きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

伊予山辺の路

2014-05-19 21:00:00 | 近場の異邦人
先々週の休日出勤の帰り道。いつも気になっていた看板に、どう?と誘われる。

いいね。じゃ、と行ってみることにする。

丁寧な表示はない。大凡の目測で走る。坂が多くて脚が痛い。

一つめの神社、案の定見逃すところだった。軽之神社。いわれは以前フリーペーパーか何かで読んだ記憶があるが忘れた。
次の方向に行こうとするが、山辺というのがどの辺りのことを指すのかぴんとこない。

この道は行けるのか行き止まりなのかで道を尋ねる。不可。

早くも結構高いところまで来ていた。

この細い道は何とか可。

しかしこの先は不可。右手も駄目。こういうことを数回繰り返す。

ようやく見覚えのある前の通勤ランルートが見える。

還熊八幡。そしてその後もしばし通勤時のルートで。

しかし、後で調べるともう一つ山沿いの道があったらしい。これは探せんかった。ルート自体に途中表示がないだけでなく、下調べなどしていないから道のイメージもない。史跡はひっそりとしたところにあるから余計に分かりにくい。

通勤ルートから山手に入る。

ロシア人墓地。急な坂を戻る。スピードは出ない。

去年の通勤時はこの辺から残り5キロだったので計測したりもしていた。ちなみにこの辺は寺と猫だらけ。

松山城。観光客が沢山いたはず。
車が多くなる。石碑。毎朝見ていたはずだが気付いてなかった。

この向こうにはルートがあるのかないのか。

一草庵の案内は分かりやすい。

手前の建物がそうかと思ったらトイレ件休憩所。この建物がその跡ということなんだろうか。他県ナンバーの車もあった。

道に戻り、護国神社。この後の松山神社までが実は分かりにくいはず。儂はこの辺土地勘がある、というか何度か通っているのでルートを見つけることは簡単だったが、初めての人はどうだろう。

で、裏参道の急勾配。

急勾配の後は、一息入れる。

立派である。家康公、いつから学問の神様に。

表の階段を下りる。危ないので走らない歩く。

没後400年かそういえば。

この寺の向こうも、道が続いているようでそうでないようで、結局止める。

で近くのこの道。山辺の路とは少しずれている気がするが、犬の散歩をしている人に尋ねると石手に抜けるよと。じゃ。

あっという間に山道になる。

でもその割に散歩している人が数名。結構山々しいのに。

高いところまで上がってきたという感じがする。

さらに山になる。山に行くのは余り好きではないのだが。

さらに上がる。さっきとは少し方角が違う。

ここで交差点にぶつかる。

表示はあるものの、さっきの写真の道でいう右なのか左なのかよく分からない。
地図アプリで検索していると、車に脅かされる。ゆっくり走ってクラクションならせやもう。
その後を歩いてきたウォーキングの方に行けますかというと。石手に抜けますよと。じゃ。

しばらく行くと、ようやく上りが終わりかなと云う雰囲気になる。

おお抜けた。さっきと景色が違う。

やれやれである。いいわあ、ん?

よく見れば真ん中の方、巨大石仏?

とりあえず下りはゆっくりと。歩幅は広がらず。2時間ぐらい経っているが、今日は全然スピードが出ない。

竹藪を抜ける。

里に下りてきた感。

街だわ。

ここが石手ではない。間違えた。

ここが石手。

道路標示の上に猫。この道はどこへ行くのかと思っていたが。

これがそれらしい。結局、ルートとは全然違う山道を行ったんだな。

寺に入り。

寺を出る。お遍路さんがやってくる。

2年か3年前に初詣に来たときには合ったはずのコンビニはなくなっていた。石碑はいつからあるのだろう。文字が読めん。

道後に向かう。

土地優の日切大師。

道後駅前。振り返るといさにわ神社への参道。

観光客が沢山いて、おにぎりとか品切れ気味のコンビニで麦を買う。水分補給に麦はよくないが、よくない分滅茶苦茶旨かった。

山辺の道は、正確なルートを踏破すべく近々もう一度行かねばならんかと思っていたが、まあ、山道が面白かったので別にいいかということになっている。そのうちそのうち、である。
約12キロを約2時間足らず。歩幅が全然広がらなかったので仕方がないか。まあいいか。