けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

最初の試合

2009-07-21 06:07:29 | football

09/10 el partido de pretemporada
Shamrock Roverts 0-1 Real Madrid

マドリーの得点:カリム・ベンゼマ(86)

GK:デュデク
DF:(右から)ミゲル・トーレス、ペペ、メツェルダー、マルセロ
MF:ラス、ガゴ、グティ
FW:ラウル、イグアイン、クリスチアーノ・ロナウド

○フィジカルメニュー多かったし疲労はあると思うのですが、やっぱり最初のプレシーズンマッチだからか、皆ぱりぱりしとる
○新ユニが着られたところを初めてまじまじと見る。背番号のフォントがちょっとクラシカルな感じ
○ガゴよくボールを触る。5番がしっくりくる
○ペペとか、昨シーズン終盤(監督との関係が)ボロボロだったグティ辺りが元気にプレイしてるのがいいです
○影が長い…21時なんですが(アイルランドだと20時?) さすが夏の欧州
○MARCAのテキストライブで、トリボーテ、トリデンテだと書いてあったのですが、中盤はラス&ガゴのピボーテ+グティ左、Cロナウド右、イグアイントップ、ちょっと下がってラウル、と見ても良いのでは…
○とにかくボールをまわしましょう、という感じ。中盤でやたらにボールをつなぎまくる
○昨日の紅白戦でも3,4タッチでボールをまわすようにという約束事があったそうで、そういう意識が高いんだろう
○したがって、クリスチアーノ・ロナウドはドリブル抑え気味
○ボールがよくまわることはまわるんですが、シュートまでの手数がかかりすぎな気もする
○サイドがサイドらしくない。クロスが入ってこない。入れられないのではなく、とにかく入れようとしない
○サイド攻撃があまり重視されないのはペジェグリーニ流ですか
○Cロナウドも中に入ってきます
○CKキッカーはグティ(右CKを蹴るスペースがなくて蹴りづらそう)、FKキッカーはクリスチアーノ・ロナウド
○……なかなか点が入りませんね
○イグアインに一番チャンスがあると思うんですが…なかなか決まらない
○ラウル、結局中盤まで下がってきてる
○CKのチャンスはけっこうもらえてるんだけどなー
○35分頃、少々ポジションチェンジ、右にグティ左にクリスチアーノ・ロナウド
○でも気づいたら戻ってた
○ミゲル・トーレス、調子よさそうです
○ガゴ、派手に削る……
○後半は総入れ替えになるだろうし、前半組決めたかっただろうなあ
○ということで、前半0-0

GK:デュデク
DF:(右から)サルガド、ガライ、エインセ、ドレンテ
MF:ラス、パレホ、スナイデル、ファン・デル・ファールト
FW:ベンゼマ、グラネロ

○ということで後半、ほぼ総入れ替え
○ラス、お疲れ様です
○カピタンサルガド
○ガライ24番?
○ベンゼマ19番
○ベンゼマ、いい身体してるなあ
○ドレンテの動きが派手。いや、身体能力が高いと褒めるべきなんだろう
○ラフィ、おしいいいいいいいい
○ベンゼマ、おしいいいいいいいいいいいいいいいいい
○やっぱりシュート打たなきゃ
○ベンチで何かつぶやくラウルさん。隣はグティとガゴ。ガゴ、うっすら反応
○パレホいいなあ
○ネグレドもいいなあ
○スナイデルもラフィもいいなあ……
○つまり後半の方が良いな……
○後半15分経過したところで、ラス交代。29番テバルIN
○ベンゼマ、中盤に下がってきたりするのが好きなのか。ラウルっぽいの?
○ラフィさん、チレーナ!!!!! セーブされた……。
○ベンチ、グティさんの隣で置物のように座って観戦中のクリスチアーノ・ロナウド
○おとなしくしてたら、ラウルさん&グティさんにかまってもらって楽しそうなクリスチアーノ・ロナウド
○1対1になったので、相手FWにくっついていって、足元からボールをはじき出してしまったデュデク大先生
○ドレンテクロスがそのままゴールに入りそうに…狙った?ミス?
○……なかなか点が入りませんね
○なので、試合中にクリスチアーノ・ロナウドの生インタビューを突っ込むラ・セクスタ
○とかやってたらベンゼマ、ゴール!!
○エインセから長めのフィード、ベンゼマ足元できちんとコントロールしてゴール
○よかった、点入って……


あと8日

2009-07-19 08:50:08 | football

アルビオルのお披露目がどうこう、と書いたら、その本人のインタビューがASにありました(そのまま公式にも載った)。公式が日本語にしてくれると信じつつ、いけるところまでざっくりと。(一応完成。公式は日本語にしてくれなかった・・・)。

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Q:休暇があと8日しか残ってませんね。十分に休んでいますか?
A:本当は、もう始めたいんだ。チームに合流して、スタートしたいよ。

Q:既にプレゼンテーションで8000人を目の前にして、クラブに同化できているのではないですか?
A:そうだね、でもまだ驚いているんだよ。あとでテレビで見直して、髪の毛が逆立つ気分だった。それにカカやクリスチアーノ、ベンゼマのも、驚きだったよ。

Q:好奇心ですが、ディ・ステファノがどの街にいたかわかりましたか? (ディステファノがバレンシアで監督をしたことがあるから?)
A:プレゼンテーションのごちゃごちゃで、よくわからないんだ(笑)。でも、彼をバレンシアに招待して、彼もよく知っているはずの、Villamarchante(アルビオルの出身)のパエージャをご馳走する。いつでも偉大な存在である、ドン・アルフレドと一緒にいられたのは名誉だったよ。

Q:あなたは、イケルやセルヒオ・ラモスとともに27日に戻ってきますが、彼らがガイドしてくれるでしょうね……
A:そう願うよ! 絶対に僕をうまく扱ってくれると思う。彼らは素晴らしいチームメイトだし、それ以外の選手たちについて知ることも、僕の強い願いだ。

Q:多くのスター選手たちとロッカールームをシェアすると思うと、ちょっとめまいがしませんか?
A:そう思うよね……。最初からスター選手たちの傍にいることは緊張するだろうね。最初の日は、緊張がほぐれるまではナーバスになるものだよ。

Q:クリスチアーノ、カカ、ベンゼマ…… こういったマドリーの攻撃のクラックたちは、ピッチでのライバルです。息がつまりませんか?
A:夜はよく眠れると思うよ(笑)。そういうわけで、彼らを守る必要がないんだ。彼らの傍でプレイするのは楽しいだろうね。スペクタクルになると思うよ。チームは、止めるのがとても難しい攻撃陣を擁することになるんだ。

Q:シルバやビジャが来るようだと思われていましたが、今残っているのはあなただけ……
A:カルフールのパックを破ったら、1個しか残ってなかったってことだね(笑)(よくわからないジョークだ)。2人が来てくれていたらと思うよ。彼らはとても素晴らしいし、チームの前方に彼らを置くのは最高なことだ。

Q:彼らは移籍してきませんでしたが、他のよく知っている2人の名前も挙がっていますね。シャビ・アロンソとアルベロアです。彼らが来るほうに投票しますか?
A:もちろんイエス。アルベロアはディフェンスでとても近い存在だし、すごく仲の良い有人だ。僕には大きな希望になるよ。シャビについても同じだ。

Q:ただ、彼のケース(シャビ・アロンソ)は厳しくなっているようです……
A:そうだね、リバプールが難しくしているから……。でも、彼は僕たちにとって非常に素晴らしい選手になるだろう。彼の成熟を考えても、ここにくるのに相応しい年齢だ。僕にとって、彼はとても完璧な中盤の選手だ。チャンピオンズ優勝を彼の経歴に加え、ここでプレイするだけの輝かしいものを持っている。

Q:バレンシアでは、マドリーに向けて明言される愛はわずかなものだと知られていますが、あなたのケースについては、人々は良く受け止めてくれた……
A:そう、それは僕がバレンシアーノだから、僕はここで成長し、常にバレンシアに対して感じる愛情を示してきたからだ。人々はそれを知っているし、僕がメスタージャでプレイするときもそれを理解してくれるだろう。バレンシアを離れることは、僕にとって簡単なことではなかった。でも、マドリーでプレイするべき理由もわかっていた。選手が行ける中では最高の場所だ。彼らは、僕のために大きな努力を尽くしてくれたし、それにとても感謝している。

Q:身分証を持っていますか? こう言うのは、フロレンティーノはチームをスペイン化していないという人たちがいるからです。あなたは軍神かなにか、そういったものにならないといけない……
A:僕のカードには、僕はバレンシアーノです、とあるよ(笑)。僕はスペイン人だ。だけど、人々がそう言うのは、自国のクラックたちを求めているからだと思うよ……。

Q:そう自分で過小評価しないで……
A:ありがとう(笑)。僕たちは、スペイン人と外国人の良い混成を作り出さないといけないね。でも心に留めておかないといけないのは、代表が良いレベルにあることが、クラブがスペイン人のスターたちを手放さないことにつながると思うんだ。マドリーはスペイン化を続けて欲しいし、さいごまでそうする努力を続けていくだろう。

Q:選手の獲得にこれだけの金額をかけて、もしバルサの支配にストップをかけられなかったら、非難の嵐になるのではありませんか?
A:そういうことは考えるものじゃない。僕たちは、自分たちの目標に集中しないといけない。つまり、求める限りの最高のものを目指すということ。良いチームが作られてきているんだから。

Q:昨シーズン、マドリーがどういうシーズンを過ごしたか見たと思います。ファンは最後には非常に落胆して終了しましたが、今、新たなシーズンを目の前にして……
A:そう、マドリーは素晴らしいリーガの戦いをしたと思う。いろいろな問題があったのに、多くの勝ち点を稼ぎ、バルサと2-6になるまでやりあった。今は皆、新しく加入した選手も含めて、希望を持っていると思う。でも、今はトレーニングをすること、クラックを擁したチームがすべての試合で勝つだろうと考えることではない。

Q:ペジェグリーニをどう見ていますか?
A:とても良いよ。バレンシアでは、彼と対戦していつもひどい目に遭っていたからね。彼はビジャレアルで素晴らしいシーズンを作り出したし、彼のチームは非常に良いプレイをするということも強調したい。

Q:(あなたのポジションは)メディオセントロ(ピボーテ)から右ラテラルに移り、今はセントラルです。あとどこが残っているでしょうか?
A:GKは無理だよ。手の舟状骨を手術して、手首が十分に曲がらないんだから(笑)。バレンシアでは多くの選手が負傷して、僕はそういったポジションに対応しないといけなかった。与えられるポジションに応じていかなければならないけど、でも今の僕はセントラルだよ。

Q:今後わかるかと思いますが、ベルナベウではセントラルというものはあれこれと吟味するような見方をされるものですが……
A:イエロがいなくなって以来、このポジションは非常に良い評判を得ている、とはいっていないね。これは僕にとって重大なチャレンジだ。マドリーで成功するセントラルになりたいよ。

Q:バルサに対応して、マドリーにも3冠が可能だと思いますか?
A:もちろん可能だ。そうなったらマドリディスモにとって最高のことだろう。でも、そのためには多くの働きをすることになる。可能だよ、確実にね。

Q:W杯が狙えるところにあります。マドリーは、南アフリカでのタイトルを狙うのに最高ではありませんか?
A:僕たちもそう見ているよ。もし僕が良いレベルを示せなかったら、もし僕が良いプレイができなかったら…だれも何も確約はできないよ。W杯は何かすごく素晴らしいものだ。でもその前に、マドリーでしっかり仕事をしなければ。

Q:あなたのキャリアを振り返ります。ラウル・アルビオルのフットボールでのキャリアはどこで始まりましたか?
A:僕はRibarrojaのベンハミンでスタートした。生まれた町、Villamarchanteの隣の町だ。その年に、僕は自分の町に戻って、バレンシアが僕に興味を持つまでそこでプレイしていた。それからは皆が知っているとおり。僕はステップを上がってヘタフェに行き、2005年にキケの手で戻ってきた。そして今は、マドリーでの僕の新しいキャリアを楽しもうとしているところだ。

Q:あなたのフットボールのお手本は誰ですか?
A:いつでも僕はヴィエラが好きだった。僕が彼を見たのは、メスタージャでボールボーイをしていた時、アーセナルがチャンピオンズで、クーペるのバレンシアと対戦した試合だ。あれはスペクタクルだったし、あの試合は僕に大きなインパクトを与えた。

Q:アルビオル一家には良い遺伝子がありますね。あなたの兄のミゲルは、U-21の代表だったし、今はムルシアにいる。
A:父もフットボールをしていて、僕たち子供はいつもボールと一緒だった。兄のミゲルはプロフェッショナルだし、弟も挑戦しているし……

Q:他にもアルビオルがいる?
A:そう、ブライアンといって15歳だ。Villamarchanteにいるよ。我が家では、皆がフットボール選手になりたがっているんだ!

Q:2004年に、あなたはヘタフェへ契約に行く途中で、重大な交通事故に遭いました。 いろいろな良いことが、その後悪夢を忘れさせる役に立ったでしょうか?
A:いつでも、あの時のことが頭によみがえってくるよ……。例えば、ペルニアの事故のことを見ても(先日、バカンスを過ごしていたアルゼンチンで自動車事故に遭い、数日間ICUで治療を受けるほどの怪我を負った)、今日起こった事故と同じように感じるし、明日も…… ありがたいことに、僕は回復できた。僕に許された2度目のチャンスを大切なものと見ている。それを最大限に生かさなければならない。

Q:ほとんど奇跡的なものでしたね。昏睡状態に陥り、脾臓を摘出して、それでもわずか5ヵ月後には再びプレイをしていた……
A:最初の頃、僕は非常に悪い状態にあった。負傷から回復できても、再びプレイできるようになるかどうかについては、多くの疑問があった。事故があったのはプリメーラでデビューするかという時で、そのレベルでプレイできるのか考えていた。自分の身体がどう反応するのかわからなかった。

Q:内気な性格だという話ですが、そうなんですか?
A:最初はちょっと恥ずかしがって、控えめなんだ。少し自身が持てるようになると、リラックスしてくるよ。

(終わり。途中1問、最後の2問を勝手に割愛……よくわからなくて面倒になったので…すいません)
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バレンシアの2人についてとか、リバプールの2人についてとか、そんな言い方していいものか…と思ったり思わなかったり。わりと饒舌に思えるのですが、これはバレンシアでなじみの記者か何かがインタを取りにいったんでしょうか。残りは……当分先。

通過儀礼

2009-07-18 13:13:13 | football
今シーズン、リーガ・エスパニョーラの新加入選手お披露目で流行しているものは、


クリスチアーノ・ロナウド



カリム・ベンゼマ



ベティスからアトレチコに加入したファニート



バレンシア新加入のフランス人DF、マテュー



シュンスケ・ナカムラも



昨日お披露目したばかりの、バルサのマクスウェルも


スペイン語だとbeso al escudo、名詞になってbesaescudo、盾(エンブレム)にキスするという仕草。別に今シーズンに始まった話ではないのですが、スペインではこの仕草、賛否両論、な感じになっているようです。
批判的なコラムが、20 minutosのブログから。書いているのがどういう立場の人かわかりませんが、「お披露目のたびにエンブレムにキスして“このクラブに入るのをいつも望んでいた”とか言うのって、変じゃないか?」という感じの内容。このライターは、それを言う資格があるのはカンテラから上がってきた選手だ、とも言ってます。そうでしょうね。
たとえばクリスチアーノ・ロナウドがマドリーのエンブレムにキスしているのは、嬉しそうだし良かったねと思いますが、そうは言ってもマンチェスターUの彼を応援し続けていた人にとっては「うっ」とくるシーンに間違いはないだろうし。
このなんとも言いがたいもやもや感の最たるものが、この流行の火付け役になった(と思う)このシーンだろうと思います。



アルビオルです。お披露目の際、ベルナベウに集まったファンから再三「エンブレムにキスして!」というコールがあり、それに応えてキスをした、というシーンです。
どう書いても偏りが出るのでちょっと気が進まない部分もあるのですが、アルビオルの件については、このお披露目の後から既に話題になっていたんですね。たとえば、元の記事が見つけられませんが、スーペルには「キスを強制された」って感じの記事があり、これに付随したバレンシアファンからの書き込みがどっさり見られました。バルセロナのスポルト紙は、「アルビオルはマドリーのエンブレムへのキスに抵抗!」という見出しで、アルビオルがしばらくの間ファンのコールに応えなかった(ボールにサインするとか女の子にユニフォームを着せるとか、一応お仕事があったせいもある)あげくに、役員の人間だかスタッフだかに促されてしぶしぶキスをしたのだという内容の記事を書いてました。この辺り、書いているのがマドリーを批判する気満々の新聞なので、ああそうですねとしか言いようがない部分もありますが(とはいえ、一般紙プブリコも触れていた)。

この件については、アルビオルがかなり直前まで「でもでもだって」と移籍にすっきりしない様子を見せていて、これがマドリディスタたちを苛立たせたという点も大きかったかなと思います。生涯をここでと夢見ていたクラブから叩き売られ、売られた先は生涯の敵と思っていたところ。気持ちの整理がまだついてないのにお披露目に引っ張り出され、バレンシアファンの手前もあり、キスしたくなかったとしても、まあそうだろうなと思います。端的に言ってしまえば踏み絵かイニシエーションかってことになるかもしれませんが、お披露目に集まったファンから「エンブレムにキスして!」の要求が出たのは、これから5シーズンを過ごすクラブへの忠誠心を目に見える形で示してほしい、ということだったのかなと。
で、その後に続く他選手のお披露目でも、この行為が繰り返されるようになりました。本音かどうかはさておき、「私はこのクラブに加入できて大変に喜んでいます。がんばるよ!」をわかりやすく可視化した行為ということで、それをアピールしたい選手にも、アピールさせたい獲得したクラブにも、好都合なパフォーマンスなんでしょう。

ただ、日本で見ているこちらに限らず、現地のフットボールファンでも、違和感ある光景と感じている人は少なくないようです。20minutosのブログに限らず、他にいくつかひっかかったブログやフォーラムでも、「どうなのあれ」「アルビオルのはねえ」ってな感じでいろいろ意見が出ているようで(ちゃんと読んでないけど)。たとえばアルビオルがマドリーのエンブレムにキスしたことについて批判したバレンシアやバルサのファンも、マテューやマクスウェルの行為には、自尊心をくすぐられるか、トゥールーズやインテルのファンの気持ちに自分の気持ちを重ねたり…ま、そんな複雑なこと考えてないかもしれないけど。選手それぞれで、移籍の意味合いが違っているし。違和感ありながらも、わかりやすく可視化という意味では、このパフォーマンスなかなかなくならないだろうなあ。

とはいえ、エンブレムにキスするのしないのは、このシーズンオフ限定の問題だろうと思います。シーズンが始まれば、選手のクラブへの忠誠の評価は、そのプレイ内容、戦績に対して行われるだろうから。


エンブレムにキスの模範演技 by グティさん

かんさつきろく

2009-07-16 21:49:11 | football
アイルランドでのトレーニングが始まって3日目。ラウル曰く、キャリア初の3部練習が2日間繰り返され、選手たちはだいぶ絞られているようです。マドリー公式のソフトな語り口にもそろそろ飽きてきたので、もうちょっと選手の気持ちが透けて見えるASから、トレーニングの様子を。

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ペジェグリーニのメソッドは選手たちを驚かせている
多くのベテラン選手は3部練習をしていなかった

レアル・マドリーの選手たちはマヌエル・ペジェグリーニのトレーニング方法に驚いている。
「トレーニングのためにこんな早く起きたことはなかったし、これまでのどのチームでも1日に3回トレーニングなんてしたことがなかったよ。」
これは早起きで知られるクリストフ・メツェルダーのコメントだ。

フィジカルコーチ(プレパラドール・フィジコ)のフランシスコ・カベージョは、選手たちを朝も昼も疲れ果てさせている。選手の日課は早い時間に始まる。7時だ。しかし、このチームの第4キャプテンであり15シーズンに渡ってプロフェッショナルとして生活しているミチェル・サルガドは、この種の準備には多くの良い側面があるのだと見ている。
「3部練は、人生で2度目だ。ダッシュや負荷をかけたフィジカルワークの合間に少し休憩を挟むというのは適切なことなんだ。」
13シーズン前、ウニオン・デポルティーボ・サラマンカでポルトガル人監督ジョアン・アウベスに出会ったとき以来、こんなに絞られることはなかっただろう。

ベテランもカンテラの選手も幻惑される
ラウルは、彼の15シーズンに渡るマドリーでのキャリアにおいて、1日3セッションというのは経験したことがなかったことを認めた。カピタンは15人の監督と共に仕事をし、その中にはカペッロのような鬼コーチ(原語は、鉄の軍曹)もいたのだが、ペジェグリーニのような監督に会ったことはなかった。
「僕がマドリーに入って以来、3セッションなんてしたことなかったよ。」

マドリーで2度目のプレシーズンを送っているパレホは、ただ休みたいという願いだけを持って部屋にたどり着くのだと認めた。
「ちょっと筋肉痛がある。でも、このトレーニングはこの先僕たちにとって、とても良いものになるんだ。」

ひと息
その他に、例えばペペなどは、この非常に負荷のかかったトレーニングを楽しんでいる。
「俺はプレイしなくなってだいぶ長い時間が過ぎている。だけど、こういうハイなリズムでトレーニングするのは大好きだ。」
カベージョはこの日は負荷を抑え、トレーニングが4時間を越えることはなかった。選手たちは、今日(16日)の午前はひと息いれることになるだろう。午前の2セッションはフリータイムとなったからだ。クリスチアーノ・ロナウドのプレスカンファレンスが、マドリーの日課を麻痺させている(12時15分開始予定)。

クリスチアーノとベンゼマ、トップでプレイ
夕方のセッションは、ペジェグリーニがマドリーで実施したい戦術コンセプトに、選手たちを同化させていくものだ。ペジェグリーニは、攻撃のトレーニングと守備のトレーニングを組み合わせている。ベンゼマとクリスチアーノ・ロナウドが攻撃の2トップとして、ボールを供給する責務を持つグティとパレホの中盤と組んだ。このフランス人とポルトガル人は、ミチェル・サルガド、メツェルダー、エインセ、ドレンテ、そしてラスで構成された守備を驚かせていた。
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7時起床がなんだー。こっちはシーズン中に4時起きして、試合見て、それから出勤するんだからなー。
とかズレた話をするのはやめまして、選手の皆さん大変ですね、というお話でした。でも、プレシーズンにしっかりフィジカル作っておかないと、シーズンのどこかで調子が落ちてきたり負傷につながったりするわけだから。歯を食いしばってがんばれパレホ。泣くなパレホ。でも、ペペの人外っぷりは、さすがとしか……皆がヘトヘトに死にそうな顔していても、ぱーっとした笑顔で走ってそうなペペ(そして実際そうなのだろう)。


行動観察
クリスチアーノ・ロナウドやらベンゼマやらが加入してシーズンが始まり、1週間が過ぎました。マドリー公式その他が載せてくれるトレーニングの様子など見ていますと、微妙な緊張感といいますか、何かお互いを観察しあっている様子があるんですね。こいつどんな動きするんだとか、どんなキックするんだとか、もう興味津々っていう。被観察対象は、やっぱりクリスチアーノ・ロナウドやベンゼマ……に限らないようで。


この逆立ちが、正規のフィジカルメニューなのか、Cロナウド専用メニューなのかは謎



ガゴは



見てばっかりじゃなく、自分でもやりなさい。(パレホもね)。



ベンゼマ凝視



見るほうに回った。


ま、当初は保護者(クリスチアーノ・ロナウドならペペやエインセとか、ベンゼマならラスとか)に付き添われていたり、カンテラ出身同士で固まったりしていた選手たちも、次第になじみあってきた様子も見て取れますので、これから追々、もっと融合していくでしょう。ていうか、なんか幼稚園辺りで、集団内での仲間形成過程を観察しているような気分になってきた。

模範回答例

2009-07-15 00:54:30 | football


マドリーの皆さんは昨日アイルランド入り、マドリーよりはるかに涼しそうなダブリンでの合宿スタートです。本日がアイルランドでのトレーニング1日目、最初の公式プレスカンファレンス担当選手は、やはりこの人ラウル。公式の記事はすぐに日本語になると思いますので(追記:なりました)、ここではテキストの内容がわりと細かいASから。大部分は重複すると思いますが。

中身は長いので、行けるところまで。
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Q:今シーズンをどう見ていますか?
R:すごくたくさんの希望があるね。クリスチアーノ、ベンゼマ、カカやガライが加入した。彼らは偉大な選手たちで、重要なものをもたらすだろう。ベンゼマは、すばらしい将来性と共に、大きな存在を示すと思う。アルビオルも、メディア的な重要性はないけれど、多くの点で貢献できるだろう。こういった選手たちがこれまでやってきたチームと一体になれば、僕たちは立ち上がることができる。昨シーズン、物事がうまくいかなかった後で、今シーズンには希望を持って立ち向かう。僕たちの目標は、すばらしいフットボールをすることだ。良いプレイをしてファンを楽しませること、これが必要なことの1つだよ。

Q:最初のトレーニングでのクリスチアーノ・ロナウドをどう見ましたか?
R:すばらしいと思う。とても満足しているよ。彼はグループになじんだ。重要な朝鮮に立ち向かうための多くの希望と強い欲求を持っている。僕たちは、新加入の選手たちができるだけ快適でいられるように、彼らを助けてあげないといけない。

Q:レアル・マドリーは、今シーズン、攻撃陣を大いに補強しました。例年より、厳しい競争になるのでは?
R:今シーズンは、チームを助けるためにトレーニングしようという強い気持ちを持った、とてもすばらしいものになると見ている。競争があればあるほど、最高のものができる。僕たち全員が最高のものを目指す。シーズンは長く、3つの大会があるのだから。誰にとってもチャンスがあるだろうし、られもがそれぞれの最高のものを示さなければならないだろう。

Q:今シーズンは、例年よりも戦わなければならないと考えていますか?
R:僕は15年間戦い続けているよ。どのシーズンでも、僕は戦わなければならない。優れた仲間たちがいると、より努力するようになるし、個人のパフォーマンスを伸ばしていけるのも楽になる。重要なのは、まとまることだ。でもそのために、僕たちには経験を積んで、スペインリーグのことを熟知したすばらしい監督がいる。僕たちは新しい考え方に同化しているところで、期待しているんだ。

Q:補助的な役割をすることになるだろうと思いますか?
R:僕の唯一の役割は、選手であることだ。それからプレイするかしないかを知る。僕は最高のコンディションであるように努力していくつもりだ。プレイするかしないかは、監督の問題。多くの試合があり、多くの大会がある。

Q:リベリが来るのは良いことでしょうか?
R:彼は非常に優れた選手だが、今は不確かなことだ。誰かが来るかもしれないし、別のケースでは誰かが去るかもしれないから。僕たち自身は、このチームの一部を構成できることをすごく嬉しく思うだろう。彼は最も望まれる選手のうちの1人であり、多くのクオリティを備えたヨーロッパレベルの選手だ。

Q:今は、バルセロナの代わりに、レアル・マドリーに対するプレッシャーがあります。
R:フットボールでは、過去に生きることはできない。バルセロナは、すばらしいフットボールをし、すべてのタイトルを獲得した。このシーズンはゼロから始まり、マドリーには、バルセロナと同様にすばらしい選手たち、スタッフが揃っている。プレッシャーはどちらにも同等だよ。

Q:そして、かつてないほど大きな希望がある。
R: 僕たちはそれぞれの試合に立ち向かい、ファンを楽しませなければならない。そして3つのタイトルを強く追い求めている。そのすべてが重要だ。僕たちは、僕たちのファンがすべてのタイトルを楽しむことができるようにと願っている。でも僕たちができる唯一のことは、トレーニングをし、言葉に謙虚さを持つこと。いまはトレーニングをし、新しい考えを取り入れていくことだ。

Q:監督は1日に3回トレーニングをするそうですが、今シーズンに掲げられたチャレンジは?
R:1日に3回のトレーニングをする監督は初めてだよ。初日も完遂できなかったけど、これは十分な時間がなかったからじゃないだろうか。別のスタイルのトレーニングがあるのだし、選手たちはどんな種類のトレーニングでも慣れていく。ボールを使っていろいろなことをしているから、僕たちはハッピーだよ。ボールを使うのは、選手のトレーニングには、一番快適なことなんだ。僕について言えば、この監督と新しいチームメイトたちのことを楽しんでいる。レアル・マドリーのようなチームでプレイするということなんだよ。

Q:夢は、ベルナベウでのチャンピオンズファイナル?
R:チャンピオンズのファイナルでプレイできたら、すばらしいことだし、特別なものになるだろう。現実をいえば、ここ5シーズン、僕たちはベストエイトを通過できていない。僕たちは、今シーズンに前進していくこと、多くのステップを上がることを求めていく必要がある。僕たちと争う欧州のレベルには、非常に多くのチームがある。

Q:この短期間でのクリスチアーノはどうですか?
R:彼は飛びぬけてすばらしい子で、すごく熱心だ。今のところ、彼は良くなじんでいて、とても幸せだ。僕たちはあらゆることで彼を助けていくつもりだ。メディア的に、彼の行動や言葉が重要なものとされているのだから。彼は、人々が思っているよりも、はるかにノーマルなんだよ。

Q:バルセロナは過去に生きることはできないという話がありました。レアル・マドリーがトリプレッテ(3冠=リーガ、CL、国王杯)を達成できるでしょうか?
R:マドリーは、常にあらゆるタイトルを狙う。3冠は、レアルマドリーの歴史上、未だ達成されていない。でも、挑戦する目標とするのは良いことだろう。 不可能に思えることだったが、バルセロナがそれを手にした。彼らを飾るものだが、僕たちにとって、それは重要なチャレンジだ。タイトルを強く求め、僕たちは挑戦していかなければならない。リーガには、僕たちは近づいた。ヨーロッパの戦いについては、僕たちはもっと向上させなければならない。

Q:メディアの的になる選手たちが、このレアル・マドリーの落ち着きを失わせるでしょうか?
R:いや、まったくないよ。今、僕たちはあらゆる点で向上しようとしている。このクラブは、安定性を手にしようとしている。これは、会長や、役員会の人たち全員、このクラブにいるすべてのプロフェッショナルの人々によって、もたらされたものだ。このことがクラブを豊かにし、可能な限り最高なものを求めていくことになるだろう。

Q:今シーズン、何か変わったことはありますか?
R:違うことといえば、僕たちにはすばらしいチームがあるということだ。カカやロナウドだけではない。僕たちにはすばらしい選手たちがいる。目的を達成し、ファンを楽しませることのために、僕たちは楽天的になっているよ。

Q:ギャラクティコの復活と見ていますか?
R:僕は、ギャラクティコという言葉を知らないよ。

Q: ベッカム加入のときのほうが期待が大きかったですか? それともクリスチアーノ・ロナウドの方? また、彼の移籍金をどう思いますか?
R:ベッカムが来た時も、今回のロナウドと同じような期待があった。彼らは2人ともすばらしいフットボール選手で、2人のすばらしい人物だ。クリスチアーノは、レアル・マドリーにもファンにも、多くの喜びをもたらすだろう。支払われた金額については、それはマーケットのことだ。クリスチアーノ・ロナウドのような選手は、なかなかいないもの。レアル・マドリーは、重大な経済的努力を必要としたんだ。レアル・マドリーは世界最高の選手を求め、クリスチアーノがそうだということだ。

Q:クリスチアーノにはボディガードがついています。それで、どうやって彼が普通になじむのですか?
R:レアル・マドリーでは、常に僕たちはセキュリティを置いている。僕たちには多くの選手がいる。加入して以来、彼は1人の人間として振舞っている。彼は、世界レベルにある選手としているんだ。必要なのは、ただトレーニングの場での彼を見ること。皆が彼の写真やサインを欲しがっているんだ。クリスチアーノは、フットボールをすることに身を捧げているし、それを非常にすばらしくこなす。彼のプライベートの生活は彼のものだ。彼は彼自身の価値をピッチの上で示さなければならないんだよ。

Q:チームは完全なものとなっているでしょうか、それともシャビ・アロンソのような選手数人が必要?
R:それはコーチ陣、監督への質問だね。彼らは、チームが必要としていることをしなければならない。シャビ・アロンソ? そうだね、彼が来るのは嬉しいよ。彼は素晴らしい選手だからね。
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アルビオルはメディア向けじゃないんだけど~とか、さらっと言ってるラウルさん。そうなのか。いえ、そのとおりだと思うけど、ある意味潔すぎる。ちなみにこの部分、公式には載ってません。


おまけ
何日か前のパンプローナのサン・フェルミン祭についての記事で、クルチャガは牛追いで走ったんだろうか…ということを書きました。

走りました。


12年ぶりらしい。

誰の希望が通る

2009-07-14 20:16:11 | football


月曜日からプレシーズンを開始したバレンシア。同じ日、バレンシアの会長マヌエル・ジョレンテはマドリーのとあるホテルにて、ビジャと会談を行いました。他に同席したのはハビエル・ゴメス副会長、ビジャの代理人タマルゴ、ビジャの父親。その後、マヌエルジョレンテはプレスに向けて、ビジャは移籍不可能選手であること、「スキャンダラスなオファー(5000万ユーロ、一部報道では6000万ユーロとも)」でなければ移籍交渉には応じないこと、を発表しています。

ホテルでの会談に臨んだビジャの様子や思惑については、こんな感じで報道されています。

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月曜日の会談は、ビジャがバレンシアに対して、チームを離れるように要請するための第一歩となった。マドリーのとあるホテルで行われた会見には、マヌエル・ジョレンテ会長とビジャの他に、ハビエル・ゴメス副会長、ビジャの代理人タマルゴ、ビジャの父親が出席した。
ビジャの希望は、バレンシアを出ること。時間をかけて検討したうえでビジャが出した答えがこれだ。しかしビジャのこの姿勢は、バレンシア側にとって好ましいものではない。ジョレンテ会長はビジャに対し、ビジャはクラブのプロジェクトで重要な位置を占める存在であり、レアル・マドリーに対して拒否したのと同様、バルセロナにも売り渡すつもりはないことを告げた。
今回の会談は、ビジャの要請で行われたもの。ビジャは、バレンシアを出るという方向で話を進めて欲しいと求めた。現在ビジャにその意思はないが、ビジャにしてみればプレスカンファレンスを開いて自身の意思を表明し、クラブに圧力をかけることもできる。

最新のオファーは、バルセロナから4000万ユーロ、というものだったが、バレンシア側は引き続きビジャの移籍を拒否。マヌエル・ジョレンテは「スキャンダラスな額のオファー」を希望、大きな移籍を実現するだけの額をバルセロナが準備できるだろうと見ている。
一方、バレンシアの首脳陣は、新しい筆頭株主であるDalport Investmentsなる組織のプレッシャーを強く感じている。先週、バレンシアの首脳陣は、Dalport Investmentsの介入を拒否したが、裁判沙汰になる可能性があるため(おそらく法的にはソリアーノ、Dalport側にいろいろな権限がある)、現在のクラブの責任者たちにはスポーツ面での重要な物事(チームで重要な選手たちの売却など)を決定することができない。

ジョレンテ会長は、代理人のみとの会談を拒否し、ビジャと話し合うことを強く希望。ビジャ自身もこの会談を望んだ。1年前、レアル・マドリーとの交渉の際のフラストレーションのことがある。タマルゴ代理人の手数料の問題で、合意に至らなかったという経緯がある。この際、ビジャは非常に立腹し、以降そのようなことが起こらないように移籍の問題を扱っている。
会談から戻ってきたジョレンテ会長は、会談の内容を評価することは拒否。「私たちは印象や意見の変化を感じている。ビジャはチームにとって重要な選手であり、彼に注意していく義務が我々にはある。」

しかしビジャはこの事態にナーバスになっている。望んだ移籍が成立しないまま時間切れになってしまう可能性があると見ているからだ。一旦は合意しながら流れてしまった、レアル・マドリーとのケースのように。
既にビジャはグアルディオラ監督と話をし、彼のプロジェクトを知らされている。またグアルディオラは、ここまでリベリ、ベンゼマ、フィリペ・ルイスと望んだ移籍が成立していないことで、クラブ首脳陣にプレッシャーをかけてもいる。バルセロナがトレーニングを開始する月曜日までに、ビジャの獲得を希望している。
バルセロナに、先ごろマドリーに起きたのと同じ自体が起こるなら、つまりバレンシアがビジャを移籍不可とするなら、バルサはプランBに写る。つまり、ディエゴ・フォルランの獲得に動くということだ。これはメスタージャのクラブを離れたがっているビジャにとって、一番恐れている事態となる。
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なかなか事態が進まないことに業を煮やしたカタラン系新聞の想像記事か、と思いきや、この記事はバレンシアの地元紙、las provinciasのもの。どこかよそで書かれたものをコピーした、というわけでもなさそう。少なくとも、ビジャが現時点でバレンシアを出て行く意思があること、出て行くとしたら行き先はバルセロナであること、バルセロナ側とビジャは既にコンタクトをとっているようであること、バレンシアは今のバルサのオファーではビジャを出す意思がないこと、この辺りは真であると見て良いのではないかと思います。

バレンシア側とビジャとの間には、少なからぬ考えの違いが出てきているように取れますね。ちょっと他人事な言い方をすれば、バレンシアはまたヘタ打ってしまったな、という印象。この先、バルサがバレンシアの希望通りの額(5000万ユーロ以上)を支払ってビジャを獲得するのでない限り、どうなっても、どこかにわだかまりができてしまうでしょうから。

ビジャは本当にバレンシアを出て行きたいのか。今となっては、YESだろうと思います。マドリーとの話が出ていた頃から、バレンシアに金が必要で選手が売られなければならないのなら、移籍もやむなしという考えはおそらくあったと思います。その時点では無理にでも出る、とは考えてなかっただろうと思いますが、一旦バレンシアを出た自分について考え、今シーズンバレンシアでは経験できないCLで戦うこと、スペインを代表するビッグクラブで戦うことについて考えたりしたら、そのイメージを簡単に捨てるのは難しいだろうと思います。しかも、実際にバルサからオファーが来ている。でも現時点で、それは実現が難しそうで……。
もしこの先、移籍不可のままバレンシア側、ジョレンテ会長側が折れず、バルサがビジャから手を引くことに決めたら。ビジャは、移籍するならスペイン国内のみとしていましたし、めでたく残留となるでしょう。一旦は、クラブから離れることを決めた選手を引き止めることになるわけですが。ビジャなら、だからといって意図的に問題行動を起こしたりなんてしないとと思いますが、希望がかなえられなかったことを、ビジャが割り切れるか。

バレンシア自体もビッグクラブと言えるし、残留すれば今期もビジャは最重要選手として扱われるでしょう。でも、バルサとなれば、ビジャにとっては更なるステップアップ。それをビジャが希望している。ビジャの意図、グアルディオラとの接触もあったことなどが明らかにされているのは、クラブ側は外に出したくなかっただろうけど、これはこの話を進めたいビジャ側(代理人か?)からのリークである可能性も考えられます。この乖離はうまく埋められるんだろうか。

ちなみに、と付け加えておきますが、こんなふうな意見の食い違いはありつつも、ビジャとマヌエル・ジョレンテ会長との関係は良好なのだそうです。スーペルによれば。


おまけ
3日ほど前にスーペルに出ていた、ビジャのこんな記事。読者から送られてきた山のような質問に、ビジャが答えていくという企画のようです。いつ頃のかなー。今のような移籍のシリアスな話題がでるより、もっと前の頃のものだと思うんですが。だいいち、画像ではビジャがセーター着てるし……。

何が言いたかったかというと、最後のほうにこんな質問&応答があるのです。

Q:一緒にプレイして、一番印象深かった選手は誰?
V:一番印象深かったのは、ビセンテだよ。僕がバレンシアにやってきたシーズンのトレーニングで、本当に印象的だった。。彼と同じような選手は見たことがないよ。GKではパロップ、彼の能力には多くの部分で驚かされた。そしてライネス、どの試合でも膝にプレートを入れたままプレイし、毎週僕たちを助けてくれた。彼は28歳で引退したんだ。驚くほどの能力だと思う。ディフェンス?ラウル・アルビオルの成長だね。あとフォワードは…モリエンテスだ。ピッチの中でも外でもね。

モリエンテス、って言いたかっただけです。そのモリエンテスは、どこへ行くのかもはやさっぱり……(ごく最近のニュースでは、チリ方面から興味をもたれているらしいです。本当にもう、さっぱり……)

31歳の夏

2009-07-13 22:25:52 | football
7月11日付、今シーズン最初のトレーニングを終えたチームと、ラウルについての記事です。ほんの数日のことですが、既に移籍関係の情報については、古くなってしまったものもあります(たとえばダゴスティーノの件はなくなったようだ、とか)。その辺りは適宜ご了承いただきまして。元記事は、エルパイス

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ラウルは自身の居場所を守る
カピタンは、競争とは無縁、マドリーの最初のトレーニングで、そのリーダーシップを持って練習を行った。

マドリーは新しいシーズンを、昔ながらのやり方で開始した。15分間でトレーニングは非公開となった。バルデベバスでの集合は9時30分。誰もがクリスチアーノ・ロナウドとベンゼマを待ち望んでいた(コンフェデ杯を戦ったカカは休暇を継続中で7月26日まで合流しない)が、バルデベバスのピッチに最初に姿を現したのはラウルだった。いつもの年と変わらず、15年間そうやってきたのだが、カピタンはチームを引っ張る。彼はチームメイトたちをロッカールームからすぐに出るように誘ったのだ。

ラウルにとって、競争は彼を悩ませるものではなかった。あるシーズンにはロナウドが来た。別のシーズンにはオーウェンが、ファン・ニステルローイが、続いてイグアインが、そして今はベンゼマ。ベンゼマはチームのFWの数を6人にまで引き上げた。ただしフンテラールがシュトゥットガルトのオファーを受け入れるかもしれないが。彼らは月曜日には、プレシーズンのためアイルランドに飛ぶことになる。ラウルもまたそうだ。

カピタンは現在31歳、過ぎていった年月のことを意識している。彼は、今シーズンは21歳(イグアイン、ベンゼマ)や24歳(ネグレド)と競わなければならないが、なにもせずにサブになることを受け入れはしない。常に彼は、監督が変わるたびに難しい状況に置かれてきたのだ。

「私は、彼をいつもとまったく同じように見ているよ。とてつもなく大きな希望を背負っているんだ。」 昨日、ディレクターのミゲル・パルデサはバルデベバスにスタッフたちを訪ね、そう言った。 「ラウルは、ペジェグリーニが用意したランニングやトレーニングのメニューで先頭に立っていた。彼は、彼自身の立場を維持するという意思を持って来ているのだし、そうできるなら、監督は彼にポジションを与えねばならないはずだ。何かをする前から、カピタンを排除したりはできない」 とパルデサは続け、ホルヘ・バルダーノが「何人かの選手たちと会い、チームから出て行く状況について話し合う」つもりでいたことにも用心を示した。

これはつまり、ジェネラル・ディレクターが、昨日から、彼らが作り上げている考えから外れる、移籍候補の選手たちと話し合いを始めたということだ。彼らとは、フンテラールに加えて、エインセ、ママドゥ・ディアラ、そしてオランダ人たち:ファン・デルファールトやロッベン、ドレンテがそうだ。「今の時点では、契約のある選手たちに対して、敬意を持ち敏感であらねばならない。」とパルデサは明確に述べた。この意味するところは、チームはダブリンに向けて29人体制で向かうということだ。バカンスを継続しているカカ、アルビオル、カシージャス、セルヒオ・ラモスは除いて、である。
パルデサは昨日、マヌエル・ペジェグリーニを擁護した。契約成立と放出リストを決めるという重要な月に休暇に出ていたから、という批判があったのだ。ペジェグリーニは、6月初旬に2日間マドリーに留まった後、自身の国に向かった。月曜には戻ったが、クリスチアーノ・ロナウドのお披露目もベンゼマのお披露目も、彼は見ていない。「私たちは21世紀で生きているんだ。物理的な出席は必要ではない。監督とは電話でコンタクトを取っていたし、彼には休暇を取る権利がある。」 とパルデサはペジェグリーニを正当化した。

ではプレゼンテーションに出席しなかった理由は? 「なぜならあれは、慣例的な行事だからだよ。エージェントにとって意味があるのであって、監督たちにはないね。」ということが明確にされた。同様にパルデサは、クラブがセスクの獲得に興味があるということを否定した。「彼は現時点での我々の目標ではないよ。」ただ、シャビ・アロンソへの交渉は複雑になっているのだが。「経済的な障害は乗り越えられないね。」 このため、パルデサは、ウディネーゼに所属する27歳のMFダゴスティーノがマドリーのプランに入っているのだと認めた。ウディネーゼの会長は、昨日、マドリーとの交渉が始まったことを認めている。
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パルデサの発言の中にもありますし、マドリーのトレーニングの映像や画像をご覧になる方はご存知だと思いますが、トレーニングの際のラウル、特にランニングをする時のラウルは、絶対に集団の先頭に立って走っています。しかも、最も距離が遠くなる、一番外側を走る。おそらくラウルは、たとえば前任のイエロのように、声を出してチームを引っ張っていけるようなカピタンではないだろうと思います。その代わりに、トレーニングではカピタンやベテランであるという何の特典もない、もっとも厳しい位置に自分を置くことで、チームの雰囲気を落とさず、引っ張っているんだろうと思います。無責任な外野からは、ラウルはチーム内で特権を享受しているのだと言われたりしますが、損な役回りを押し付けられている様子を見ているととても特権があるように思えないし、仮に何かの特権があるとしたら、ラウルはそれを受けるだけのことをしているのだと思います。


素直な喜び
移籍の噂がどうこうというのは脇において、今は素直に喜びたいこと。
マドリーは、今日アイルランドに向けて出発するのですが、出発前、午前中には通常通りのトレーニングを行ったようです。ここで、ルート・ファン・ニステルローイとママドゥ・ディアラが、それぞれの負傷、手術以来初めて、その他のチームメイトたちと一緒のペースでトレーニングを行い、ボールに触ることもできた、ようです。金曜日にプレシーズンが始まり、ルートもディアラもランニングには参加していましたが、それ以外は別メでした。でも今日は、他のチームメイトたちと一緒に動くことができた。
おそらく、まだ完全に同じようにというのは無理だろうと思います。ですが、このプレシーズン中に、落ちたコンディションを取り戻していけるだろうと思います。将来については、残念ながら安泰だとはいえない状況ですが、それでも完璧な復調までもう少しのところまで来た、これは素直に嬉しいことです。


人員追加
月曜日から、少しだけ長めのバカンスを取っていた、ハビ・ガルシアとパレホがトレーニングに合流しました。どちらもアイルランド行きの飛行機に乗る予定です。
また、負傷してしまったカスティージャのGKフェリペ・ラモスに代わり、やはりカンテラのトマス・メヒアスが第3GKとして召集されました。イケルが26日だか27日まで合流できないわけですから、GKはどうしても必要なのです。でも、フェリペ・ラモスはかわいそうに…せっかくのチャンスだったのに。

最初のプレスカンファレンス

2009-07-13 07:03:30 | football


最近のマドリーオフィシャルは記事を日本語にするのが早い、と褒めたのに、最初のペジェグリーニのプレスカンファレンスはまだ日本語になっていませんでした。長いし、現地は日曜日だし、仕方ないかもしれないけど。
待てば日本語になると思いますが、ざっと読んで気になったところだけ。

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Q:マドリーにとってシャビ・アロンソは欠くことのできない存在か?
A:欠くことのできない選手というのは存在しない。Xアロンソは、重要な選手であるということを代表で示してきた。レアル・マドリーが彼に関心を持つのは不思議なことではない。ただし、簡単なことではないだろうが。

Q:選手32人というのは多すぎないか? 放出を急ぎたいのでは?
A:選手が多いのであれば、外へ行かなければならない選手、すべてのトレーニングに参加できない選手もいるだろう。監督は、彼らが残る残らないにかかわらず、全員と仕事をするのが責務であり、そして彼らはトレーニングをする権利がある。チームをできるだけ速く作りたいが、最終的に残る選手の名前を決めるにはまだ時間がある。いずれにしてもそれは問題ではない。

Q:チームを決める(つまり25人にまで絞る)のはいつが適しているか? また強化すべきポジションはどこだと考えているか?
A:おそらく7月27日、代表選手たちが戻ってくる時だ。それでもまだ決めるのに時間がたりないようであれば、その日にちを厳守することに意味はない。いくつかのポジションについては、まだ選択肢があると見ている。攻撃の部分は完璧だ。おそらく中盤(ピボーテだろう)とラテラル(サイドは指定してない)で少し選手が足りないが、そのほかのポジションはカバーされている。

Q:ポルトガルではジョアン・モウチーニョの名前が大いに報道されているが、シャビ・アロンソの獲得に失敗した場合には彼は来るか?
A:レアル・マドリーにくるということでは多くの名前が報道されている。私は個々の誰かについて話をするのは好まない。それでも私たちは多様な選手たちを分析する必要がある。

Q:バチカンから、フロレンティーノ・ペレスは移籍に金を使いすぎだという意見が出たが、あなたの意見は?
A:何も。誰もがそれぞれの意見を言う権利があるはずだ。バチカンの意見について話をする責任は私にはない。

Q:選手のプレゼンテーションにあなたが不在だったことで批判があるが?
A:誰もがポジティブな意見もネガティブな意見も同様に言う権利を持つ。その意見を分析するのは私には合わないことだ。あらゆることが並行して起きていたし、プレゼンテーションにいることが同様に重要だとは私は思わない。

Q:シャビ・アロンソの件とは別で、スナイデルはあなたのプロジェクトに入るか?
A:彼はチームの一員であり、非常にすばらしい選手でゲームを良くすることができる。彼が出て行くか残るかについては多くの意見がある。スナイデルは非常に優れた選手でチームにとってとても良いものをもたらす。

Q:レアル・マドリーではロッカールームに問題があるといわれる。特化ールームはどんな様子か? 特にクリスチアーノ・ロナウドとの会話はあるのか?
A:言われていることをなんでも信じる必要はない。どのチームのロッカールームもそれぞれ違い、ここではビッグネームたちがいても問題はない。ポジションを勝ち取るための重大な争いはあるだろうが、それは良い環境にダメージを与えるものとはならないだろう。この点で問題はない。クリスチアーノについては、私は普通の会話を交わした。私たちは、望むだけの全員と話をしようと努めているし、アイルランドにいる期間で彼らのことをもっと知るだろう。

Q:まだ選手がこれから加入するだろうが、攻撃面はカバーされている。リベリは引き続き、バイエルンを出るように仕向けている。もし彼がやってこないとしたら、問題はあるか?
A:すでにその名前について聞かれたが、チームは調節しているし、私たちはミスを犯さないように、バランスをとるようになるだろう。欠くことのできない選手はいない。そして私たちは、どのようにしてすべてが順調に動いていけるか、トレーニングの日々で見ていくだろう。

Q:ゴールキーパーのフェリペ・ラモス(カンテラ出身)が負傷したが、誰が彼に代わるのか?
A:私たちは第3のGKを探している。フェリペは数週間は問題があるから。

Q:多くの選手がやって来たが、常にわれわれは第1にあるのはラウルだと見ている。彼は今シーズンのキーになるのか、あるいはベンチにいることになるのか?
A:最終的にチームを形成することになる25人は、完全にその資格がある選手だ。この5シーズン、マドリーはチャンピオンズでベストエイトを通過できていない。ラウルは彼のクオリティを示してきたが、攻撃の重要なポテンシャルとして、われわれにはイグアイン、ラウル、ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウド、そして近日中に準備ができるだろうファン・ニステルローイがいる。優れた選手が多くの試合でプレイすることになり、それが重要な選手となっていくだろう。今シーズンは多くの試合がある。W杯があるのでカレンダー的にも押された状態で、チャンスは多くの選手にある。彼ら全員が、なぜ彼らがレアル・マドリーにいるのかを示す必要がある。そしてラウルは多くのシーズンでそれを示してきた。

(続けたい・・・)
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時間がない……ので、ここでいったん打ち切り。公式のインタビューは4ページあるのですが、飛ばしに飛ばしてうっすら気になったところだけ読んでも、やっとこれだけです。やっぱりこの時期は、移籍関連のこと、どうやってトップチームの25人を決めるのか、どの選手がプランに入るのか…というところが気になります。シャビ・アロンソのこと、スナイデルのこと、ラウルの立ち位置は……。できるなら全部きっちり読みたかった。


追記:日本語へのリンク
ということで、無事マドリー公式の日本語ページにも、ペジェグリーニのプレスカンファレンス記事が出ましたので、あとはそちらをご覧ください。ファーポコさんとこにもあります。
ただ、他のスポーツ紙や一般紙は見出しくらいしか見てませんけど、公式の記事は適度にトリミングしてあるかな、という感じです。たとえば、公式では「ミッドフィールダーかサイドバックが必要かもしれない」という部分は、他紙では「中盤は2枚、ラテラル1枚」と書かれてますし……ささいなことかもしれないけど。

マドリー初日

2009-07-11 07:36:27 | football
10日金曜日、マドリーの09/10シーズンがスタートしました。初日から盛りだくさんな内容です。最初のトレーニングに、マドリーのサマースクールに来ている子供たちとの写真撮影、オフィシャルスーツのフィッティング、撮影。イベントが起きた順番で言えばスーツ→トレーニング→子供。


トレーニング

最初にマドリーオフィシャルに上がっていた画像を何枚か見た第一印象は、1)人が多い! 2)誰これ? という……。
コンフェデ出場、各年代の欧州の大会に出場していてバカンスに入るのが遅れたイケル、セルヒオ・ラモス、アルビオル、カカ、パレホ、ハビガルシアは不在ですが、それ以外の選手たち、新加入、復帰の選手たち、カスティージャから6人(5人?)で総計28名、コーチ陣も当然一新されているしで、上記のような感想となったわけです。前述のとおりカカとアルビオルはいませんが、クリスチアーノ・ロナウドもベンゼマもさっそく合流、ガライもネグレドもいるし、久しぶりにトップのトレーニングで姿を見るパランカとか。新しい選手たちにはそれぞれ世話係がついているのがまた面白いところです。ベンゼマにはラス、クリスチアーノ・ロナウドの傍にはペペとマルセロ、それに頼れるお兄さんエインセが声をかけているとか、ガライの傍にはガゴとか。誰かが任命したわけではないはず。
昨シーズンは長期離脱になってしまったディアラもルートも、最初のトレーニングにはしっかり合流。ボールを使うトレーニングが可能かどうかまではまだわかりませんが、初日が皆と一緒で良かったです。
それにしても皆よく焼けている。だいたい基本的に太陽の下でトレーニングをしている人たちですから、普段から焼けているはずなんですが、サルガドとかグティとか、本当によく焼かれましたという感じです。あとイグアインの髪がさっぱりしていました。ガゴの髪は相変わらずぺたぺた……いや、しっとりしてた(セグレタ使ってそう)。

土曜日は2部練習、日曜もトレーニングした後、プレシーズン合宿を行うためアイルランドへと向かう予定です。


子供たちと

あちこちで開かれている夏のサッカースクール。Campusという単語にクラブの名前や選手の名前などが冠されていることが多いように思います。レアル・マドリー版スクールに参加した子供たちの元を、選手全員が訪れて記念撮影……暑そう。


オフィシャルスーツのフィッティング、撮影
選手たちは8時30分にバルデベバスに集合、仲間たちとの再会を喜んだ後、オフィシャルスーツのフィッティングに臨んだそうです。たっぷり撮られている画像はこちらへ




2009/2010 リーガ・エスパニョーラ・カレンダリオ

2009-07-10 20:20:12 | football
LIVE!
抽選、現地時間12時(日本時間19時)から発表のはずなんですが……やっと始まった(20時20分)。

第1節
バレンシア vs セビージャ(メスタージャ)
マドリー vs デポル(ベルナベウ)
バルサ vs スポルティング・ヒホン(カンプノウ)
マラガ vs アトレチコ・マドリー(ラ・ロサレダ)
マジョルカ vs ヘレス(オノエスタディ)
アルメリア vs バジャドリ(エスタディオ・デ・ロス・フエゴス・メディテラネオス)
ラシン・サンタンデール vs ヘタフェ(エル・サルディネロ)
アスレチック・ビルバオ vs エスパニョール(サンマメス)
サラゴサ vs テネリフェ(ラ・ロマレーダ)
オサスナ vs ビジャレアル(レイノ・デ・ナバラ)

とりあえず第1節の対戦が出揃いました。そのうち、シーズン全部のカレンダーが発表されると思います。まったく、時間かかりすぎ。


クラシコ
第12節、11月29日に、バルサ対マドリーが行われます。第31節、2010年4月11日には、ベルナベウでマドリー対バルサとなります。


最終節
すみません、最初、最終節の組み合わせについて変なこと書いてました。正しくはこちら。

ビルバオ vs デポル
サラゴサ  vs  ビジャレアル
マジョルカ vs エスパニョール
ラシン vs スポルティング
バルサ vs バジャドリ
バレンシア vs テネリフェ
サラゴサ vs ビジャレアル
マジョルカ vs エスパニョール
マラガ vs マドリー

全日程
全日程へのリンクはこちら(MARCA)。

マドリーの対戦は、

デポル→エスパニョール→シェレス→ビジャレアル→セビージャ→バジャドリ→スポルティング・ヒホン→ヘタフェ→アトレチコ→ラシン→バルサ→アルメリア→バレンシア→サラゴサ→オサスナ→マジョルカ→ビルバオ→マラガ

となります。見たところ、昨シーズンのようなお山はなさそうですね。あとはCLのスケジュールがどう絡んでくるかってところでしょうか。

プラシルの決断

2009-07-10 20:02:01 | football
あっという間に話が決まった感じがする、プラシルのボルドー行き。フランスのクラブはたいていもうプレシーズンを始めているので、プラシルはやや出遅れての合流、9日夜にさっそく合宿地へ向かったようです。
そんなプラシルの最初のインタビューがボルドーオフィシャルに掲載されていたので、読んでみました。フランス語のインタビュー読むの久しぶりだなあ(読むのって言ったって、どうせWEB翻訳機経由ですが)。

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Q:こんにちは、ヤロスラフ。ジロンダンへの移籍がどうやって進んだか説明してもらえますか。あなたがボルドーの新しい選手になったことは、皆に驚かれているのではないでしょうか?
P:必然的にこうなったんだ。僕たちはボルドーのオファーに応じ、とてもすばやく話が進んだ。ボルドーと契約できて嬉しいよ。

Q:ボルドーでの挑戦があなたをひきつけた理由は何ですか?
P:昨シーズン、ボルドーはフランスチャンピオンになり、新シーズンのUEFAチャンピオンズリーグへの出場権も獲得した。この大会は僕の目にとても重要なものとして映った。チームの目標を実現する助けになるよう挑戦していくつもりだ。最大限の力を尽くすよ。

Q:ローラン・ブランとはもう話し合いましたか? 特にあなたの仕事について。
P:いや、本当にまだだよ。ほんの少し前に、彼は僕に電話をくれた。僕の仕事や僕がピッチの上でもたらすことができることについて、少し話し合った。この問題について話し合うために、長い時間彼に会うのを待っているんだよ。

Q:最初のコンタクトがあったのはいつですか?
P:だいたい10日くらい前だった。

Q:それから早かったと思いますか?
P:そうだね。

Q:ボルドーのこと、チームの選手たちについてはよくご存知ですか?
P:フラン・ジュリエッティを知っているよ。僕たちは、ASモナコで一緒に成長した。数シーズンフランスにいたのだから、ジロンダンのことも知っている。昨シーズンの試合も何試合か見たよ。ボールに対してすごく上手くプレイするチームだと思う。それは僕がフットボールの中で好きな点だ。言ったように、すぐに仕事に専念して最大の力を出すように努めるつもりだよ。

Q:2シーズンをリーガ・エスパニョーラで過ごしてからの、フランスへの復帰となります。どちらのリーグが好みですか?
P:この2リーグの間のどちらという好みはないよ。僕はなによりも、タイトルを争ったりUEFAチャンピオンズリーグを戦ったりできるようなチームで成長したりしたいと、強く思っている。スペインでは、そういう大会では戦えなかった。大きな大会に出場するのは僕にとって力を強めるという意味でとても良いことなんだ。

Q:本当にフランスリーグに戻りたいと思っていたのですか? それともスペインに残ることもできた?
P:スペインに残ることもできた。でも僕の望みは、チャンピオンズリーグで戦うチームを見つけることだった。それにタイトルを勝ち取ることのできるようなチームを。ボルドーで、僕はそれが一番達成できる可能性があると考えた。

Q:モナコで成長し、それからオサスナに移籍して、このクラブにどんなイメージを持っていましたか?
P:僕の観点では、ボルドーは上位で戦うとても素晴らしいクラブだと思う。それに、このクラブでプレイしていたウラディミール・スミチェルを知っている。契約する前に彼と話をしてはいないけれど、彼がここにいたときに話してくれたこと、しかもいつもそれはボルドーを良く言う内容だったことを思い出しているよ。

Q:フィジカル的にはどんな状態ですか? また少しずつ始めていくところですか?
P:そうだね。前所属のオサスナのサポートで回復のプログラムを始めてからまだ数日、ようやくトレーニングし始めたばかりというところだ。まだトレーニングは少しだけど、ピッチに入って新しいチームメイトたちに会うのが待ちきれないよ。

Q:簡単なことではないかもしれませんが、ピッチの中でのあなたのクオリティをどう定義しますか?
P:ダメ、自分のことについて話しすぎるのは好きじゃないんだ。ごめんね(笑)。

Q:プレスカンファレンスが終わったら、すぐにあなたはDinard(プレシーズンの合宿地)でチームに合流することになるでしょう。チームと一緒にすぐに回復を始められるというのは良いことではありませんか?
P:そう思うよ。そうすることで、新しいチームメイトやスタッフたちのことを知ることもできるだろう。来たるシーズンに向けて良い準備を始められると思うよ。

Q:あなたのベストポジションは?
P:中盤(笑)。右でも左でも、中でも良い。僕はポリヴァレントなんだ。

Q:ボルドーのトレーニングセンターを見た最初の印象は?
P:全てがとても良いね。外観は写真で何度か見ていたけれど、中は初めて。
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高いレベルで、CLが戦えるところでやりたかった、ってことですね。考えたらプラシルももう27歳。立派な中堅の選手です。どこであれ所属するクラブでも、ベテランが引退しているチェコ代表でも、中心になって攻撃を支える選手にならないといけない。リーガを2シーズン経験した今、自分の力を一番発揮できると思える、ベストの選択を考えたのではないかと思います。見られる頻度は減りそうですが、とにかくがんばれ。うまくやれるだろう、と思っています。CLを楽しみに。

で、せっかくここまで読んだーと思ったら、会長と一緒のプレスカンファレンスの記事も出てた……。そんなに内容は変わらないようなので、訳すのはとりあえず保留(でも、上に訳したのより一部詳しいところもあるのが、何か悔しい)。

ベンゼマ、お披露目

2009-07-10 06:55:04 | football

シーズン4人目、ベンゼマのお披露目も無事に終わりました。これまでどおり、メディカルチェックをパス、ファンと少々触れ合い、ベルナベウを訪問、会食、契約サイン、そしてスタジアムでのお披露目。


背番号は未定。

MARCAで動画を見ましたが、スペイン語で一文一文確認するようにスピーチしているのは、好感を持てるというか…うん、よくがんばった。ちゃんと「ウノ、ドス、トレス、Hala Madrid!」もやったし(ウノがウンに聞こえたけど)。大好きなジダンとロナウドがいたチームに来られてとっても嬉しいよ!」というのが、よくわかります。アルジェリアにルーツがあるということで、観客席にはアルジェリア国旗も。




公式を褒める
正直なところ、ベンゼマについてはよく知らないものですから(ま、カカもクリスチアーノ・ロナウドもよく知っているかと言われればそうでもないのですが)、マドリー公式に助けられています。ここまで4人の移籍が決まりプレゼンテーションやインタビュー記事などが掲載されてきましたが、日本語記事になるまでのタイムブランクが、以前よりだいぶ短くなってるんですね。全部ではないかもしれませんが、かなりの記事がすぐ日本語になる。公式なので、もちろん耳に良いことしか書いてないわけですが、十分に役立ちます。今だけじゃなくて、シーズン中もこのペースでお願いしたいところ。

プラシル、ボルドーへ(決定)

2009-07-10 01:28:42 | football

またヒゲむさくなってる


自分の本棚を漁っているうちに、プラシルのジロンダン・ボルドーへの移籍が正式に決定しました。契約期間は4年。
ボルドーの名前が出てからは、あっという間だった気がします。リーグ・アンは放送ないですよね。CLでしか見れないのは残念ですが、プラシルにとっては、また新たなステップになるのではないかと思います。しかも慣れ親しんだリーグ・アンなわけですし。
今回ボルドーへの移籍が決まったのは、おそらく、ボルドーからマンUへオベルタンが移籍したことが理由かと思います。ボルドーの監督は…そうか、ロラン・ブランか。7シーズン連続でリヨンがリーグ優勝し続けていた中で08/09シーズンにはボルドーを優勝させ、グルキュフも残留させた。面白そう。

日はまた昇る

2009-07-10 01:06:15 | football
リーガの各クラブも、そろそろプレシーズンを開始する時期となりました。マドリーも明日(7月10日)からの予定。もう開始してるところもあるのかな。昨日はバレロンのインタビューがいくつか出ていて、既にアベゴンド(デポルのトレーニング場)に足を踏み入れた、というような部分があったので。


日程が決まる予定
そして明日は、現地時間12時よりマドリーのラスロサスにて、2009/2010シーズンのリーガのカレンダーの抽選が行われます……あれ、あの対戦順って抽選で決めてたんでしたっけ? 抽選で、たとえば昨シーズンみたいな、あんな狙ったような対戦順になったりする? いや、むしろ抽選だから、あんな冗談みたいな山脈ができたりしたんだろうか……。

とにかく新たなシーズンのスタートです。選手の出入りは、どのクラブもまだしばらく続くと思いますが。


パンプローナの街から
時々気にしているプラシルの移籍の噂ですが、ジロンダン・ボルドーが狙っているというニュースが。リーガにいてほしいけど、どうも出て行きそうな感じがあります。

そんな中、現在パンプローナは、



サンフェルミン祭の真っ只中! オサスナの公式ページには、「サンフェルミン祭があるので、5日~15日まで(祭り自体は7日から1週間行われる)、オフィスとレイノ・デ・ナバラにあるオフィシャルショップはお休みです」と断り書きが。クルチャガは、引退宣言の時に「牛追いで走りたい」って言ってましたが、実現できたかなー。


うっわ……。

数日前に見たTVEのニュースでは「牛追いの様子はTVEが中継します」とか言ってましたし、一般紙エル・パイスにも特設コーナーが。スペインを代表するお祭りなんですね。ちなみに今日(9日)行われた3回目の牛追いは、スタートから闘牛場までの規定のコースを、2分20秒の史上最速記録で駆け抜けたとのこと。

サンフェルミン祭といえばヘミングウェイの『日はまた昇る』ですが、ヘミングウェイそっくりさんコンテストも実施。


個人的には、同じヘミングウェイでスペインの話なら『誰がために鐘は鳴る』の方が好き。


という感じでそのまま脱線
私がリーガにはまって何年かたっていますが、変にスペインにはまったおかげで、スペイン人作家の小説、あるいはスペインを舞台にした小説、少しずれてスペイン語圏の小説、をいくつか読みました。ヘミングウェイの他にはたとえば、

『カルメン』 メリメ
『アラトリステ I~V』 アルトゥーロ・ペレス・レベルテ
『ゲバラ日記』 チェ・ゲバラ
『百年の孤独』『エレンディラ』『予告された殺人の記録』 ガブリエル・ガルシア・マルケス
『風の影』 カルロス・ルイス・サフォン
もちろん『ドン・キホーテ』 ミゲル・デ・セルバンテス

だいぶ読んだ気になってましたが、そんなにないか。しかもドン・キホーテ読んだのは10年以上前だし、よく覚えてないし……。
一番のお勧めは『風の影』です。バルセロナを舞台にした、ミステリーに現実を混ぜ合わせたような感じのストーリー。読みやすいし、それぞれどこか影のあるような登場人物たちに感情が惹かれていくような……うーん、感想書くの難しい。あと個人的には『百年の孤独』も好きですが、ちょっと癖があるといえばあるし、人名をまじめに理解しようとすると発狂しそうになるしで、万人向けではありません。でもすごく面白い本です。

何の話してたんだっけ。

ライオンとカラス

2009-07-08 23:40:53 | football

誰がロッベンを止める?
突然ですが、日本サッカー協会からのお知らせです。

キリンチャレンジカップ2009 ALL FOR 2010! 大会概要
日本代表 2009 年後半スケジュール

国際親善試合
試合日 9月5日(土)
キックオフ デーゲーム予定
対戦相手 オランダ
試合会場 エンスヘーデ(オランダ)/FC トゥヴェンテ・スタディオン

国際親善試合
試合日 9月9日(水)
キックオフ デーゲーム予定
対戦相手 ガーナ
試合会場 ユトレヒト(オランダ)/ハルヘンバールト・スタディオン

キリンチャレンジカップ2009
試合日 10 月10 日(土)
キックオフ ナイトゲーム予定
対戦相手 スコットランド
試合会場 神奈川/日産スタジアム

キリンチャレンジカップ2009
試合日 10 月14 日(水)
キックオフ ナイトゲーム予定
対戦相手 トーゴ
試合会場 大分/九州石油ドーム



対戦相手 オランダ


オランダです。しかも会場もオランダです。キリンカップなんかでよくあるように、対戦相手を日本に呼んだは良いものの、欧州でプレイする主力は軒並み欠場で……ということは、まずないだろうと思います。むしろオランダも、W杯出場に向けて調整だし、当落線上の選手が必死になるとか、そんな面白みもあるかも。ただ、各国リーグ戦が始まった直後なので、オランダ代表の選手たちのフィジカルコンディションが万全ではないかもな、という辺りが心配だったりしますが。
日本はオランダとの対戦は、初めてだとのこと。どうなるんだろう。でも楽しみです、これは。


余談。
確か2002年W杯に向けた予選の時だったと思うのですが、オランダ代表がホームでたぶんアイルランドと試合をしていて、ホームでですよ、観客席からレフェリーにそっくりのホイッスルが吹かれ、その瞬間オランダ代表は「オフサイドだ」と思ったのか何だったのか、ふっと選手たちの動きが止まり、その隙にゴールを許してしまった……
という記憶があるんです。何かがいろいろ混ざってるかなー。でも妙に覚えてるんですが。「なにやってんの、この人たち……」と。


国が変われば
これまでも何度か書いていますが、誰か特定の選手やクラブに関して、なにかニュースがないかなーと探す際、しばしばGoogle Newsを利用します。探すのはリーガ関連のニュースが多いので、厳密にはGoogle Noticiasですが。そこはかとなく気になるモリエンテスのニュースを探すのにも、よく使います。
ここしばらく、Morientesの新しい(特に移籍に関する)ニュースは、スペイングーグル見つからない状態でした。ところが、先日見たように、トルコグーグルではフェネルがモリエンテスに…という検索結果が。真偽のほどについては大いに疑う必要がありますが、スペイン以外の国でもその名が報道されている、という現状があるわけです。そこで……調べてみた。

Google News (U.K.)でMorienetsを検索
・フィオレンティーナがモリエンテスの獲得を考える(Goal.com、十数時間前)

Google Actualise(フランス)でMorientesを検索
・マルセイユが…という噂があるようなないような(Sports365.fr、7月4日付)

Google News(ドイチラント)でMorientesを検索
・クリストフ・ダウム監督がフェネルバフチェにモリエンテスを……(フランケンベルガー・ツァイトゥンクなど、7月3日付け)

Google News(イタリア)でMorientesを検索
・フィオレンティーナがフィオレンティーナがフィオレンティーナが(トゥット・メルカート、各種フィオレンティーナ関連サイトなど、7月6日ごろから始まっていろいろと)


モリエンテスの移籍関連ニュースで、フィオレンティーナを見るのは初めてのような気がします。新鮮。
フランスの検索で出てきた、マルセイユ?というのは、もうこれはまったく確実なソースがあるようなものではなく、記事の端に名前がちょっと出てきたくらいの感じです。その記事を見るついでに、マルセイユの他のニュースも見たら…マルセイユ、エドゥアルド・シセ獲得って。デデ、あの年のモネガスクを呼んだんですね。でもガエル(ジヴェ)はブラックバーンから帰ってこないんだ……(ジヴェは、このブログでも何回か出てきていますが、モナコ生え抜きのフランス人DF。07/08シーズンにマルセイユに移籍。モネガスクといっても、実はマルセイユファンでもあったので、本人には喜ばしかったと思われる。しかしマルセイユでは活躍できず、昨シーズン冬からプレミアのブラックバーンにレンタル。先ごろ、買取オプションが行使され、晴れてブラックバーン正式所属になった)。

だいぶ話がずれました。

この時期に山ほど出てくる移籍関連の記事ですが、情報の出所は、オファーを出すクラブの人間、選手自身、代理人、誰かの希望…他に何かあるかな。頭から信じる必要があるわけでもないのですが、こうして国によって違うニュースが出てくること、そのニュースの中心になっているのはやっぱりその国のクラブや関係者……というのを見ると、それなりの情報ソースがあって報道されているんだろうな、とも思います。ま、その情報元が信頼に足るかどうかが問題になるわけですが。やっぱり公式発表と本人のコメントを待つのが一番です。
そんな感じで、所変われば品変わる(?)という話でした。


4人目!
木曜日はベンゼマの日です。プレゼンテーションは21時からの予定。