木曜日は、秘密のケンミンSHOWの日。量り売りの芋焼酎をオンザロックで飲みながら、「ヒミツのOSAKA」を楽しんだ。
関東やこのあたりでは、肉の部位で「フィレ」を「ヒレ肉」という。しかし、大阪では「ヘレ肉」というらしい。言語学者によると、関東では母音が「i」に、大阪では母音が「e」になっている言葉が多いとのこと。確かに「きつねうどん」は「けつねうどん」と言っている。
メディアがこれだけ行き渡った世の中、いわゆる標準語が生活に浸透している。しかし、実際の生活の中では、方言が主流だ。むしろ、方言でないと上手くコミュニケーションがとれない。標準語を話すと、ちょっと生意気かな、と思われる。ただ、いつも思うのだが、関西弁をしゃべる皆さんは、東京に来ても言葉を直さない人が多い。学生時代、関西出身の人としゃべったが、モロ、大阪弁をしゃべっていた。一方で、秋田出身の同級生は、なんと、東京に近い小生よりも、上手く標準語を話している。思った。この例えがいいかどうか、日本語と英語の関係、つまり、言葉があまりにも違うので、標準語に切り替えられるのでは、と言う結論に達した。前にも書き込んだが、このあたりから茨城、千葉(外房)は、言葉が似ている。水戸出身の同級生と話すときは、安心してしまうのだろう、「・・・・・だっぺ」と言ってしまう。標準語社会の中でも、この辺の言葉は特に訳しにくい難しい言葉があるわけではないので、方言でしゃべっていても、通じてしまう。だから通じる。ただ、この辺のイントネーションは、フラットだ。
地元の劇団の主宰者が分析している。いわき弁のイントネーションはフラットである。今、国内のイントネーションは、抑揚型からフラット型に移りつつある。もしかすると、いわきのイントネーションが標準化するかもしれない、と。
今から10年くらい前、出向で、2年間、国の出先機関に配属となった。東北各地から人が集まってくる。言葉のカルチャーショックがなかったと言えば、嘘になる。山形、秋田方面だろうか「んだすぺ」や、仙台方面の「・・・だっちゃ」。これも秘密のケンミンSHOWでやったのだが、山形出身の人を中心に、電話で自分の名前を名乗るとき、「××でしたぁー」という。小生の義叔母が山形出身なので、これだけは違和感がなかった。だた、この2年間で、東北各地の言葉やイントネーションを知ることができた。
言葉の大切さを考えさせられる。「言葉」=「コミュニケーション」、閉鎖空間の中で共通の「コト」を共有できる。言葉に加えて、地域で育んできた「文化」や「慣習」、こういった根ざした「モノ」や「コト」を、改めて見つめ直すことが必要だと思う。
まもなく23時、BS-フジで「風のガーデン」がはじまる。今日を含めて、あと2回だ。
関東やこのあたりでは、肉の部位で「フィレ」を「ヒレ肉」という。しかし、大阪では「ヘレ肉」というらしい。言語学者によると、関東では母音が「i」に、大阪では母音が「e」になっている言葉が多いとのこと。確かに「きつねうどん」は「けつねうどん」と言っている。
メディアがこれだけ行き渡った世の中、いわゆる標準語が生活に浸透している。しかし、実際の生活の中では、方言が主流だ。むしろ、方言でないと上手くコミュニケーションがとれない。標準語を話すと、ちょっと生意気かな、と思われる。ただ、いつも思うのだが、関西弁をしゃべる皆さんは、東京に来ても言葉を直さない人が多い。学生時代、関西出身の人としゃべったが、モロ、大阪弁をしゃべっていた。一方で、秋田出身の同級生は、なんと、東京に近い小生よりも、上手く標準語を話している。思った。この例えがいいかどうか、日本語と英語の関係、つまり、言葉があまりにも違うので、標準語に切り替えられるのでは、と言う結論に達した。前にも書き込んだが、このあたりから茨城、千葉(外房)は、言葉が似ている。水戸出身の同級生と話すときは、安心してしまうのだろう、「・・・・・だっぺ」と言ってしまう。標準語社会の中でも、この辺の言葉は特に訳しにくい難しい言葉があるわけではないので、方言でしゃべっていても、通じてしまう。だから通じる。ただ、この辺のイントネーションは、フラットだ。
地元の劇団の主宰者が分析している。いわき弁のイントネーションはフラットである。今、国内のイントネーションは、抑揚型からフラット型に移りつつある。もしかすると、いわきのイントネーションが標準化するかもしれない、と。
今から10年くらい前、出向で、2年間、国の出先機関に配属となった。東北各地から人が集まってくる。言葉のカルチャーショックがなかったと言えば、嘘になる。山形、秋田方面だろうか「んだすぺ」や、仙台方面の「・・・だっちゃ」。これも秘密のケンミンSHOWでやったのだが、山形出身の人を中心に、電話で自分の名前を名乗るとき、「××でしたぁー」という。小生の義叔母が山形出身なので、これだけは違和感がなかった。だた、この2年間で、東北各地の言葉やイントネーションを知ることができた。
言葉の大切さを考えさせられる。「言葉」=「コミュニケーション」、閉鎖空間の中で共通の「コト」を共有できる。言葉に加えて、地域で育んできた「文化」や「慣習」、こういった根ざした「モノ」や「コト」を、改めて見つめ直すことが必要だと思う。
まもなく23時、BS-フジで「風のガーデン」がはじまる。今日を含めて、あと2回だ。