木曜日は、ケンミンショー。先週は特番でお休みだったので、楽しみにしていた。今週は、沖縄、ヒミツの大阪、大分、そして、東京一郎の香川。
同じ日本でも、生活や風習は違っている。それぞれの地域がこれまで積み重ねてきた歴史や伝統、文化が帰結した結果であろう。とりわけ、沖縄は、亜熱帯気候のなか、本土からも離れた場所で、独自の文化を形成したと思う。
秋が旬のサンマ。ここ、いわきの地でも小名浜港に大量のサンマが水揚げされている。取り立てのサンマは、塩焼き、刺身、つみれなど、ほどよくのった脂を楽しみながら食することができる。たまに、大量にもらったりすると、サンマを小麦粉で塗して油で揚げ、酢醤油にタカノツメ、にんじん、タマネギを入れたタレにつけ込む「南蛮漬け」をつくる。つけ込むと、骨まで食することができる。
ところが、沖縄では、塩焼きという文化は無いらしい。番組で沖縄の人が「油文化」と言っていた。サンマが一番多いようだが、そのほか、鮭、鯖など、みんな唐揚げにするという。サンマの唐揚げをご飯の上にドンと載せた「サンマ弁当」なるものの売り上げが多いそうだ。見る限り、旨そうだ。唐揚げにすることにより、頭も骨も食することができる。サンマの新たな食し方として、今度試してみたい。沖縄のサンマの消費量は、全国第5位。福島県よりも多い。この数字がすべてを物語っている。
ただ残念なのは、唐揚げをつくるときに、ワタ(内臓)を取り除いてしまったこと。やはり、呑兵衛の世界では、塩焼きにしたサンマをワタごと食するのがベスト。ワタのほろ苦さが何ともいえない。それで、酒は進む。
今は、冷凍技術が進んだので、季節に関係なくサンマは食することができる。ただ、日本の食文化である「旬のもの」として、サンマを楽しみたい。今年の秋が、待ち遠しい。
同じ日本でも、生活や風習は違っている。それぞれの地域がこれまで積み重ねてきた歴史や伝統、文化が帰結した結果であろう。とりわけ、沖縄は、亜熱帯気候のなか、本土からも離れた場所で、独自の文化を形成したと思う。
秋が旬のサンマ。ここ、いわきの地でも小名浜港に大量のサンマが水揚げされている。取り立てのサンマは、塩焼き、刺身、つみれなど、ほどよくのった脂を楽しみながら食することができる。たまに、大量にもらったりすると、サンマを小麦粉で塗して油で揚げ、酢醤油にタカノツメ、にんじん、タマネギを入れたタレにつけ込む「南蛮漬け」をつくる。つけ込むと、骨まで食することができる。
ところが、沖縄では、塩焼きという文化は無いらしい。番組で沖縄の人が「油文化」と言っていた。サンマが一番多いようだが、そのほか、鮭、鯖など、みんな唐揚げにするという。サンマの唐揚げをご飯の上にドンと載せた「サンマ弁当」なるものの売り上げが多いそうだ。見る限り、旨そうだ。唐揚げにすることにより、頭も骨も食することができる。サンマの新たな食し方として、今度試してみたい。沖縄のサンマの消費量は、全国第5位。福島県よりも多い。この数字がすべてを物語っている。
ただ残念なのは、唐揚げをつくるときに、ワタ(内臓)を取り除いてしまったこと。やはり、呑兵衛の世界では、塩焼きにしたサンマをワタごと食するのがベスト。ワタのほろ苦さが何ともいえない。それで、酒は進む。
今は、冷凍技術が進んだので、季節に関係なくサンマは食することができる。ただ、日本の食文化である「旬のもの」として、サンマを楽しみたい。今年の秋が、待ち遠しい。