1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

少し真面目な話&今日のあんこ

2023年03月06日 | Weblog

今日のオンラインレッスンの時に、

マンドリンを始めたきっかけ
マンドリンを仕事にしようと思ったのはいつか

という話題になりました。

私がマンドリンを始めたのは高校の部活です。
中学の頃は剣道部に入っていて、高校でも続けるつもりで入部しました。
姉のアドバイスで春休みから練習に参加していました。
今考えればそれがよくなかったのかもしれません。
意外にも女子の部員が少なく、同じ学年の人も入部してきませんでした。
このままだと試合にも出られそうもない。
1学年上の先輩はやたらと怖く、道場以外の場所で精神的に追い詰められました。
激しい練習で体力も続かず、結局仮入部の段階で終わりにしました。

部活は全入制だったので、どこに入るか考えた時に新入生歓迎会で素敵な音色が印象に残っていたマンドリン部が候補に。
音楽系は数多くありましたが、吹奏楽や合唱は中学からやっている人がいるので、物珍しいマンドリンなら全員同じスタートラインというのも決め手でした。

部活は一生懸命楽しくやって卒業しました。
大学のクラブと社会人(設立当時は大学生だけ)団体にも入りました。
その後、片岡マンドリン研究所に入門。
もっと上手になりたいとは思っていましたが、自分がそれを職業にできるとは思いもつかず。
一般企業に就職して、結婚して、子どもを持ってからも、ただずっとレッスンは続けていました。

レッスンの時に、仕事(確かこの時考えていたのは夜間診療の受付)を始めようかと思っているということを先生に話したら、マンドリンで収入を得ることを考えなさいと言われたんです。
思ってもないことだったのでとても驚きました。
先生がおっしゃるには、私は器用ではないので教えることに向いている(できない人の気持ちがわかるから)と。
その後、先生の出張レッスンに助手として参加させていただき、現場でいろいろなことを教えていただきました。
先生が背中を押してくださったおかげで、こうして独立して教室を運営できています。

今でも、自分が先生と呼ばれていることが不思議な気持ちです。
生徒がいるおかげで、怠けがちな自分も弾くことをがんばっていられます。
超絶技巧の曲は苦手ですが、人と接することには適性があったのかもしれません。

レッスン終わって、今日のあんこ。

お彼岸にはまだ早いですが、おはぎです。
照明のせいで色合いが変な感じですかね。
生協から今日冷凍で届いたんですが、冷凍庫がいっぱいなので早速食べました。
おいしかった。
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自分と共通点が多い「親のトリセツ」

2023年03月05日 | Weblog
カータンの新著「親のトリセツ」が届きました

(画像はカータンHPより)


姉妹で両親の介護をしていたこと、父親がホームに入所してからの生活、ターミネルケア、葬儀・・・。
コロナで面会がままならなくなってから、父を病院に連れて行く時が唯一ゆっくり家族で過ごせる時間でした。
その日をカータン姉妹がとても楽しみにしている様子が自分たちと同じで、あの頃のことを懐かしく思い出します。

ホームから看取り期と言われたあと電話が鳴るのが怖かったこと、亡くなったあとにホームから出る時の様子、
スタッフのみなさんが安置室から廊下、エントランスに並んで見送ってくださったのも同じでした。
ああ、悲しくなってきた。

カータンとの違いは、我が家の場合母が先に亡くなっていることです。
それと、お父さんが亡くなったあとカータンのお姉さんが亡くなったこと。
カータンはお姉さんのことを「介護の戦友」と書いていて、自分たちの老後は2人で台湾(子供の頃住んでいた)に行ったり、おいしいものを食べ歩いたりするのを楽しみにしていたのに、それができなくなってしまった。

私の姉も体調を崩しているので前のように会えないし、不安でさみしいです。
来月は父の一周忌。
お彼岸のお墓参りは私が代表で行ってこよう。


話変わりますが、他の人のブログを読むときにカテゴリーがあるととても助かることに気付きました。
というわけでふたつカテゴリーを増やして少し整理してみました。
書いてしまったものを遡って分類するのも面倒なので、これからは投稿する前になんらかのカテゴリーを決めたらよさそう。
でも大半がたわいのない日常のことなので、まぁいいか・・・
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ひな祭り&今日のあんこ

2023年03月03日 | Weblog

3月3日、やっとお雛様を出しました。
当日じゃないか・・・
立春の頃から気にはなっているんですよ。
それなのに気付けば当日。
せっかくなので当分飾っておきます。
来年こそはなんとかしたいです。

こちらは昨日買った桃の花


スケジュール管理を徹底するために、家族にもスケジュール帳を確認してもらうようにしました。
昨日の夜は娘に、今朝は主人に。
もう自分はあてにならないので仕方ない。

仕事無し、ということをよく確認してのんびり過ごしました。
今日のあんこは、重慶飯店の番餅

棒状になった月餅のようなものです。
ごまあん、大好き。
この前買った金萱茶によく合います。
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産経新聞にマンドリンの記事

2023年03月02日 | Weblog


縦長でうまく写せなかったんですが(しかも変な折り目もあってすみません)、大きな扱いでした。

人生100年時代の楽器!?「マンドリン」

というタイトル。
92歳の今も現役で活躍中の竹内郁子先生の記事です。
大御所でもカルチャーのレッスンをご自分でやっている。
それもたくさんのクラスを持って、午前、午後、夜間、と移動しているそうです。
すごいですね。
だからといって、マンドリンが人生100年時代の楽器というのはどうかと思うけれど。

20年くらい前に東京マンドリンアンサンブルの演奏会に行ったことがあります。
ロビーに並んだスタンド花の多さに驚きました。
ステージでも先生はお1人だけ華やかな衣装でトップ席に座っていました。

比留間絹子門下として片岡先生の姉弟子だった竹内先生。
片岡先生は生徒と一緒に演奏する時、目立つ場所には行きません。
ヴィヴァルディの2台のマンドリンのためのコンチェルトの本番を私がお願いした時も、「セカンドマンドリンならやるから、ファーストは森さんが弾きなさい」と言って引き受けてくださったのも懐かしい思い出です。

演奏も活躍のスタイルもお若い頃から違っていたんだと思います。
それがそのまま現在も続いているような感じなのかな。
新聞記事を読みながら、いろいろ考えました。

今日はまたやらかしました。
つい先日3月の目標を立てたばかりなのに。
本当にがっかりです。
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