1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

ザールランド・マンドリンオーケストラ東京公演

2008年03月26日 | Weblog
演奏会に行ってきました。

ザールランド・マンドリンオーケストラ東京公演
ルーテル市ヶ谷センター

【プログラム】
1部
クルト シュヴェーン / アーベントムジーク

ラファエレ カラーチェ / マンドリンとオーケストラの為の協奏曲第1番
           マンドリンソロ 望月 豪

2部
桑原康雄 / ノヴェンバーフェスト
久保田孝 / 舞踊風組曲第2番
桑原康雄 / 初秋の唄
アストル ピアソラ / リベルタンゴ

アンコール
シュターミッツの曲(タイトル忘れました)
シュヴェーン / アーベントムジークより1楽章


私が想像していたより、観客が多かったです。
9割がた埋まっていたような。
プレソのチラシを入れさせてもらいたかった・・・

メンバーは見た目わりと年齢層が高く(ドイツ人の年齢を推定するのは私には難しいので実は若いのかも?)、このような編成でした。

Mandolin 1  3
Mandolin 2  4
Mandola   2
Guitar    9
Bass Guitar 1
Double Bass 1

そして、指揮者。全部指揮有りでした。
ギターが多いです。
敢えてこういう編成なのか、マンドリン系の人が遠征に参加できなかっただけなのか、よくわかりません。

おもしろいことには、開演前に楽器はステージに置きっぱなしです。
手ぶらで入場。
そして楽章間のチューニングはほぼ(全くだったかも)無し。
曲間も、数人が少し確認している程度。
こうありたいものです。

音は、やはりカサモコでした。
シュヴェーンの曲は、ドイツの楽器の音がとても合ってると思いました。
片岡マンドリンアンサンブルで弾いたことがありますが、イメージが違った。

カラーチェのコンチェルトは、ピアノ伴奏を聴きなれているせいか、マンドリンオケバックはあまり合わない気がしました。どうなのかな。
オケがついてきてくれなくてソロが自由気ままには弾けないような・・・そんなもどかしさを感じました。
望月君はリサイタルに引き続きのステージで大活躍ですねー。
もしやドイツの人には、「少年」と思われてるんじゃないかしらん?

2部の初秋の唄はよかったです。
舞踊風はノリが今ひとつのような。これも今まで弾いたり聴いたりたくさんしたせいかもしれません。会場にいらした久保田先生はどのように思っていらしたでしょう。
ピアソラは・・・やらなくてもよかったような。
終曲(メイン?)のわりにはしっくりきていない気がしました。

アンコールのシュターミッツはとてもよかった。
こういうのがうまいんだなぁ。

今回の日本遠征は、各地でたくさん演奏会をしていらっしゃるようです。
海外に行くからにはそのくらい弾きたい、と私も思います。
去年のドイツ講習会に参加した門下生たちは、何人かのドイツメンバーと旧交を温めていました。いいな。

コメント (11)
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