1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

エレガントな動作

2009年07月10日 | Weblog
レセプショニストのスキルアップ研修に行ってきました。
発声練習から始まって、「もぎり」と席の案内、内勤の注意点、そして言葉使いのチェック。

この仕事に就いて半年が経ち、だいぶ慣れてきたような気になっていました。
今日は、自分の行いを見直すいい機会になりました。

「もぎり」とは、ホールでチケットから半券を切り取ることです。
ミシン目からただ切り離しているだけのように見えますが、券面をチェックして切り取り、席までの簡単な動線を伝え、チケットをお客様の向きにお返しするる・・・等、一瞬のうちにやることがたくさんあるんです。しかもスピードも要求される。

それを一人一人実際にやって、指導者から問題点を指摘され、修正して再度実践。
私のときは、「シルベスさんのもぎり方はなんだか乱暴に見えますね。もっとエレガントにしてください」とのお言葉が・・・。

自分が演奏会に客として行く時は、係員の動作はほとんど気にしていませんでした。
扉の開け方ひとつとってもたくさんの決まりごとがあるんです。
基本は押さえて、でもその上で臨機応変な対応をしなければならない。
必要とされる情報を的確にわかりやすく、しかも感じよくお伝えすることなど、日常生活においても役に立ちます。

普段と違う環境に身を置くことも、人の目を意識しながらあちこちに心を配って数時間過ごすことも、自分にとっては大切なひとときだと思っています。
これからはエレガントな動作を心掛けます。
コメント (2)
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