1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

図書館で、楽譜

2009年01月21日 | Weblog
ル・グラン・マカーブルというオペラに出ます。
日本初演だそうです。

届いた楽譜はマンドリンのパート譜。
休符が延々続いた後に、突然fffffで2拍弾く、のような部分が多いんです。
それでなくても現代曲なので変拍子だし、テンポは揺れるし、他のパートや歌とどう絡むのかがさっぱり・・・

スコアを入手したいところですが、マンドリンの出番はほんの少ししかないのに買うのもためらわれます。
だいたいこのように特殊なスコアを売っているのか、売っていたとして値段はどのくらいなのか・・・

そんな風に考えていた私に、一筋の光が。

理論の先生が母校の図書館での閲覧を勧めてくれたんです。
蔵書を検索したらスコアがあったので取り置きをお願いし、芸大まで行ってきました。

芸大の中に入るのは初めてです。
まず門がどこにあるかわからず、奏楽堂や美術館の方を大回りして、足がくたびれた頃にやっと着きました。
カウンターでスコアを受け取って、さあコピー、コピー。
でもその前に提出する書類が3枚も・・・
管理が厳重なんですね。

パート譜を持っていかなかったので、自分が弾く部分を見つけるのに一苦労。
図書館のあとに急いで仕事に行かなければならず、じっくりチェックもできないままとにかくコピーしました。

これを機に、また利用したいと思います。
膨大な楽譜があそこにあると思うと、わくわくします。

図書館から駅まで猛スピードで歩きました。
レセプショニストの仕事を始めてから、私は歩くのがだいぶ早くなったと思います。
早歩きのおかげで仕事にも余裕で間に合いほっとしました。

さて、これからスコアを見ながらCDをよく聴かなければ。
オケ合わせは明日。
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スピーチと演奏

2009年01月21日 | Weblog
いよいよ大統領就任式ですね。
昨日のニュースで見た祝賀コンサート、あれをノーカットで見たいなぁ。
就任式の様子は全部中継されるようなので、録画します。
楽しみです。

一番の楽しみは、スピーチ。
アメリカ人は人前で話すのが本当にうまいですね。

アメリカのドラマが好きでよく見ています。
演説というほどでなくても、日常生活の中で、ごく普通にごく普通の人が、人の前できちんと話ができる。大人も子供も、です。
しかも、ユーモアも交え、かつ感動的なことを言うのがすごい。

アメリカでは(他の国もそうだろうと思う)、まず自分はこう思う、というしっかりした考えがあって、それを自分の言葉で説得力を持って表現できなければ、誰からも認められないんだと思います。
日本人みたいに、やたらと「・・・みたいな」や、「・・・な感じかなと思う」などの曖昧な物言いでは、一体どうなんだ、と詰め寄られるんじゃないかとと想像します。

それはさておき、オバマ氏の演説は魅力的です。
演説集のCD、買おうと思ってます。
就任式のスピーチ版も今月末に発売らしい。
こちらにしようかしら。

オバマ氏は戦略的にきちんと演説の仕方を習得しているし、有能なスピーチライターの存在も大きいと思います。
でも、例え立派な原稿があっても、心が伴ってなければ、内容は人の胸には訴えかけないことでしょう。

これは演奏も通じるところがあると思います。
どんなにいい曲をどんなに正確に演奏しても、技術だけでは伝わらない。
音楽を奏でるのは心。

四宮小学校の先生の言葉をまた思い出しました。
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