら、自分で作ったら?
>殺したいほどまずかったんだろうよ。

 いやいやいや。
 単に女性が作った料理が八宝菜だったってだけで、男性は女性が作ったものは唐揚げであれ、すき焼きであれ、何も口にする気がなかったんだと思うよ。
 つまり、この男性は女性と別れたかったってだけでしょ?
 それだけの話だよ。
 まぁターミネーターばりにボンネットに女性がしがみついてくるというのは男性にとっても予想外のことだったとは思うけれど。

 それにしても哀れなのは女性の方だよね。
 女性が八宝菜を作ったのは男性宅だそうです。
 つまり女性はわざわざ男性宅まで出かけていって料理を作ったってことです。
 わざわざ男性宅まで出かけて料理を作るというのに、あえて家主が嫌いなものを作るとは思えない。
 たぶん、八宝菜は(本来であれば)男性の好物だったんだよ。
 八宝菜って作るのが大変ですよね。
 だって最低でも八種類の具材を用意しなくちゃいけないんだし(まぁ六種類の具材で作っても八宝菜というのかもしれないけど)。
 男性に喜んでもらおうと思ってスーパーで食材を買い込んで男性宅に出向き、腕によりをかけて八宝菜を作ったというのに、男性から、お前の八宝菜は食えない、脂っこくて嫌なんだよ、と言われたら、そりゃあボンネットにもしがみつきたくなる気持ちもわからないでもないよ。
 いや、わからないけど!

 こういう男と女の色恋沙汰のニュースを読んで思うのは、女性って本当に振り向いてもらえない相手を好きになるのだなぁってことです。
 というのは自分が男性だから思うだけであって、振り向いてもらえない相手を追いかけるのは男も女も同じなのかもしれないですけどね。

 ただ一つ言えるのは、自分は女性が作ってくれた八宝菜はそれがどんなに脂っこくても、例え具材が六種類しかなくても、完食する自信があるってことです。
 八宝菜、待っています。
コメント (2)
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