おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

散策は挫折

2009-11-11 23:17:08 | 音楽
 昨日のブログの締め言葉、「明日も昼休み、散策だ」・・・・・  訂正。
 本日の昼休みは大雨(大雨注意報発令中)。残念ながら、散策は挫折。職場の裏の川も、増水している。通勤路であるサイクリングロードも冠水しているようだ。こういう日は、おとなしくしているのが無難かもしれない。

 以前は、昼休みによくCDを聴いていた。CDは、東京に行ったとき、御茶ノ水で中古のものを買ってくる。意外と掘り出し物も多い。LPもおいてある。我が家にも、LPが100枚以上あるが、今は、飾ってあるだけ。使ってやらないと、LPもかわいそうなのか・・・。昔から、いわゆる海賊版といわれるものを好んで買っていた。CDとなった今も、その傾向は変わっていない。
 ちなみに、LPもCDも、ほとんどがクラシックである。(あとは、ビートルズとか、クィーンとか)
 福島の母親の実家に行ったとき、叔父が持っていたLPを聴いたのがクラッシックに傾いたきっかけである。(小学校低学年までピアノを習っていたというのも根底にはあるかもしれない。)曲は確か、ブラームスの「ハンガリー舞曲5番」。この曲のオリジナルはピアノの連弾であるが、小生が聴いたのはオーケストレーションされたもの。何度も聞いた記憶がある。おそらく、曲を聴けば、「ああ、あれか」という曲である。

 つい最近、東京で中古CDを買いだめしてきた。その中で、感動した曲がある。W.A.モーツアルトが最後に作曲した「レクイエム(死者のためのミサ曲)」だ。
 この曲を最初に聴いたのは、前作の「白い巨塔(田宮次郎主演)」。財前五郎が死に、亡骸を病理解剖のため別病棟に移すとき(ラストシーン)にレクイエムの一節「ラクリモサ」が流れていた。その時は曲名など分からなかったが、心に染みてきたのを覚えている。
 今回、買ってきたCD(もちろん中古)は、レナード・バーンスタイン指揮 バイエルン放送響。1988年の録音。バーンスタインといえば、「ウエストサイド物語」の作曲者といえばおわかりになるか。

   

 ジャケットの写真は、女優であったバーンスタイン夫人である。全体的に遅めのゆったりとしたテンポ、しかしながらメリハリのある演奏で、聴くほどに心が洗われる。とりわけ、フィナーレは最高である。
 当分、このCDにはまりそうだ。

 予報によれば、明日の天気は、曇りのち晴れ。明日こそは、間違いなく散策だ。

コメント
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