きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

隔離される

2017-12-19 06:38:04 | 脊髄内血管腫との邂逅
今入院しているフロアでとある感染症が発生したのが先週末。で結構瞬く間に広がって食事の時にぽつぽつと空席が目立つようになった。ふぅーんという感じで見ていたが、感染拡大防止のためか、このフロア全員がリハ棟への出入りが駄目になり病棟のオープンスペースや廊下を使ってリハ(歩行訓練)をしたり、トイレを分けたり等して少なからず影響を受けていた。で、今日。

昼に「リハ庭」から帰って来たら、看護師さんより、リハ棟だけでなく全ての階への出入りが禁止になったと言われる。明日から暫く外に行けなくなるということで、かなりのショックを受ける。

で、ショックを受けて呆然となっていると病室に昼食が。
何でかなと思っていたら、別の看護師さんから、症状が治まって2日間までベッドサイトのみで生活するよう指示が。つまり病室から出られずフロア内も行き来できない。

ん?何で?

で、漸く自分の置かれている立場を理解する。
昨日のお通じ問題の余波をくらって、儂自身が「対象者」になっている。
確かにお通じの回数は結構あった。でもそれは前日の下剤のせいでは、と。
ただ、下剤のせいではと思うが、確かに確証はない。確証がない以上、そういう症状が出ている場合はそれと見なして対応する、ということだろう。だから文句も言えず従うのみ(しかしまあ、また今日下剤飲んで明日複数回出たらどうするんだエンドレスではないか)。

ベッドサイトから動けない状態は、前の病院以来である。自由が制約されるのは辛いがそれよりももっとショックなことが。
しかも午後からのリハはリハの先生方が「防護服」着てベッドサイトでかなり緩めのメニューのみ。トイレも看護師さんが「防護服」を着て、しかも指定された(対象者専用の)トイレへ。いわば儂に接する人全て完全防備。
外が走れないのも結構なショックだが、周りの医療関係者がみんなこういう感じになってしまうのもかなりのショックで。儂何か相当な悪いことしたみたいで。

今日の漕走は滅茶苦茶調子よかったんだが。
窓の外を見る。失った自由を思う(大袈裟な)。
スペース的に仕切っている訳ではないので厳密には隔離されている訳ではないが、気持ち的には充分隔離状態である。不便さや不自由さもさることながら、それを通り越してただただショックだったりする。

ということで関係の皆様、御面会は暫く御遠慮ください。