きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

団体戦とかチーム戦が苦手~40年経っても

2022-01-16 16:00:08 | 別に除けておきたいこと
今日の気温は昨日より高かったが、日差しがない分、外に出るのを躊躇して又もいつもより一時間遅れで自転車道へ。
途中の周回区間5キロは19分05秒、19分05秒、20分00秒。風が出てきた分下りで稼げず、上りでも消耗した。途中まで昨日より良かったが、貯金を吐き出した感じで、結局昨日と同じぐらいでフィニッシュ。それでも最後の1キロは4分少々。気持ちを切らさなかったのは良し。

帰ってから、女子駅伝を見る。
繋ぐって本当に凄いこと。
儂は、運動ができん人だったから、個人より団体競技で結構しんどい思いをしてきた。
体育の授業のサッカーやソフトボール、バレー、バスケ。「お前のせいで負けた」と何度言われたか。
今でもはっきり覚えているのは、中学校のときのある年の運動会のリレー。
男子は確か17人いて、紅白それぞれで2チーム作るという結構大胆な方針で。当然出ないのは儂。本当にクラス1遅かったから。
ところが、ウチのチームの選手が一人骨折したので話がややこしくなる。ウチのチームはとりあえず1位狙いでリレーチームを組んでいて、その速い方に入っていたヤツが骨を折ったから結構ややこしくなる。
当然ウチのチームは、メンバー構成からリセットして考える。速いチーム遅いチームの構成を一回崩して、ということ。それを相手チームがクレームつける。まあ、中学生といえど当然、それぐらいの知恵はある。この辺りはせめぎあい。
担任の裁定で、結局、儂、速いチームで走らざるを得なくなる。もう、本当に学校に行くのが嫌だったこの時期。
案の定体育の授業での練習でも全然駄目で、一度うまくかわしたと思ったら、相手チームから「走路妨害」のクレームがつけられたりと(この辺り、本当にガチ)。本人その気は全くなくて必死に走っているだけなのに、そういわれて本当にきつかった。
当日の本番。
一番手の友達が「離すから心配するなと」と3走とアンカーの2人も「大丈夫心配するな。抜くから」と(この順番も結構作戦立てて当初の予定とはがらりと変わっていて、それを相手に公開するしないでも小競り合いがあった気がする)。
結果は、僅差で振り切って予定通りの1位。
もう、今思い出しても涙が出るわ。
何か、駅伝見ると、涙腺が緩むのは仕方がないなあと思う。
いろいろな想いを「背負う」以前に、迷惑かけずにつなぐということに一生懸命にならざるを得ない人は多いと思う。
勉強関係のことでそんなに思うことはない(団体戦ないし)が、運動関係で苦い思いをしたことは40年経っても思い出す。
気持ちがあっても速くなるわけではない。チームの連中の「大丈夫」というコトバでどれだけ助けられたか。
運動できん人間にとって、団体戦は辛い思いでしかないのだが。

このリレーのことだけは、40年経った今でも宝物のように大事にしている。