今日は成人の日、ハッピーマンデーということで、1月第2週目の月曜日が休みとなった。
小生、成人を迎えたのは学生時代、住民票も千葉に移していたので、千葉市から招待状が来た。確か、式典と誰かのコンサートだったと記憶している。ただ、翌日、何かの試験だったので、式典には参加しなかった。
あとで聞いたのだが、同級生の多くは、いわきに戻って式典に参加したとのこと。今となっては昔の話ではある。
ところで、月曜日は、「吉田類の酒場放浪記」。
今日のお店は、秋葉原、浅草花戸川、五反田、そして高知県土佐久礼。
類氏は飲む前に、まちを散策する。秋葉原では真空管やさん、浅草では履物屋さん、五反田では、たばこ(葉巻)やさん。
秋葉原は、まちが新しくなってからじっくりと歩いたことはなかった。実は、秋葉原駅周辺の変貌に、ついて行けなかったというのが現実だ。以前は、東京に出たときは、必ずといっていいほど秋葉原の電気街を散策した。LPやCDもここであさっていた。まちというか駅がガラッと変わってしまい、実のところ、一度、秋葉原駅で迷ってしまったことがあった。以前の秋葉原だったら絶対迷うことはなかったのだが。それから、あまり秋葉原には行っていない。ただ、今日の放送で、真空管やさんが放映された。「今、眠っているLPレコードをどうにかしなければ」プロジェクトを考えると、真空管アンプというのもありかな、という思いもある。東京に出たとき、ちょっと秋葉に行ってみようと思う。
浅草は、好きなまちの一つだ。上野・浅草界隈は、常磐線沿線に住む小生にとっては、東京で落ち着ける場所の一つである。でも、もまもなく、スーパーひたちも東京発着となってしまう。「ああ上野駅」ではないが、東北地方の終着駅としての上野駅がこれからどうなっていくのか。浅草界隈では、合羽橋道具街がある。そして、今日の放送では履き物問屋が放映されていた。問屋街があるということは、当然、それだけの需要がある、ということであろう。特に、履き物問屋は、オリジナルの製品も作っている。当然のごとく、職人さんもいるんだろう。
まちの魅力の一つとして、「職人」、「職人技」というものがあると思う。例えば、金沢では、前田公が京都から職人を呼び、加賀友禅など、地場産業を創り育てた。その伝統が受け継がれ、今がある。ただ、創造的なものづくりは、今からでも可能性はあると思う。ある意味、アイディア勝負。時代のニーズを読み込み、将来を見据えてビジネス展開していかなければならない。
さて、酒場放浪記に戻るが、本日も、類氏は旨そうに飲んでいる。ナレーションで言っている。「つまみを酒で流し込む」と。うらやましい。
類氏の故郷、高知のお店。出てくる魚を見ていた。同じ太平洋とはいえ、こちらとはちょっと違った種類の魚が出てくる。こっちでは、太刀魚をあまり食しない(我が家だけかもしれないが)。小生、初めて太刀魚を食したのは、清水の伯母のところである。塩焼きを食したのだが、骨っぽかった記憶がある。高知では、刺身(酢じめ)で食していた。そして、マグロの稚魚、こっちでは「メジマグロ」というが、沖でトローリングをするとよく釣れる。その刺身を食していた。確かに取り立ては身がプリプリしている。
そして、こと、鰹についていえば、はっきり言って、いわきの鰹のほうが旨いと思っている。特に戻り鰹。高知の業者がいわきに事務所を構えて、鰹を仲買して、ここで加工して高知で鰹のたたきとして商品化している、という話を聞いたこともある。一般的に「たたき」といわれる食し方も、ここ、いわきでは藁で炙った「火山(ひやま)」と呼ばれる鰹の刺身を夏場に食する。実は、「火山(ひやま)」というのも地元の食文化ではあると思うのだが、地元のスーパーでは「たたき」として売ってしまっているのも事実である。地域の食文化を伝えていくときに、ネーミングを含めて地元スーパーでの売り方も、実は地域文化の継承につながっていくのではないかと思うのだが・・・。
まぁー、酒場放浪記を通して、酒文化と食文化のコラボレーションをつくづく考えさせられます。
小生、成人を迎えたのは学生時代、住民票も千葉に移していたので、千葉市から招待状が来た。確か、式典と誰かのコンサートだったと記憶している。ただ、翌日、何かの試験だったので、式典には参加しなかった。
あとで聞いたのだが、同級生の多くは、いわきに戻って式典に参加したとのこと。今となっては昔の話ではある。
ところで、月曜日は、「吉田類の酒場放浪記」。
今日のお店は、秋葉原、浅草花戸川、五反田、そして高知県土佐久礼。
類氏は飲む前に、まちを散策する。秋葉原では真空管やさん、浅草では履物屋さん、五反田では、たばこ(葉巻)やさん。
秋葉原は、まちが新しくなってからじっくりと歩いたことはなかった。実は、秋葉原駅周辺の変貌に、ついて行けなかったというのが現実だ。以前は、東京に出たときは、必ずといっていいほど秋葉原の電気街を散策した。LPやCDもここであさっていた。まちというか駅がガラッと変わってしまい、実のところ、一度、秋葉原駅で迷ってしまったことがあった。以前の秋葉原だったら絶対迷うことはなかったのだが。それから、あまり秋葉原には行っていない。ただ、今日の放送で、真空管やさんが放映された。「今、眠っているLPレコードをどうにかしなければ」プロジェクトを考えると、真空管アンプというのもありかな、という思いもある。東京に出たとき、ちょっと秋葉に行ってみようと思う。
浅草は、好きなまちの一つだ。上野・浅草界隈は、常磐線沿線に住む小生にとっては、東京で落ち着ける場所の一つである。でも、もまもなく、スーパーひたちも東京発着となってしまう。「ああ上野駅」ではないが、東北地方の終着駅としての上野駅がこれからどうなっていくのか。浅草界隈では、合羽橋道具街がある。そして、今日の放送では履き物問屋が放映されていた。問屋街があるということは、当然、それだけの需要がある、ということであろう。特に、履き物問屋は、オリジナルの製品も作っている。当然のごとく、職人さんもいるんだろう。
まちの魅力の一つとして、「職人」、「職人技」というものがあると思う。例えば、金沢では、前田公が京都から職人を呼び、加賀友禅など、地場産業を創り育てた。その伝統が受け継がれ、今がある。ただ、創造的なものづくりは、今からでも可能性はあると思う。ある意味、アイディア勝負。時代のニーズを読み込み、将来を見据えてビジネス展開していかなければならない。
さて、酒場放浪記に戻るが、本日も、類氏は旨そうに飲んでいる。ナレーションで言っている。「つまみを酒で流し込む」と。うらやましい。
類氏の故郷、高知のお店。出てくる魚を見ていた。同じ太平洋とはいえ、こちらとはちょっと違った種類の魚が出てくる。こっちでは、太刀魚をあまり食しない(我が家だけかもしれないが)。小生、初めて太刀魚を食したのは、清水の伯母のところである。塩焼きを食したのだが、骨っぽかった記憶がある。高知では、刺身(酢じめ)で食していた。そして、マグロの稚魚、こっちでは「メジマグロ」というが、沖でトローリングをするとよく釣れる。その刺身を食していた。確かに取り立ては身がプリプリしている。
そして、こと、鰹についていえば、はっきり言って、いわきの鰹のほうが旨いと思っている。特に戻り鰹。高知の業者がいわきに事務所を構えて、鰹を仲買して、ここで加工して高知で鰹のたたきとして商品化している、という話を聞いたこともある。一般的に「たたき」といわれる食し方も、ここ、いわきでは藁で炙った「火山(ひやま)」と呼ばれる鰹の刺身を夏場に食する。実は、「火山(ひやま)」というのも地元の食文化ではあると思うのだが、地元のスーパーでは「たたき」として売ってしまっているのも事実である。地域の食文化を伝えていくときに、ネーミングを含めて地元スーパーでの売り方も、実は地域文化の継承につながっていくのではないかと思うのだが・・・。
まぁー、酒場放浪記を通して、酒文化と食文化のコラボレーションをつくづく考えさせられます。