1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

不吉で油断がならない

2009年09月27日 | Weblog
昨日、やもりの話を書いたところ、偶然今日の産経抄の出だしも、やもりのことでした。

庄野潤三氏の『舞踏』の書き出し。
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「家庭の危機というものは、台所の天窓にへばりついている守宮(やもり)のようなものだ」
それは「何時からと云うことなしに、そこにいる。その姿は不吉で油断がならない」ものである。しかし、家屋の調度品の一つであるかの如くいるので、ついその存在に馴れてしまうというのだ。「だれだっていやなものは見ないでいようとするもの」だからでもある
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ずいぶん嫌われてしまったものです。
やもり、かわいいのに。
少なくても我が家では不吉とは思ってません。
それは別として、『舞踏』は読んでみたいな。

また昨日の続編ですが、我が家ならではの呼び方、もうひとつありました。

・オヤマダ
電話台のことです。
食品棚の上に電話(複合機)を乗せて使っています。
引越す時に、家具をかなり買い替えました。
その際、かなり頻繁に通った家具のショールームで、いつも担当してくれた人がいました。
こんなに感じのいい人がいるなんて、と思うような好青年(言い方が古い?)で、我が家の人気者でした。
電話台は、つけたしのようにこれだけ買いに行きました。この日はその担当者が別のお客の応対中で、代わりに連れてこられたのがオヤマダさんでした。
いつもの彼と比べると接客が今イチ(高いものを買わせようとする感じ)で、がっかりしました。でも電話台はとても必要だったので、買うには買いました。
いつもこの店での買い物はとても楽しかったのに、最後に残念な気分になったんです。
以来、電話台のことをオヤマダと呼ぶようになりました。
オヤマダの中には、缶詰や乾きもの、ストックバッグなどを入れてます。

そういえば、うちの複合機、黒インクが出なくなってしまいました。
まだ買ったばっかりなのにー。

コメント
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