この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『トゥルース 闇の告発』、想像を絶する闇の世界。

2012-06-18 23:33:02 | 旧作映画
 突然ですが、ルワンダって国をご存知ですか?
 たぶん、知らないって人が多いんじゃないかな。ルワンダというのはアフリカの中央部に位置する共和国です。
 ルワンダっていう国のことを知らないのであれば、当然ルワンダ紛争、及びルワンダ虐殺のことも聞いたことがないでしょうね。
 ルワンダ虐殺は1994年に起こりました。そんなに前のことじゃないです。日本ではオウム真理教によって松本サリン事件が起こった年ですね。
 松本サリン事件では八人の方が亡くなられました。
 比較することではないのですが、ではルワンダ虐殺の死者は何人でしょう?
 まぁ虐殺、っていうぐらいだから、当然多いのですが、その数、一説によると100万人(ここまで多くなると正確な数はわからないんですよ)。
 100万という数の人間が殺されて、その虐殺が起きた国のことを知らないのであれば、日本人は、地球の裏側で、アフリカ人が、いや、あえて蔑称を使いましょう、土人が何人殺されようが、そんなの知ったこっちゃない、ってことになります。

 さて、ルワンダ虐殺で殺されたのはルワンダ人なのですが、民族的にはツチ族のルワンダ人です。
 で、殺したのは誰かというとフツ族のルワンダ人。
 ではツチ族とフツ族の違いはどこにあるでしょう?
 答え:実は同一の民族なんです。
 少なくとも宗教や言語や文化は一緒。もちろん見かけも違いなし。強いて言えば、政治信条が違う、と言えるのかな?ぶっちゃけ(ネットで調べたぐらいでは)よくわかりません。

 宗教や言語や文化が同じ相手を100万人殺せるんだから、日本人と韓国人が激しく憎しみ合うのも道理、といえるのかもしれませんね。
 日本人と韓国人は一応宗教も言語も文化も違いますから。見かけは、どうなのかな?同じといえば同じような、違うといえば違うような?同じと言っても違うと言ってもどこかの誰かに文句を言われそうだ。笑。

 最近、竹島を巡る領土問題で日韓関係がギクシャクしているようですね。
 自分は、領土問題なんて大したことじゃないのにな、って思っています。
 領土問題が大したことじゃないなんて、貴様、何てことを言うんだ!!
 と、お怒りになる方がいるかもしれないので、前言撤回、言い直します。
 自分は、領土問題なんて戦争をする理由にはならないのにな、って思います。
 あれ、やっぱり間違ってます?
 領土問題を解決するためであれば、戦争も辞すべきではない?
 例え韓国人を100万人殺すことになっても(言い換えれば日本人が100万人殺されることになっても)竹島の領有権を主張すべき?
 ま、そういう考え方もありなんでしょうけれど、自分は竹島は日本と韓国の共同統治でいいんじゃないの?って思います。気楽に考えすぎですかね?
 竹島を、日本と韓国で共同統治が絶対にできない理由が何かあるのなら、どなたか、わかりやすく教えて欲しいです。
 
 今述べた通り、領土問題を解決するためならば戦争も辞さない、という考えもそれはそれでありだと思いますよ。
 別段自分だって絶対的な平和主義者ってわけではないですから。
 例えば北朝鮮が相手であれば、戦争をしたって何も問題はないと思いますけどね。
 だって何の罪もない日本人が多数拉致されてるんですから。彼らを奪還するためには、単に外交上のやり取りをするだけでなく、軍事力を行使したって構わないんじゃないでしょうかね。

 まぁ北朝鮮のことはさておき、竹島を巡る領土問題の解決のために、国連に裁定を仰いではどうだろうか、とネットで意見している人をたまに見かけます。
 これはちゃんちゃらおかしいです。
 そういった人たちって、国連がどんな組織、機関だと思ってるんでしょうね。
 国連が、絶対的に公正な、愛と勇気と正義の組織だとでも思ってるんでしょうか?
 それは絶対に違います。
 自分に言わせれば、国連という組織は、アメリカの国益を守るために存在する、いわばアメリカの太鼓持ちですよ。
 
 アメリカのブッシュ政権がイラクに対し、大量破壊兵器を見つけるという目的のために戦争を仕掛け、多くの無辜のイラク国民を死に至らしめ、結局大量破壊兵器などというものは発見されなかったとき、国連はアメリカに対し、何か具体的な制裁を加えましたっけ?
 自分は寡聞にして知りませんけどね。

 また、前述のルワンダ虐殺の際、国連軍が何をしていたのかというと、一言で言うと見ていただけです。
 100万人のツチ族の人が殺されるのを高みの見物をしていたのです。
 なぜなら、アフリカの土人が何人死のうが、アメリカの国益とは関係がないから。

 なので、同じように、竹島の正当な領有権が日本にあったとしても、領土問題の解決のために国連が動く、ってことはありえないです。
 竹島が日本と韓国、どちらに属そうが、そんなことはアメリカの国益とは関係ないですからね。

 さて、ルワンダと同じく、多くの日本人にとって興味のない国にボスニア(正確にはボスニア・ヘルツェゴビナ連邦になるのかな?)があります。
 長きに渡って戦乱の地であったボスニアにおいて、ようやく紛争が終結し、国連軍が平和維持のために駐留するようになりました。
 レイチェル・ワイズ主演の『トゥルース 闇の告発』は、平和維持という大義名分の元に国連軍が何をしたのか、その記録です。
 事実を基にした映画は、決して事実そのものではありませんが、仮に百分の一でも事実が含まれていたとしたら、それは吐き気がするほどおぞましいものです。
 決して見て楽しい、というような映画ではありません。
 が、一人でも多くの人に見て欲しい傑作です。
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『スノーホワイト』、前売り券の特典はよかったんだけどね。

2012-06-17 09:45:18 | 新作映画
 ルパート・サンダース監督、クリステン・スチュワート主演、『スノーホワイト』、6/16、Tジョイ博多にて鑑賞。2012年23本目。


 本作の上映時間140分。
 長い。長すぎます。
 もちろんこの140分が必要なエピソードだけで構成されているのであれば、140分が180分でも問題ないのだけれど、ほんと無駄に長いんだよね。
 例えば、ヒロインのスノーホワイトと警護役のエリックが逃走の最中、トロールと呼ばれる怪物に襲われるんですが、エリックはあっけなくそのトロールに倒されてしまいます。
 で、怒り狂ったトロールをスノーホワイトが(心を通わせるか何かして)諌めて退散させるのです。
 そういうシーンがあれば、観てるこちらとしては、あぁ、このトロールはこれでスノーホワイトの味方になったってことだな、この後、トロールは彼女の危機に援軍として駆けつけるんだな、って思うじゃないですか。
 でも、これ以降、トロールは出て来やしないんです。
 つまり、トロールの存在は、この映画の中であってもなくてもどっちでもいいってことです。
 そんな感じで、本作はあってもなくてもどっちでもいいエピソードばかりなんですよ。

 監督のルパート・サンダースはCM畑では実績のある人だそうで、本作が長編映画のデビュー作なんですが、映像的にはそれなりに見どころがあるのかもしれないけど、一本の映画を撮るだけの才能はないような気がしました。
 それにたぶんこの人は、ファンタジーっていうものがわかってないか、もしくは舐めてる。
 七年間幽閉されていたスノーホワイトが城を抜け出すと、そこには馬がいて、彼女はその馬をあっさり乗りこなしちゃうんですよね。裸馬なのに。
 たとえファンタジーの世界であっても、馬に乗れるようになるためにはそれなりに訓練が必要なはずだし、訓練抜きで乗れるには何かしら理由がいるはずなんだけど、そういったものが特にない。
 たぶん、サンダースはファンタジーなんだからそういったものを端折っても問題ない、って思ったんだろうなぁ。

 脚本もほんと感心しなかった。
 そもそも何でラヴェンナがスノーホワイトを七年間も幽閉したのか、その理由もよくわかんないしね。
 最終的に自らの若さを保つためにスノーホワイトの心臓を喰らうことにしたのはわかるけど、捕らえた時点ではそこまで考えていたわけはないし。
 それに、スノーホワイトの心臓を喰らうことにしたはずのラヴェンナが彼女を毒のリンゴを使って毒殺しようとするのもわかんない。
 たまたまスノーホワイトが生き返ったからよかったけど(なぜ彼女が生き返ったかもわからん)、あのまま彼女が死んじゃってたらどうするつもりだったんだろ?

 いろいろケチをつけたけど、でも一番の問題は、「この世で一番美しい」はずのスノーホワイト(を演じるクリステン・スチュワート)が、ぶっちゃけあんまり可愛くないってことかなぁ。
 観てる人のほとんどは思ったんじゃないかな、スノーホワイトの心臓をえぐり出して喰らったとしても、女王のラヴェンナは若さを取り戻すことはないんじゃないかって。
 まぁそこら辺はラヴェンナを演じたシャーリーズ・セロンとスノーホワイトを演じたクリステン・スチュワートとの、格の違いって奴かもしれないけどね。

 この日、映画を観た帰りに、「永遠の若さに執着する悪い魔女がヒロインである王女を幽閉する」というプロットが本作と共通する『塔の上のラプンツェル』を借りたんだけど、そちらの方がサクサク話が進んで、はるかに出来が良かったです。
 どちらも未見という方は高い金を払って『スノーホワイト』を観に行くより、『塔の上~』をレンタルして見る方がいいと思いますよ。


 お気に入り度は★、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
 
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『ディヴァイド』、うわぁ、胸くそ悪い映画だ…。

2012-06-16 20:40:46 | 新作映画
 ザヴィエ・ジャン監督、ローレン・ジャーマン主演、『ディヴァイド』、6/16、Tジョイ博多にて鑑賞。2012年22本目。


 ハリウッド製のホラー映画であれば、例えどれほど恐ろしい殺人鬼やモンスターが出てきても、ホラー映画のハリウッド的ルールが存在するのである程度安心して見ることが出来ます。
 ハリウッド的ホラー映画ルール、その1。【子供は殺されない】
 現実の世界では最もか弱い子供はしばしば凶悪な犯罪の被害者になりますが、ハリウッド製のホラー映画において子供が殺されることはまずありません。
 まぁホラー映画ですから、それなりにひどい目には合わされますが、殺されることはなく、無事エンディングを迎えます。
 ハリウッド的ホラー映画ルール、その2。【ともかくハッピーエンド】
 主人公は殺人鬼(もしくはモンスター)に恐ろしい目に合わされ、時に仲間を失い、時に恋人を失いますが、最終的に殺人鬼を倒します(まぁ往々にしてクレジット終了後に実は殺人鬼は生きていた、というオチが付きますが)。

 そんなハリウッド製のホラー映画を見すぎていたからでしょうか、『マーターズ』というフランス産のホラー映画で、ヒロインがとある組織に捕まり、拷問を受けているのを見て、自分はこの後どうやって彼女は助かるんだろう、なんてのん気なことを考えてました。
 まさかそのまま彼女が責め殺されるなんて思ってもみませんでしたよ。笑。
 フランス人、恐るべし、って思いましたね。

 さて、本作はジャンル的にはホラー映画でこそありませんが、監督はやはりフランス人であり、そしてこれ以上ない!!ってぐらいハリウッド的なルールが存在しない映画でした。
 核攻撃を受けた後のニューヨークが舞台なのですが、たまたま地下シェルターに逃げ込んだ九人が食料を奪い合い、精神を病んでいき、暴力を振るうようになり、やがて殺し合う、ともかく自分だけが助かろうとするんです。
 もちろん安っぽいハッピーエンドであろうはずもなく、最後には絶望しか残らない。
 ほんと、これまで劇場で観た中で、一、二を争うぐらい胸くそ悪い映画でしたよ。

 ただ、だからといってこの映画を否定しようとは思わないんですけどね。
 人間の本質がそうなのだ、といわれたら否定出来ないですからね。笑。
 まぁそうでないことを願わずにはいられませんが…。

 それにしてもよく本作のような胸くそ悪い映画をシネコンで上映することにしたものだなぁ、と感心してしまいます。
 その英断(といっていいものかどうか?)は大いに称えたいですね。
 映画館でハッピーエンドの映画しか上映されなくなったら、そのときはそれこそ世も末といっていいでしょうから。


 お気に入り度は★★★、お薦め度は☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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血に染まった金曜日。

2012-06-15 22:59:46 | 日常
 えー、今日、五か月ぶりに献血に行ってきましたよ(意味なくおどろおどろしいタイトルですみません。え?読めてた?)。
 巡回方式の献血バスで献血すると、採血する看護婦さんの事務的、機械的な対応に、ムカつくことも多いのですが、今日の看護婦さんはユーモアのある人でよかったです。
 こちらが「献血してる最中は笑いが込み上がってきちゃうんですよね~」と言うと、「笑うぐらいならいいですよ~。血を取っていて泣き出す女の子もいますからね~」と笑って言ってました。
 それどころか、カップルで献血に来ていて、比重の関係で献血できなかった女の子が、彼氏が献血している間、ずっと彼氏の手を握ってた、なんてことも過去にはあったそうです(大手術に臨む難病患者とその彼女かよ!!)。

 よかったのは看護婦さんだけでなく、いつもはせいぜい歯磨きセットとジュースぐらいしかもらえないのに、この日はキティちゃんグッズがもらえました。


   


 キティちゃんとけんけつちゃん(それにしても「けんけつ」ちゃんっていうストレート過ぎるネーミングはどーにかならなかったのだろうか?)のコラボのクリアファイルとノートとハンドタオル。
 まぁ自分がキティちゃんのノートを使うことはないので、結局知り合いのお子さんにあげちゃうことになるんだけどね(ほんとだよ)。

 というわけで、今日は疲れたので早めに寝ることにします。。。

 

 
 
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小倉は勘弁していただきたい。

2012-06-14 22:24:41 | 新作映画
 たぶん、誰も覚えていないとは思うんですけど、今年の二月に、『2012年に公開される映画で最も面白くなさそうな作品はどれだ!?』という企画をこのブログでやりました。
 個人的に興味が持てない、面白くなさそうな作品を十本挙げ、その十本の中から常連さんに最も面白くなさそうな作品を投票してもらい、一位になった作品は自分が観に行くという、ネガティブ極まりない企画でした。
 そのネガティブさゆえか、あまりコメントはもらえなかったんですが、それでも圧倒的な支持を(というか不支持?)を受けたのが、『グラッフリーター刀牙』という作品でした。
 
 この『グラッフリーター刀牙』、公式サイトの予告編を見ても、ストーリー紹介を読んでも、出演キャストを眺めても(一応AKBの北原里英が出ています)、本っっっっ当に恐ろしいぐらいにつまらなそうな、何一つ惹かれるものがない映画なのですが、一位になった作品は観に行く、と宣言した以上は本当に観に行くつもりでした。
 ただ一つ、観に行くのは九州で公開される場合のみ、という条件を付けていました。

 自分はどこぞの政治家ではないので、本当に観に行くつもりで、まめに公式サイトの劇場情報をチェックしていたのですが、長い間公開館が東京と大阪の映画館だけで、ほっと胸を撫で下ろしていました。
 やっぱり出来れば観たくなかったので。笑。

 しかし、先日劇場情報をチェックしたところ、驚いたことに福岡の映画館の名前があるじゃないですか!!
 それでもその映画館が例えばTジョイ博多やユナイテッドシネマキャナルシティ13であれば問題はなかったのですが、何と公開されるのが小倉コロナシネマワールド!!
 知らんわ、そんな映画館!!(小倉の人、ゴメンなさい。でも本当に初めて知った。笑。)

 というわけで、『グラッフリーター刀牙』が九州の映画館で公開される場合観に行く、という前言を、『グラッフリーター刀牙』が福岡市内の映画館で公開される場合観に行く、に訂正させていただきます。
 もし、小倉コロナシネマワールドで『グラッフリーター刀牙』が公開されることで、この作品の拙レビューが読める!!と期待していた人がいたら、申し訳ありませんでした。

 そんな奇特な人、おらんと思うけどな!!
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当たった!!!!!

2012-06-13 21:01:17 | 日常
 当たった!!!!!当たりましたよ!!!!!
 いやぁ、マジで当たるとは思わなかったなぁ。
 何が当たったかというとドリームジャンボ宝くじ。
 昨日が抽選日だったんです。

 ほんとに蛇の抜け殻は効果覿面でした(こちら)。
 一緒に仕舞っていただけで宝くじが当たってしまうなんて!!
 当選番号を確認してビックリしてしまいました。

 え?どーせ当たったって言っても末等なんでしょ、ですって!?
 失礼な!!
 末等が当たってこんなに大騒ぎするわけないでしょ!!
 当たったのは四等の二千円です!!!
 ・・・・・・。
 三千円分購入して、二千円還ってきても(正確には五等も含めれば二千三百円)、嬉しいのか、嬉しくないのか、よくわかんないなぁ。
 三百円とか、二千円とか、少額当選ってほんといらんよね。
 その分削って一等を増やしてほしいよ。

 蛇の抜け殻と一緒に仕舞って四等だったら、生きてる蛇を十匹ぐらい飼って、それと一緒に仕舞ってたら、宝くじ、一等が当たるかもしれんなぁと夢想してしまいました。
 死んでも生きてる蛇は飼いたくないけど!!

 

 

 
 
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今年の夏、いよいよ総選挙が開かれる!!

2012-06-12 21:49:36 | 雑事
 今年の夏、いよいよ総選挙が開かれますね!!

 え?AKBの総選挙はつい先日済んだばかりだろうって?
 な~に、言ってるんですか、乳臭い小娘の誰がセンターを取ろうがそんなの知ったこっちゃないですよ!(乳臭いゆーな!!ところで第43回AKB総選挙について)
 で、何の総選挙かというとAKBではなく、YKIの総選挙です。

 YKI、もちろんご存知ですね。
 YKIとは東京都千代田区に本社を置く非金属メーカーのこと、、、ではなく、妖怪=YOKAIの略称のことです。
 そしてこの夏、最もイカした妖怪を決める総選挙が行われるのです。こちら

 個人的なお薦めは、、、いやこの場合押しメンっていうべき?No.42の「三味線ひける」ちゃんかなぁ。
 まだ他にもいい子はいっぱいいますよ。
 
 あなたは誰に清き一票を投じますか?
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『ミッシングID』、一体何のDNAを引き継いでいるっちゅーねん!!

2012-06-11 22:21:20 | 新作映画
 ジョン・シングルトン監督、テイラー・ロートナー主演、『ミッシングID』、6/3、中洲大洋劇場にて鑑賞。2012年21本目。


 『ボーン・アイデンティティー』のDNAを受け継ぐ緊迫のサスペンスアクションが始動!!

 これ、公式サイトに書いてある本作のキャッチコピーです。
 自分は『ボーン・アイデンティティー』から始まる『ジェイソン・ボーン』シリーズの大ファンです(正確にはポール・グリーングラスが引き継ぐ第二作から、ですが)。
 『ジェイソン・ボーン』シリーズはアクション映画の一つの到達点だと思っていますし、ストーリーとアクションがこれほど密接に絡み合った作品を自分は寡聞にして知りません。
 なので、「DNAを受け継ぐ」なんて煽られちゃ観に行かないわけにはいきません。

 そして本作鑑賞直後の素直な感想。

 一体何のDNAを引き継いでいるっちゅーねん!!

 確かにジャンル的には『ミッシングID』と『ジェイソン・ボーン』シリーズ、どちらもスパイアクションものではありますが、それ以外に共通点は見い出せませんでしたね。

 いろいろツッコミどころが多い作品です。
 例えば、主人公のネイサンは、高校の授業のレポートのためにたまたま開いた失踪児童のホームページで他でもない自分がその失踪児童であるという衝撃的な事実を知り、そのホームページの管理者に連絡を取ろうとするんですが、それが敵組織の仕掛けた罠なんですよ。

 どんだけ迂遠で気の長い罠なんだよ!!

 もしネイサンがこのままそのホームページの存在に気が付かなかったらどうするつもりだったんでしょうか。
 まぁそれはその組織が仕掛けたいくつもの罠の一つだったとしましょう。
 しかしツッコミどころはそれ一つじゃないんですよ。
 ネイサンが連絡をしたばかりに彼の自宅が工作員に急襲されます。
 何とか撃退するネイサン。
 そんなネイサンに生き残った工作員がほくそ笑みます。
「キッチンのオーブンの中に爆弾を仕掛けてある…」
 そして、ドッカアアアアアアアン!!!!と凄まじい大爆発が起こるんです。
 いやいや待て待て。観ている限りそんな爆弾を仕掛けるような時間はなかったぞ?というか、ネイサンに用事があったはずなのに、そんな威力の大きな爆弾を仕掛けてどーすんだよ、、、それ以前に爆弾を仕掛けた工作員たちの命が危ないじゃないだろうか?

 まだあります。
 執拗にネイサンを付け狙う謎の組織。
 もうこうなると、何かしらネイサン自身に秘密があると思いますよね。それこそネイサンは特殊な遺伝子を持つスーパーソルジャーだったとか。
 でもそんな大それた秘密などなくて、組織の目的はネイサンの有する情報だったことがやがてわかります。
 しかもその情報は十五年以上前のもので、さらに携帯電話のメールでやり取りできる類いのものなんです。
 何やねん、それは!!
 予想外にチャチな真相に意表を突かれ、イヒョー!!と叫びたくなりましたよ。

 しかし、本作の一番の問題はツッコミどころが多い、ってことじゃないんです。
 本作の一番の問題、それはアクション映画でありながら、アクションシーンが少ない、ってことなんです。
 主人公のネイサンを演じたテイラー・ロートナーは空手のジュニア王者だったという過去があり、それなりにアクションがこなせる俳優らしいのですが、ほんと、アクションの見せ場がないんですよ。
 唯一列車の中で追っ手と格闘するシーンがありますが、あれも記憶に残らなかったなぁ。
 あとは主人公のネイサンはひたすら逃げ続けるだけでしたね。

 本作を観たら『ジェイソン・ボーン』シリーズが如何に傑作であるのか、改めて知らされました。
 その『ジェイソン・ボーン』シリーズの外伝的作品『ボーン・レガシー』がこの秋、公開されるのですが、果たしてどんなもんなんでしょうね?
 自分は『ジェイソン・ボーン』シリーズが傑作になり得たのは二作目以降をポール・グリーングラスが監督になったから、というのが持論なので、彼以外の監督がメガホンを取ってもあんまり期待は出来ないっていうのが正直なところなのですが、まぁそれでも『ミッシングID』よりは『ジェイソン・ボーン』シリーズのDNAを強く引き継いでいることは間違いないでしょうけれど。笑。


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箱の中身。

2012-06-09 21:22:56 | 日常
 昨日は思わせぶりな終わり方をしてしまって申し訳ない。
 元々大したオチを用意していたわけではないのです。
 あまり過剰に期待されても困る、、、って端から誰もそんなものは期待していないか。
 誰からも何も期待されない人生、それはそれで悲しいものがあるなぁ。

 さて、自分が祖父の形見の木箱に入れたもの、それは自分が数年前のある晴れた日に河原で拾ったものでした。
 その日、なぜ河原に行ったのか、今となってはよくわからない。
 なぜあなたはあの日河原に行ったのか?という質問はなぜあなたは今生きているのですか?という質問にも似て、非常に答えにくい。
 何となく、としか答えようがない。

 ところで、、、自分は迷信深い人間ではありません。
 幽霊も宇宙人も神様もサンタクロースも存在を信じてはいない(逆に言えば、幽霊も宇宙人も神様もサンタクロースも存在するとすれば同程度の確率だろうと思っています。神様はいると思うが、サンタクロースはいないと言い切る人には矛盾を覚えますね。)。
 験を担ぐタイプ、ってわけでもない。
 血液型占いも星座占いも遊びぐらいにしか思ってない。

 ただ、信じてはいなくても、全面的に否定することが野暮だってことぐらいはわかっているつもりです。
 宇宙人は存在しないと思うけれど、存在すると思っていた方が何かと楽しい、ってのと同様、迷信を信じていると楽しいこともある。
 だから、あの日、河原で拾ってきたんですよ、蛇の抜け殻を。
 よくいうじゃないですか、蛇の抜け殻を財布に入れているとお金が貯まるって。
 信じていたわけではないけれど、そういう迷信があることは知っていたので、持って帰ることにしたのです。

 しかし、持って帰ったのはいいんですが、どうにも置き場所に困ってしまいました。
 というのもその抜け殻はこれまで見たことがないぐらい、、、といっても蛇の抜け殻を見る機会はそんなにしょっちゅうあるわけじゃないですが、実に立派な抜け殻だったのです(まぁでも、ネットで調べたところ、これまで見たことがないぐらい立派な蛇の抜け殻を見つけた人って案外いましたけどね)。

 で、置き場所に困った自分はこともあろうに祖父の形見の木箱の仕舞うことにしたのです。
 じーちゃん、ゴメンよ。

 箱を開けるのが怖いと昨日の記事に書きました。
 何が怖かったかというと、別段蛇の抜け殻そのものが怖かったというのではなく、何しろ箱には防虫剤や乾燥剤は入れずに、蛇の抜け殻だけを仕舞いましたから、虫が湧いてるんじゃなかろうかと、それが恐ろしくて仕方なかったんです。

 そして、何年かぶりにその箱を開けることにしました…。


   


 ジャジャーン(蛇だけにね)、御開帳♪
 幸い、虫などは湧いていませんでした。ホッ。
 どうです、立派な抜け殻でしょう?
 頭の先からしっぽの先まで(先から先までという表現には抵抗がありますが)、90センチ近くあります。
 財布の中に入れることを目的に持ち帰ったのですが、このまま財布の中に仕舞えるわけもなく、どこをどう切り取ればいいかもわからないので、持ち帰った時そのままの状態です。
 久しぶりに開帳して、この際だから、木箱には先日買った宝くじも一緒に仕舞うことにしました。
 これで一等当選も間違いないでしょう。
 一等が当選した暁にはこのブログの常連さんには日ごろのお礼も兼ねて大盤振る舞いをしたいと思っています。
 そうですね、十万円程度で欲しいものがあったら、遠慮なくコメント欄に書いていってくださいね♪ 
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開かずの箱。

2012-06-08 23:30:56 | 日常
 我が家には開かずの間ならぬ開かずの箱があります。
 正確には我が家にはというか、自分の手元には、と言った方が正しいのですが。

 元々は亡くなった祖父から譲り受けた祖父の手製の飾り箱でした。蓋の表には彫り物細工が施してあります。
 自分の手元にある、祖父の唯一の形見と言っていいです。


   


 この箱の中に自分があるものを仕舞ったばかりに開けることが出来なくなってしまったのです。
 開けるのが、怖い…。怖くて仕方がない…。

 さて、自分が何を仕舞ったのか?
 なぜ開けるのが怖いのか?
 それは

 
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