きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

3週目が終わり4週目に入った

2017-12-05 19:26:01 | 脊髄内血管腫との邂逅
前のK病院に入院したのは晩夏の頃。このM病院に転院したのは3週間前。

で、もうこういう感じの頃。1日1日はさほど変化がなくても、3週間前に比べるとかなり状態が違うということは確かに感じる。特に12月に入り、導尿のカテーテルがなくなって、自己導尿になったのは大きい。
それ以外でも、脚の踏ん張りの力や動き、車椅子の乗り移り等の動作はスムーズになった。ふくらはぎや太股の太さも少しは戻った(太くなった)ように思う。腹回りも結構ぽてっとしてきたが、これは入院中は目をつぶることにする。

甘いものが唯一の楽しみなので。Gさん感謝。

日常生活動作に関しては、立った状態で片手で何かができるというのが一つの鍵になる。例えば、トイレの手すりにつかまり、ズボンを下ろしたり履いたりというのはその典型。
で、月曜日にトイレ移動の様子を看護師さんと介護福祉士さんに確認して貰う。リハ(OT)の先生に指導して貰った通りに行う。さながら「検定」のようであった。
これに伴って、土日はベッドサイトでしかしていなかった自己導尿がトイレでもスタート。便器に座ってみると、カテーテルを入れなくても、タイミングによっては100~300ミリぐらいは出るようである。ただ、トイレに行くタイミングが難しくて空振りしたりパッドに出てしまっていたりということもある。指定された6時間ではパッドに出てしまっていることが多い。4~5時間で排尿プラス自己導尿で500~600ミリぐらい。尿漏れ防止のために、自己導尿以外の「自力」での排尿のタイミングや状態を暫く探っていく必要がある。まだ看護師さんのサポートが必要で、全部自分という訳にはいかないが、とりあえず紙オムツから紙パンツになった。これも一歩前進。

「庭走り」は続けている。昨日は40周(約3.6キロ)で53分30秒、今日は50分50秒。平日は時間が取りにくいがこまめに走っている。

これまで病室に迎えに来て貰っていたリハ室への移動は、自分1人でするようになった。自室に戻らなくても直接庭に行けるのは良くなったが、自己導尿とか排泄とかに結構時間を取られる。
身辺自立のためのリハなので、これは当然のことである。自己導尿は20分ぐらい。トイレに座り、排尿を試みるのも15分ぐらいかかる。お通じもトイレに座って、という形で座って力を入れるという練習もするとなると、1日のうちでリハ1コマでは終わらんぐらいのようにも思う。
昨日は初の「中2日」でお通じがある(但し前日下剤の浣腸+摘便)。これだと3日毎ということになるから、これぐらいのスパンでかつ他に「失敗」がなければ許容範囲である。車椅子で外に出て動くようになった効果なら嬉しいのだが、こればかりはまだ何とも云えん。

今日、K病院(神経内科)でお世話になった研修医のS先生がわざわざ病室に来られる。気遣いを非常に有り難く思う。1ヶ月ほどこちらで研修とのこと。

まだまだいろいろなことがあるのだろう。

第3コーナーから第4コーナー」なら残り直線勝負なのだが、残念ながらまだまだ1周目(1ヶ月目)という感じなのでとりあえず自分の状態を確認する、みたいな段階か。