団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

情けない泥酔の教訓

2009-04-20 15:19:44 | Weblog
 人間は進歩しないなあ、ということをつくづく思い知った。酒のことである。
 新橋の小さな店で仕事仲間と飲み、あとはカラオケスナックというお決まりのコースで、気持ちよく歌っているまではよかったが、次に気がついた時には自分のうちの布団だった。
 しかも、頬骨にコイン大の擦過傷、右の親指は突き指で腫れ上がっていた。その間の記憶はほとんどない。ほとんど、というのは、マンションの鍵を開け入り、かすかに着替えている自分を覚えている。
 顔の傷はかさぶたになってみっともないし、右手の親指が利かないからに、モノが持てない。仕事もはかどらない、ということで、落ち込んでいる日々である。
 それにしても、どこで転んだのか、記憶がない。3400円ぐらいのタクシーの領収書があるから、新橋から近くまで最終電車で来て、そこからタクシーに乗ったことは想像がつく。かつて酔っ払って紛失したバッグは、ちゃんと部屋の中にあった。その経験は生きていたわけだが、それにしても情けない。
 酒の問題は、ある程度飲み過ぎるとセーブができなくなることだ。かといって用心しながら飲んでいると、酔わないし話にも乗れずつまらない。なんのために飲んでいるのか、ということになる。
 ある程度まで飲んで、ここで打ち止め、という勘所が分からないから飲み過ごしてしまう。そこだ、とやめるタイミングを誰かが声をかけてくれれば、こんな便利なものはないが、そんな人はいない。もっとも声をかけられてもやめられるかどうかは自信がない。
 となると、自分でその勘所を自覚しなければならない。まずビールというのが私のパターンで、ふつうはここから焼酎。焼酎を2~3杯飲むと、やや気分が高揚する。多弁になる。5~6杯になると、あとで考えると、なにをしゃべっていたのか、記憶が曖昧なことが多い。こういう状態で議論になると、収拾がつかなくなることもある。
 そして次にカラオケに行けば、たいていはビールに戻る。ここで調子に乗って水割りなどとやっていると、また沈没になりかねない。
 教訓は、最初のビールの時点でしっかりと食すこと。胃にちゃんと入れておけば悪酔いは少ない。先日の失敗は焼き鳥1本ぐらいしか食べていないからだ。焼酎になったらペースを落とすこと。二次会は早々に切り上げること。いい加減にしないと、老後にもっと恐ろしいことが待っている。女房殿から三くだり半…。

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