自分がこの問題を作成したのには理由がありました。
理由っていっても大したことじゃないのですが、要はyoutubeに同じ問題があったんですよね(こちら)。
5分11秒ぐらいから始まる第6問です。
AとB、どちらの線が長いでしょうか?と問われて自分は(心の中で)即答しましたよ、答えはBだ!と。
「あなたの脳力を試す7つのクイズ」というタイトルのクイズなんですから、見た目の長いAがそのまま答えであるわけがないって思ったのです。
そしたら何と!答えは何の捻りもなくAでした。
しかも、「当然長いのはA!あったりまえじゃないですか!」とまで言いやがるんですよ?
当然でもなければ当たり前でもないだろう!
そう憤慨して週末、コンベンションの準備の合間に自分なりにAB問題を作成しました。
苦労したのはやっぱり撮影かなぁ。
どうしてもピンボケしちゃうんですよね。
たぶん、プロのクリエイターの方が同じものを作れば、もっと完璧な、違和感のないものになるとは思うんです。
ただあまりに完璧すぎるとそれはそれでつまらないかと思い、納得することにしました。
週明け、会社で何人かの人に見てもらいました。
作成した本人からすればバレバレだろうと思ったのですが、意外なことにBと答えた人はいませんでした。
ただネタばらしをした後の反応は結構人それぞれでしたね。
単純に「おぉ~」と驚いてくれる人もいれば、「こんなの絶対わかるわけがない」と言ってくれる人、中には「1枚目の写真では見た目はAが長いのだから長いのはAだ」と理屈をこねる人もいました。
その理屈は間違ってます。
例えば地球から見て、太陽なんて10円玉で隠せるぐらいの大きしさかありません。見た目だけを言えば地球の方が圧倒的に大きいです。
であれば、地球と太陽、大きいのはどちらかという問題で、答えは地球なのか?
そうではないですよね。
問題は別に見た目の大きさを問うているわけではないですから。
AB問題についても同じことが言えます。
見た目の長さを問うてるわけではないのです。
Aと答えた人が多かったわけですが、それはそれで構わないと思います。
自分は物事をうがった見方でしか見ることが出来ないので、このAB問題でも「B」と即答しましたが、そういうふうにうがった見方ばかりしているのって生きるのに疲れますからね。笑。
たいていの場合は素直が一番です。
ただ、物事を違う角度から見ると別のものが見えてくることがある、ということを忘れないでください。