呑兵衛たちの月９ その２５

　今日の昼時、職場から１００メートル位のところにある郵便局へ。天気予報の通り、ぽつぽつと雨が降ってきた。郵便局で用事を済ませたところ、なんと、外は土砂降り。ズボンの裾がビチャビチャ。早々に職場に戻って、作業ズボンに着替えた。

　午後からは、９月末から１０月頭に行われる文化祭の打ち合わせ。参加される皆さんはみんな一生懸命だ。

　ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月９、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

　はじめは、門前仲町。類氏、真っ昼間から開店前の店頭で並んでいる。時間は午後３時。開店時間は午後４時、つまち、１時間、ひたすら待っていたのだ。お店は、「大衆酒場　魚三」。当然、類氏は１番乗り。開店と同時に、お店のカウンターはほぼ満席。並ぶわけを伺い知ることができる。このお店、３人以上のグループは、３階で呑まなくてはならない。
　類氏、まずは黒ビールでスタート。食べたいものを明確に伝える必要があるお店、類氏もビビッているようだ。そして、日本酒へ。「ひや」ではなく「しや」。江戸弁だ。もともと魚屋だけあって、魚料理が安い。〆は隠しメニューのスペシャルスープ。蛤が入っていい出汁が出ていそうだ。
　
　２軒目は、大森。類氏、昭和２年からやっている甘納豆屋に立ち寄る。そしてお店は「やきとん　とん兵衛」。ホッピーを注文し、相も変わらずのコミュニケーション。やきとんを売りにしているお店だけあって、ガツの刺身、カシラの素焼き、のど仏のたたきをつみれにした焼き物だの、肉は新鮮のようだ。類氏、カシラの素焼きを食したときの満面の笑み。うらやましい。お酒は、会津の花春を熱燗で。ここの女将、会津出身とのこと。

　
　チャンネルを回すと、ＴＢＳ月曜ゴールデン「大家だけが知っている！～幸多福子の下町事件簿～」が放映されていた。この番組、いわきロケがあったようだ。映されたのは、いわき湯本温泉の「新つた」。ＢＧＭは「平盆唄」。塩屋埼灯台。いつも見慣れている風景も、ＴＶを通すと以外に見栄えがいい。