1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

サティを聴きながら詩集を読む午後

2020年04月20日 | Weblog
雨の月曜日。
心がざわつくニュースばかりのテレビを消して、ひとりの時間を楽しみました。

家族の在宅勤務が多くなり、今まで隙間時間に楽しんでいた「家にひとり」がほぼなくなっています。
さいわい、それぞれ自宅内に仕事スペースがあるので常に視界に入って困る(?)わけではありません。
でも本当にひとりなのとは違うんですよね。もちろんそれはお互いさまですけど。

読んだ本はこちら。


ブログを通じて知り合いになったnonさんが出版された詩集「金ぼたるセレナーデ」です。
nonさんとまだ面識はないんですが、マンドリンという共通項でネット上でやり取りをさせていただくようになりました。

やっと完成した私のCDをお送りしたところ、素敵な詩集をいただきました。
表紙はnonさんの絵。
nonさんは楽器だけでなく、絵も詩も手芸もされるそうでなんと多才なんでしょう。

収録されている詩のいくつかは新聞や中学の教科書に取り上げられているとのこと。
表紙の絵は芦屋市展入選だそうです。わぁ。

当たり前のように過ぎていく毎日の、こまかな季節のうつろいや、ふとした心のさざなみを、丁寧に言葉にされています。
自分では気づかなかったことをそっと教えてもらったような、そんな感じ。
時々出てくる息子さんとの西の言葉(関西弁、と言うのは関西の方は抵抗あると聞いたことがあるのでこんな表現)のやり取りが楽しい。

本を出版すると決めてから完成まで、とても大変だったであろうということを身を持って感じます。
nonさんも同様に私のCD制作について経験者として見守ってくださっていました。
そんな新しい共通項ができたこともうれしいです。

詩集はいただいた日に拝読したんですが、環境を整えて今日改めてじっくりと。
そういう時間が持ててよかったです。

サティのCDはこちら。

アンサンブルアメデオのメンバーだったとき(遠い昔)ゲストで共演させていただいた小川典子さんです。そういえば、昨年プレソ演奏会の打ち上げで偶然再会したんでした。

今年もアメデオの演奏会にご出演で、そのご縁でサイン入りCDを手にすることができました。

典子さんがアメデオのみなさんに向けたお知らせで
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「1890年製エラールピアノ(フランスの古楽器)で弾くサティ」は、
英国ではチャートに登るほど良く出た1枚だったので、
もしアメデオの皆さんでご希望があれば、サインしたものをご用意したいと思います。

エリック・サティのピアノ曲集1 1890年製エラールピアノ使用
ジムノペディ、グノシェンヌ、ピカデリー、ジェテブなど、
サティピアノ作品の代表作が満載・英国で数あるサティ録音のなかで
ダントツに良く出ました。

また、BBCミュージックマガジン誌3月号で、私のことを特集した
4ページ記事が掲載される予定です。
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ということでしたので、私も厚かましく購入を希望したんでした。
「ダントツに良く出ました」
なんて一生に一度でいいから言ってみたい・・・。

エラールピアノが何かもわからない私ですが、ステージで圧倒的な存在感がある典子さん、CDももちろん素敵です。
コメント (2)
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