最近、教室の運営が安定しています。
曜日によって偏りがありますが、なんとかやっていける程度のことです。
レッスンの内容や進め方は、生徒それぞれに合わせて考えています。
でもそれが理解してもらえない場合もあります。
生徒の希望を全て取り入れて、こちらの考えは捨てる
むしろこうしたほうが講師側は楽かもしれません。
今後の成長や、壁に当たって困らないようにとあれこれ工夫する必要もない。
以前、他の指導者の教室から移籍してきた方が、「先生が厳しくて、教則本を何度もやらされて2巻に進めないからレッスンをやめた」と言っていたことがあります。
先生の考えは、1巻ができていないのに2巻は無理、ということだと思います。
その「できた」「できない」の感覚が、生徒側と指導者側で差が大きいのかもしれません。
パーフェクトにできなくても先に進んでいく過程でできるようになることと、肝心なことが理解できていなければその先は無理、という場合があります。
そこを説明してもわからない人もいるし、弾けなくても教則本を終わったことにすれば気が済む人もいる。
難しいです。
マンツーマンのレッスンでは、結局のところ人間の相性の問題なのかもしれません。
生徒の立場なら、合わなければ別の指導者を探せばいいですね。
いつか理想の人に出会えることと思います。
この前、End of a dayを聴いて涙が溢れました。