ちゃんちゃんこは暖かい

朝刊の投稿欄にこんな記事が載っていた。
　　　　
「ちゃんちゃこ」に母のぬくもり　
母から送られてきたきたちゃんちゃこを
一度も着ないで衣装箱にしまったままで
送ってきた当時、母には
「暖かくて助かっている」と電話したが
うそをついたことを後悔している。しかし
悔いても母は喜ぶはずがない。２０年間
大事にしてきたということで、許して
くれるだろうか。母さん、これからは
大切に着させていただきますね。
６９歳　男性の投稿

今では軽くて暖かいダウンコートやジャケットが
ありますが、昔、ダウンがまだ出回って
いなかった頃は、綿入れ半纏やちゃんちゃんこが
寒さしのぎに着られていました。

今、私もちゃんちゃんこを愛用している。

このちゃんちゃんこは亡くなった伯母さんの
家にあったもので、多分娘さんの為に
作ったのではないかと思います。
ちゃんちゃんこは袖がないので作業するのに
邪魔にならず、おまけに綿入りなのでとても
暖かい。家にいるときは愛用しています。
が・・裏地はかなりボロボロになっている。

継当てしてまだまだ着ようと思っています。

先日、茶会の折に着物リメイクして素敵に
着ているAさんに
「綿入りちゃんちゃんこ作れる？」と聞いたら

「あれは難しくて作れない。今作れる人
　いないのじゃないかしら」といわれた。

ダウンが出てきて綿入れ半纏やちゃんちゃんこは
着る人が少なくなった。が、作れる人いた。
とはいえ、ネットでも売っているし
作り方の動画もある。作ってみたい気もしますが
ちょっと難しいか？

パリのマダムのような人を見つけた

昨日の新舞踊とちぎり絵のコラボレーション
会場で、来場者のファッションチェックを
してみました。

観客はお年寄りの方が多く、殆どの方が無難な
色のグレーや黒系の服を着ている。

その中でちょっと素敵なコートを着ている方を
見つけた。オレンジ色のショートコートに
黒のインナーとスラックス、ピンヒールの
ブーツ。黒のベレー帽をかぶり、入り口で
誰かを待っているようでした。かなりのお歳に
見えました。あまりにも素敵なパリのマダム風
だったので
　
思わず声を掛けてしまいました。

「素敵なファッションですね。写真
　撮らせて頂けませんか？」と声をかけたら

急に声かけした私を見て驚いたらしく。

「写真なんて恥ずかしいし、撮って頂く
　ほどのものではないですよ」と笑顔で
答え、なかなかポーズを取ってくれません。
そんなところにmidoriさん現れて

「以前、母の展示会にいらしてくれた
　Aさんですね？写真撮りましょうよ」と
midoriさんがスマホで映してくれた一枚↓

「このコート（オレンジ色）は４０年程
　前のもの、このセーター（黒）は
　ソニービルで買ったもの、パンツは
　ディオール、靴はそごうで買いました。
　みんな古いものばかりで恥ずかしい」と
Aさんいいましたが少しも古さを感じさせない。

「ソニービルは昔、スキップフロアの
　ファッションビルだった。お洒落な
　服が売っていましたね〜」と話が弾みました。
良い品物を長く着続ける。素敵でお洒落な
Aさんでした。
こちら↓はちぎり絵作家の尾曽夫人のファッション
イッセイミヤケ風の素敵な洋服です。
赤い帽子がお似合いのSさん、父ちゃんの古びた
赤いバッグが目立ちます。
　
このような方もいらっしゃった。若い男性と
お見受けしたら、それなりのお歳でした。
後ろ姿が決まってます。

大勢の人が集まる所で皆さんの着ている
洋服を、暇に任せてチェックするのは
なかなかおもしろいです。

エレガントという言葉は死語になった？

先日、TVで立て続けに日本の古い映画を
やっていたので見ました。
古い映画を見ると、なんとものんびりした映画が
多かったなと思います。
あの頃のファッションも懐かしい。お茶漬けの味に
出てくる女性のファッション↓

そうそう、あの頃（１９５０年代）女性の夏の
ファッションは必ずと言っていいほどレースの
手袋とエレガントな帽子をかぶっていた。
女性はお出かけの時はほとんどがスカート。
男性はソフトな中折れ帽を被っていた。
　
１９５０年代のファッションは画一的でしたが、
エレガントさがあった。
今は何を着ても誰も何も言わない。破れている
ジーンズがファッションとして認められる
いい世の中（？）になりました。という事
なのでしょうが、エレガントさは消えてしまい
ました。これも時代の流れです。

タイのサロンを直す

先月サークル仲間の友達から頂いたタイ風サロン
丈が少し長かったので、１０ｃｍほど短く切って
直しました。

出来上がりです。

タイ風サロン（巻きスカート）スーツを頂く

パソコンサークルのお仲間、Hさんから頂いたもの
東南アジアのサロンスーツです。
「以前、旅行に行って買ってきたけど
　着ないないのでKさん、着てもらえる？」と
言われました。

で、パソコン勉強会が始まる前にファッションショー

スカート丈は少し長いけど色もいいし、上着もぴったり。
「あら、似合うじゃない」とみんな。
ありがたくいただきました。
サロンはなかなか涼しいので、何枚も持っている。

以前、タイ旅行の折お土産やさんで私も一枚買ってきた。

２０１１年８月のタイ旅行で現地の人とのスナップ↓
両サイドの人がサロンを着ている。
タイでは民族衣装として着られているようですが

最近ではこうした民族衣装が着られなくなり
若い人は全世界が同じような最新ファッションの
服を着るようになっている。
まあ、日本もそうですが。
素敵なサロン、丈を直して来ます。

ヘレン・カミンスキーの帽子をリメイク

ヘレン・カミンスキーのラフィアの帽子を
夏は日よけにかぶっています。

プロバンス１２という型で、ブリム（つば）が
幅広いのはいいとして、長く使ってきて少し
ヨレヨレになってきたので、リメイクしました。
１２ｃｍのブリムを２ｃｍ解いて
　
解いた糸を使って、ブリムの縁がロールするように
細編みで編み込みます。

出来上がりです。ロールアップしたので帽子の形が
安定しました。

これでまだまだ使えます。

ダメージジーンズが褒められた？

午前中、公民館の七夕祭り準備に行って
帰ってきた父ちゃん開口一番
「初めて履いているジーンズが褒められたよ」
という事でどんなジーンズか？こちら↓です。

ジーンズの膝に穴が開き、ダメージジーンズに
なってしまいました。このようなジーンズは
若い人が履いていると様になりますが
じいさんが履くとみすぼらしい。という事で
父ちゃんはパッチ（デニム生地）を買ってきて
貼り付けました。
とにかく穴を塞げば良いといったところです。
それが公民館のお姉さんたちに
「なかなかいいね〜」と言われた訳。
今風にいうと「ファッショナブル」というので
しょうか。
日本でジーンズが流行り始めて半世紀以上になる。
昔は若者のファッションでしたが、今では
じいさんもばあさんも履いている。
おまけにわざわざ新しいジーンズにダメージを
与えて始めから古着仕様で売っている。
世のファッションも変わりました。

穴の空いたセーターを繕う

カシミアのセーターを洗濯したら穴があいていた。
カシミアのセーターは暖かいのですが、以外と繊細。
安いカシミアは糸が細いので、すぐに穴があく。
これは猫に爪を立てられたか、それとも羊毛が好きな
虫か、それも３ヶ所もありました。
穴があいていてもカシミアはカシミア、もったいないので
捨てません。毛糸で小さな雪輪の編み物を作り、穴を塞ぎます。
　
それをセーターに縫い付け、

ステッチをかけ出来上がり。

着てみると穴あきセーターとは分かりません。

穴あきセーターはこのようにして塞げばまだまだ着られます。

８４才の素敵な人

先日、Oｓさん宅でお会いした素敵な方↓
　
８４才の香月美代子さん。８４才とは思えないくらいファッショナブル。
元気で手作りしています。外国のおんぶ紐にたくさんの刺し子をした
スカート。世界に一つの作品です。

タペストリーのようです。

１１月に香月さんのお宅で「手仕事『展』」が開かれます。

手仕事に興味ある方は行って見ませんか。

リバティの生地で作った巻きスカート

今日はお天気もイマイチだったので先日ヤフオクで安く買ったリバティの
生地を使って巻きスカートを作りました。

洋裁が得意でない私でも直線縫いで作れるのがタイ式巻きスカートです。

着物のように打ち合わせるだけで着られる巻きスカートは以前にも
いろいろ作りました。以前作った巻きスカートこちらとこちら
リバティの生地タナローンは薄手で軽く夏は涼しい。
たまたまヤフオクで布地を探していたらこの生地がでていた。
１、７ｍ２８００円で落札。私が選ぶ柄はいつも派手な柄物なので
「シックでいい柄じゃないか」と父ちゃん珍しく褒めた。

４枚目のサロン（スカート）はカーテンで作る

Bill McCrearyさんのミャンマー旅行のブログを
見ていて、サロンを素敵に着こなしている女性が
たくさん出てきます。タイ旅行の時もサロン姿の
素敵な女性がいて、私もすっかりサロンのファンに
なり、冬にも暖かそう。
丁度よいカーテンのハギレがあったので作ってみました。

スカートの丈分の長さと腰に巻くサイズ約１３０cmあれば出来ます。
直線縫いなので洋裁の苦手な私でもあっという間に出来ます。
今回はリバーシブルに使えるように工夫しました。
表地↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　裏地↓裏地の方が素敵に見えます。
　
「表地は相撲の化粧廻しのようだな」と父ちゃん。

カーテンのハギレが思わぬ役に立ちました。
昔の人はきものが古くなると継ぎあてして大切に
着ました。それがダメになると座布団や布団にして
それがダメになると雑巾にした。
私のサロンも古くなったらクッションカバー
にでもします。
直線裁ちは再利用が出来るので便利です。

３枚目のサロン（巻きスカート）を作る

以前、友達から
「着物のハギレがあるのだけどいらない？」と言ってきた
「喜んで頂きます」ともらってきた品物。↓上等な紬でした。

友達の亡くなったお母さんが着ていた着物だそうです。
良い品物なのでいつか何かに再利用しようとしまって
おいたままになっていました。
それを使ってタイ旅行で見かけたサロン（巻スカート）を
また作りました。
　

サロンは使う布地も少なく複雑な縫い方も無く
直線縫いで簡単に縫えます。
これで作ったサロンスカート３枚目です。
夏涼しく、冬暖かいサロンは
私のお気に入りになりました。

リバティのタナローンでタイ風サロン（巻きスカート）を作る

ヤフオク（ネットオークション）でリバティの
プリント生地（タナローン）を格安で落札した。
リバティプリントらしくないので売れなかったのか。
１，４mありました。


布地はあまり切り刻みたくなかったのでタイ旅行で買って
きたサロンを作ってみました。これでしたら直線縫いで
殆どハサミを入れないで済む。メーター数も丁度よい。
タイのサロン↓（巻きスカート）リバティの生地で作ったサロン↓
　

昔、パート勤めしていたデパートのバイヤーにエジプト綿の話を聞いた。
「綿はエジプト綿が一番質が良く、次がアメリカ綿、
　安いけど質が落ちるのはインド綿だね。シーツ
　なんかはエジプト綿は最高。でも高級で高いよ」と
教えてくれた。そんな高級なシーツは使ったことは
ありませんが。とにかくナイル川流域で取れる綿花は
長毛種で細い糸が取れます。が、今は生産量が
だんだん少なくなってきているようで、高級品に拍車を
かけているとか。リバティのタナローンも細番手の
糸を使ってあるので生地が薄くしなやかな高級生地です。

リバティのタナローン地、糸が細いです。

安く買ったワンピースをリフォームする

昨日フリマで買ってきたニットのワンピース。
私が着るのにはチョッと胸が開きすぎなので、スカートに
してみました。ウエスト辺りでジョキジョキハサミを
入れ、ミシンでゴムを入れる巾に縫って出来上がり。
　
　　　　　さらりとした感じの生地なので夏の暑い日に丁度いい。
　　　　　
　　　　　ミシン掛けはあまり得意ではありませんが、フリマで安く
　　　　　買った洋服もこうしてリフォームすると安上がりです。

洋服のリメイク

涼しくなったし、お天気も悪い日は手仕事をします。
今日はジャンパースカートをリメイクしてスカートに
直しました。
以前フリマ（フリーマーケット）ちょっとデザインの
古いジャンパースカートを買いました。
２～３００円だったと思う。
スカート部分はフリルをたっぷりとった４段の
ティアードスカート。になっている。
（tieredは、段々に積んだ、重ねた、の意。段で切り替えたスカート）
それを解いてスカートに作り直しました。
　
ウエストは布を継ぎ足して少しゆとりがあるウエストサイズにしました。
なかなか良い感じです。お隣の義姉も「素敵」と褒めてくれました。
フリマで安く買った服もリメイクすると又着られる。嬉しいです。