目白ずいている昨今。
用事があったついでに目白を散策していると、アンティーク・ショップ「LUNCO」にぶつかってしまいました。
このお店のことは当然、知ってはいたのですが、アンティークはもう卒業?(というほど着ていませんが)、わざわざ訪ねることはありませんでした。
いいお店があるな、と覗いてみたら「LUNCO」だったのです。
目白駅からこんなに近い所にあるなんて。
簪か帯留でも買おうかなあと、店内を見ていると、
目に入ったのは可愛いお花の帯。
お店はこんなイメージ。
「わあ、可愛いなあ。でも赤が入っているので、もう無理だわ~~」
「60代に向かおうとしている50代には、スルーしかないでしょう」
そう言い聞かせているところに、青ベースのパンジーの帯が目に飛び込んできました。
瑠璃色は、マイカラーでもあります。
グレーの紬に合う、明るい色の帯が欲しいけど、でもなあ、と迷っていたところに
ご主人のLUNCOさんが登場。
「~~この帯は、こんなきものに合う、こういう色にも合うわよ」と、すごい迫力。
きものに対する並々ならぬ熱意には脱帽するしかありません。
だからというわけでもありませんが、購入したのがこちらです。
で、早速、置きコーディをしてみました。
グレーの紬に瑠璃色の帯揚げ。
一緒に買った道明。
ちょっとおとなしいですね。
梅の訪問着と同系色コーディ。
市松の帯揚げでモダンさを出しました。
一番私らしい、かな。
「中にグリーンが入っているから、カーキ色にも合うわよ。やってみて」と
LUNCOさんが仰っていたのを思い出して~~、
カーキ色の色無地に紺色の帯締め。
紫苑とベージュのツートン帯揚げ。
岡重の帯揚げで少し重さをプラス。
実際に着てみると、どうなんでしょう。
個性的なコーディで、着こなせるかどうか。
今度試してみます。
「~~私のお店は若い人が多いと思われているけど、年配の方も多いんですよ」とLUNCOさま。
確かに渋い大島などの紬に、こういう明るく、きれい色の帯を合わせると、
弾むような気持ちになるだろうな、と思ったことでした。
一緒に買った、珍しい組みの道明とサービスしてくださった帯締め。
目白界隈、「花想容」「花邑」「LUNCO」と、それぞれのテイストを持った
お店があり、目白きもの村とも呼ばれているそうです。
機会があれば、ぜひお出かけください。
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