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篆刻(てんこく)の11月の月例競刻の講評が届く

2019年12月06日 | 篆刻
篆刻サークル「石門印会」の先生から11月の
月例競刻の講評が届きました。
11月の課題は「賀状印」石のサイズ一寸(約3cm)
以下先生の講評です。

 「弥栄」
 
何か人の名前のようであるが、めでたい語である。
右字繁字をよく刻した。上下に何ともめでたい
図柄を入れてすばらしい。

「慶禧萬福」(けいきまんふく)

めでたさ満ちた語を刻した。横画やや弱いか。
「示」二つを変化させたい。文字を大きく
表すコツがつかめた。  

「鷽替」(うそかえ)

小生浅学にて知識がないがテレビで見たような!
刻に氏の個性的自由さがでているようである。
辺縁ふとく力感あり。

「逢吉」

円の中に二字のである配置に工夫を見ゆ。
文字細線ながら単調にみえないのはその故なり。
辺縁の細太変化も見事である。

「燕雁代飛」(えんがんだいひ)

正確な字形で丁寧な刻である。石印材の風致が
もっと出ると更によい。辺縁が太く安定感ありて
好感あり。変化もよし。

「恭賀新年」(きょうがしんねん)

一般的な賀状用語であるが、市販のハンコと違い
味がある。文間布白も良好である。変化をつける
意味で辺縁を太くしたら。

「庚子大吉」(かのえねだいきち)

分間布白、左右対称はさすがの技が有る。
「子」は九畳篆のようだが他と違和感あり。
左字は白文にして朱白二分の印もいい。

「四海春」(しかいのはる)

軽重を考えると「海」は右側がよいか。
「春」字の横画の伸展は無理がある。
右の空間を意識したものだろうか。

「旺光韶景」(おうこうしょうけい)

これは模刻?と思うほど文字と図柄が一体と
なりうまいの一言。創作印なら満点の出来と
いえよう。高い技の持ち主なり。

12月に入り何か追いたてられるような、忙しい時節
となりました。ですが、私は例年通り、なあ〜んも
しないで過ごしています。
と先生の弁。
あっという間に年の瀬になってしまいました。

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