サミットを契機に、さらに環境問題にピリピリとした社会になるのだろうか。環境、エコロジーと唱えていれば、いい人になってしまう傾向すら出てきた。
しかし、地球にやさしい、なんてことは現実にはありえないことで、地球は人間に対して育みつつも牙を向いてきた。自然の災害がそれで、地球は人間の生存を常に脅かしてきた。
それが実態で、なにやらお経を唱えるように、エコといっていれば解決するわけではない。個人レベルでできるエコロジーなどは限られている。ジャンボジェット機が1回飛んだら、どれほどの酸素が消費され、二酸化炭素が排出されることか。
レジ袋だって、本気なら止めればいい。止めればエコバックというのを持って歩くしかあるまい。国や自治体が決めたルールにしたがう態度があれば、市民としてはそれで十分で、地球にやさしい前に、人にやさしくありたいと思う。環境だ、エコだ、という前に、社会の基本のルールを守ろう、と声高にいった方が、よほど住みやすくなるだろう。
なにごとも風潮に染まる人々がいるもので、それが正義と信じ込んでしまう。ひとつの価値観で裁断することは、違う価値観を持つ人の差別につながる。すでに環境利権のにおいも立ちのぼっている感じがする。
もうひとつはこのまま温暖化が進むと、どうなるか、という議論だ。
以下は、全世界レベルで温暖化防止の努力をしつつという前提でいえば、アフリカでもどこでも、太古は国家などはなく、旱魃や寒冷化などでその場所に住めなくなれば、他の土地に移った。簡単に移住することができた。
現在は国境があって、その移住を邪魔している。国の中で飢えてしまうのは、それが原因だ。近未来的にみて、このまま温暖化が進行すれば、赤道直下の国では住めなくなるか、快適な生活が送れなくなるだろう。
では、どうするのか。以前のブログにも書いたが、温暖化は高緯度の国々に恩恵をもたらす。ロシア、カナダ、北欧、アイスランド、グリーンランドなど、これまで人が住めない寒冷地が開拓されるようになる。資源があるかもしれないし、農耕も可能になって草も生えなかった地が豊かになる可能性がある。南極にも人が住めるかもしれない。
となれば、赤道直下で住めなくなった人々を、移住させる方法はどうだろうか。まさに地球規模の移住計画だ。温暖化は現在の地球の姿を変えつつある。変わることに人々は恐れおののいているが、その変化に対応して、人間の流動化ができなければ、新しい地球の中で人類は共存できない。あまりにも不確定要素が多すぎる気もするが、温暖化のマイナス面をプラスにみることもできないわけではない。
なにごとも両面があるということを、温暖化の論議でも教えてくれる。http://www.blogmura.com/ にほんブログ村
写真・カメラ、フォトギャラリー情報に興味のある方、拙著「団塊の世代の世間話」を知りたい方は「web写真人」にアクセスをお願い申し上げます。「Web写真人」で検索できます。
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それが実態で、なにやらお経を唱えるように、エコといっていれば解決するわけではない。個人レベルでできるエコロジーなどは限られている。ジャンボジェット機が1回飛んだら、どれほどの酸素が消費され、二酸化炭素が排出されることか。
レジ袋だって、本気なら止めればいい。止めればエコバックというのを持って歩くしかあるまい。国や自治体が決めたルールにしたがう態度があれば、市民としてはそれで十分で、地球にやさしい前に、人にやさしくありたいと思う。環境だ、エコだ、という前に、社会の基本のルールを守ろう、と声高にいった方が、よほど住みやすくなるだろう。
なにごとも風潮に染まる人々がいるもので、それが正義と信じ込んでしまう。ひとつの価値観で裁断することは、違う価値観を持つ人の差別につながる。すでに環境利権のにおいも立ちのぼっている感じがする。
もうひとつはこのまま温暖化が進むと、どうなるか、という議論だ。
以下は、全世界レベルで温暖化防止の努力をしつつという前提でいえば、アフリカでもどこでも、太古は国家などはなく、旱魃や寒冷化などでその場所に住めなくなれば、他の土地に移った。簡単に移住することができた。
現在は国境があって、その移住を邪魔している。国の中で飢えてしまうのは、それが原因だ。近未来的にみて、このまま温暖化が進行すれば、赤道直下の国では住めなくなるか、快適な生活が送れなくなるだろう。
では、どうするのか。以前のブログにも書いたが、温暖化は高緯度の国々に恩恵をもたらす。ロシア、カナダ、北欧、アイスランド、グリーンランドなど、これまで人が住めない寒冷地が開拓されるようになる。資源があるかもしれないし、農耕も可能になって草も生えなかった地が豊かになる可能性がある。南極にも人が住めるかもしれない。
となれば、赤道直下で住めなくなった人々を、移住させる方法はどうだろうか。まさに地球規模の移住計画だ。温暖化は現在の地球の姿を変えつつある。変わることに人々は恐れおののいているが、その変化に対応して、人間の流動化ができなければ、新しい地球の中で人類は共存できない。あまりにも不確定要素が多すぎる気もするが、温暖化のマイナス面をプラスにみることもできないわけではない。
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