団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

家電ショーはテレビとスマホのせめぎ合いというが

2012-01-15 14:35:22 | Weblog
 アメリカのラスベガスで開かれたコンシューマー・エレクトロニクス・ショーが、各メディアをにぎわしていた。
 カメラメーカーのデジカメも、家電に組み込まれて、そのひとつのラインアップに化したようだ。今年のCESの大きなテーマは、ネット時代の中で、テレビやスマートフォン、タブレット端末の在り様がさまざまに提案された。
 つまりテレビもネットワークに組み入れられ、パソコンのように使えるようになったわけだし、タブレット端末はパソコンと同時に、テレビになってしまうし、スマートフォンなどは携帯テレビになったわけだ。
 家電のビジネスを考えれば、やはり金額が張るテレビが中核であってほしいわけで、だからこそ早めの有機ELディスプレイが幅を効かしていた。
 最近のネットの記事を読んでいたら、ネットテレビにしてもタブレット端末にしても、使い勝手の問題が大きく浮上しているようだ。
 これまではテレビがあって、それを操作するのにリモコンで離れていても使えたわけだが、タッチパネルになれば、いちいちテレビの画面まで行かなければならない。タブレット端末にはリモコンはないし、といろいろと不便が生じるらしい。
 たださほどむつかしい問題ではなく、タッチパネルの大型テレビがあるとして、それに連動したタブレット端末のリモコンを作ればいいわけだ。
 そのリモコンにテレビと同じ表示が出て、そのリモコンの画面をタッチすれば、テレビの表示も同様に変わる、という仕組みだ。
 むろんコスト増にはなるにしても、より便利に離れていてもテレビを楽しめるようになるだろう。
 いずれ、こうしたアイデアはすぐに実用化になるのだろうが実際、液晶テレビになって、それ現在のように普及するまで、けっこう時間はかかっている。有機ELはもう少し早い気がするが、やはり5年以上はかかろう。
 ネットテレビになったところで、別にパソコンで観られる画面がテレビに映るだけの話で、面白いわけではない。
 問題はテレビやスマホなどのデバイスではなく、やはりコンテンツなんだろう。地上波テレビのつまらなさは極限まで来ているし、チャンネルが増えても、韓流や外国の観光ビデオばかりながしているBSは多いし、本気なのか、という気がする。
 我が家は、ミステリーが好きで、昔の2時間ミステリーばかり観ている。チャンネルが増えるなら、昔のドラマを大いやってもらったほうが、よほど楽しい。こういう楽しみ方だから、デバイスなどはどうでもいいわけだ。

「60からのマイソング55」を配信中。毎日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。また「Web写真人」でも検索できます。URLはhttp://shashingin.web.infoseek.co.jp


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