夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

学童保育の人数が増えてきた

2013年11月18日 | いろいろな事
今日の夕刊に学童保育の事が載っていた。
「学童保育のクラス定員を40人にする」指導員の質
高めよう。と出ていた。
学童保育とは留守家庭児童(共働きの親や事情が
 あって家に帰っても留守の家)の子供たちを
夕方迄預かり、指導員が保育する。

私は10年程前まで学童保育の指導員をやっていました。
娘や息子も手がかからなくなり
「家にいるなら学童の指導員やってくれない?」と市の職員に頼まれ
「資格も何もないよ』といったら、
「子供が好きだったら資格無くてもかまわない。放課後、
 怪我をしないように児童の面倒を見てくれればいい」と
云われ子供の面倒を見るのはそれほど好きではなかったが
「やってみるか」となり、それが定年迄15年も続けました。
私が学童指導員をはじめた頃は学童児(小学1年生から3年生)は
人数も少なく、16人程の学童児を2人の指導員(無資格)が
面倒を見ていました。
昔は共働き家庭が今程多くなかったので人数も少なかったのです。
子供が小学生に入ると母親も仕事を持つようになり学童に
入所する子が増え池田小事件が起きてそれ迄学童に
入れていなかった親も、子供を学童に入れるようになり
爆発的に学童の人数が増えました。
私が定年1年前に赴任した所は70人の学童児がいて4人の
指導員(殆ど無資格)で面倒を見るのですがてんやわんやの
大騒ぎでした。

今日、厚生労働省が学童保育について見解を発表しました。
その中で
「指導員の資格(保育士、幼稚園の先生)を求め
 指導員の質を高める」と出ていますが、そうなると
指導員の給料をかなり上げないと指導員は集まらない。
今、我が市では指導員は臨時職員というものの時給制です。
ですから若い人は生活出来るだけの収入は得られず、
指導員募集しても集まらず、指導員不足が続き、指導員を
やってくれる人は誰でも良しとなり、指導員の質の低下となっている。

厚生労働省がこんな発表してしまい、指導員不足にますます
拍車がかかり学童保育も大変だ~となります。が・・・
私が子供と過ごした15年間の学童指導員生活は、なかなか
楽しいものでした。
コメント (2)
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