今日は、上野界隈を散策した。
上野は、東京の中でも落ち着く空間である。特に、国立博物館、国立西洋美術館、国立科学博物館、東京都美術館などなど、まるまる1日過ごせる。ついこの前、博物館に行ったばかりなので、企画展はほぼ同じ。ということで、上野界隈を散策してみることにした。
ルートは、奏楽堂 → 上野寛永寺 → 谷中霊園 → 谷中銀座(谷根千)
上野駅公園口は、親子連れが多い。天皇陛下在位20周年を記念して、今日まで動物園の入園料が無料とのこと。ちらほらと、紋付き袴や振り袖の子供たち。今日は七五三だ。
ということで、散策開始。
一度はいってみたいと思っていたのが、旧東京音楽学校奏楽堂、国の重要文化財である。
明治23年建築で、構造は木造2階建て。ホールの舞台中央には、パイプオルガンも置かれている。御承知の方もいると思うが、奏楽堂の老朽化が激しく、明治村への移転の話もあった。しかし、芸大OBを中心に、上野への保存にむけた運動がおこり、この地に移築保存されたとのことだ。こぢんまりした、暖かさのあるホールである。今でも、現役でコンサート会場になっている。今度は、ここで聴いてみたい。
散策は続き、上野寛永寺へ。ここは、天海上人が建立した寺で、徳川家の菩提寺にもなっている。早速、篤姫の墓所に行ってみた。門の奥に篤姫の墓があるそうだが、非公開。門でご勘弁。
(篤姫墓所)
(徳川慶喜墓所)
続いて、谷中霊園へ。ここには著名人の墓所が多くある。確か、以前、雑誌「谷根千工房」で紹介されていたような気がする。目についたのは、徳川慶喜の墓所。訪れたら、たまたま、ボランティアの方なのだろうか、解説をしていた。それによると、徳川慶喜は、尊皇を示すため、仏教ではなく神道で祀られているとのこと。従って、墓所も神道方式(天皇の墳墓を小さくしたような形)にしている。大政奉還後の裏話など、面白い話を聞くことができた。先日なくなった俳優の森繁久弥の墓所にも案内してもらった。来月あたり、納骨するのではとのことであった。ちなみに、慶喜の墓所の近くである。
日暮里駅に到着。次は、谷中銀座だ。
ここには、何回か来ている。初めて休日に来てみたが、観光客と思われる人が多い。しかし、この界隈の人たちの生活の場であることも間違いない。商店街は、何より、住んでいる人に愛されて「なんぼ」だ。
ここを訪れるようになったのも、雑誌「谷根千工房」を定期購読したことが大きい。谷中、根津、千駄木の情報を得ることができるが、廃刊してしまった。最終号は、郵送してもらえないので、東京に行ったとき、取扱店で買ってきた。廃刊は残念である。
とりあえず、千代田線千駄木駅から、お茶の水へ。前にも書いたように、中古CDを物色するためにである。と、偶然にも、職場の先輩に出くわした。このCD屋も、先輩から教えてもらった。紙袋に、LPレコード10枚くらい買い込んだようだ。これから、サントリーホールにコンサートを聴きに行くとのこと。そうか、その手もあったな、と後悔した。今回は、CD4枚購入。のちのちブログでご紹介することがあるかも。
といった東京レポート。今度は、芝の増上寺に行ってみたい。この頃、妙に寺社仏閣を訪れたくなる。
上野までの道すがら、覗いてみた。人でいっぱいだ。今度は、早めに来よう。
明日から、また、デスクワークだ。
上野は、東京の中でも落ち着く空間である。特に、国立博物館、国立西洋美術館、国立科学博物館、東京都美術館などなど、まるまる1日過ごせる。ついこの前、博物館に行ったばかりなので、企画展はほぼ同じ。ということで、上野界隈を散策してみることにした。
ルートは、奏楽堂 → 上野寛永寺 → 谷中霊園 → 谷中銀座(谷根千)
上野駅公園口は、親子連れが多い。天皇陛下在位20周年を記念して、今日まで動物園の入園料が無料とのこと。ちらほらと、紋付き袴や振り袖の子供たち。今日は七五三だ。
ということで、散策開始。
一度はいってみたいと思っていたのが、旧東京音楽学校奏楽堂、国の重要文化財である。
明治23年建築で、構造は木造2階建て。ホールの舞台中央には、パイプオルガンも置かれている。御承知の方もいると思うが、奏楽堂の老朽化が激しく、明治村への移転の話もあった。しかし、芸大OBを中心に、上野への保存にむけた運動がおこり、この地に移築保存されたとのことだ。こぢんまりした、暖かさのあるホールである。今でも、現役でコンサート会場になっている。今度は、ここで聴いてみたい。
散策は続き、上野寛永寺へ。ここは、天海上人が建立した寺で、徳川家の菩提寺にもなっている。早速、篤姫の墓所に行ってみた。門の奥に篤姫の墓があるそうだが、非公開。門でご勘弁。
(篤姫墓所)
(徳川慶喜墓所)
続いて、谷中霊園へ。ここには著名人の墓所が多くある。確か、以前、雑誌「谷根千工房」で紹介されていたような気がする。目についたのは、徳川慶喜の墓所。訪れたら、たまたま、ボランティアの方なのだろうか、解説をしていた。それによると、徳川慶喜は、尊皇を示すため、仏教ではなく神道で祀られているとのこと。従って、墓所も神道方式(天皇の墳墓を小さくしたような形)にしている。大政奉還後の裏話など、面白い話を聞くことができた。先日なくなった俳優の森繁久弥の墓所にも案内してもらった。来月あたり、納骨するのではとのことであった。ちなみに、慶喜の墓所の近くである。
日暮里駅に到着。次は、谷中銀座だ。
ここには、何回か来ている。初めて休日に来てみたが、観光客と思われる人が多い。しかし、この界隈の人たちの生活の場であることも間違いない。商店街は、何より、住んでいる人に愛されて「なんぼ」だ。
ここを訪れるようになったのも、雑誌「谷根千工房」を定期購読したことが大きい。谷中、根津、千駄木の情報を得ることができるが、廃刊してしまった。最終号は、郵送してもらえないので、東京に行ったとき、取扱店で買ってきた。廃刊は残念である。
とりあえず、千代田線千駄木駅から、お茶の水へ。前にも書いたように、中古CDを物色するためにである。と、偶然にも、職場の先輩に出くわした。このCD屋も、先輩から教えてもらった。紙袋に、LPレコード10枚くらい買い込んだようだ。これから、サントリーホールにコンサートを聴きに行くとのこと。そうか、その手もあったな、と後悔した。今回は、CD4枚購入。のちのちブログでご紹介することがあるかも。
といった東京レポート。今度は、芝の増上寺に行ってみたい。この頃、妙に寺社仏閣を訪れたくなる。
上野までの道すがら、覗いてみた。人でいっぱいだ。今度は、早めに来よう。
明日から、また、デスクワークだ。